翔太のソレはヒクヒクと動き、照が次に何をするのか期待と不安を待っているようだった。
「翔太、大好きだよ」
「俺も……好き……大好き」
翔太の好きという言葉に背中を押されて照はようやく腰を進める。
丁寧に準備しても、まだ経験の浅い身体はきゅうっと狭くて。照は慎重に少しずつ奥へと進めていった。
「……っ……翔太……」
「……んっ……ゆっくり。いい……」
浅く、少しずつ、何度も探るように動く。
ぎこちなさは残るけれど、そのぶんお互いの表情を確かめ合う余裕があった。
「痛くない?」
「……ない////」
「……ほんとに?」
「ほんと。……ひかるは?」
「気持ちいい……////」
2人して赤くなりながら、それでも照の動きは次第に迷いを減らしていく。重なった体温は徐々に熱を増して、声を堪える余裕もなくなる。
「あ、あ、んぁ♡」
「翔太、翔太、翔太」
「ひ、ひかる、んん!」
「……翔太、俺、もう……」
「……っ……うん、ぁあっ♡……」
同じタイミングで絶頂を迎える。震える体を抱きしめ合いながら、熱と余韻の中でしばらく動けなかった。
やがて、ゆっくり離れると翔太が顔を寄せて囁く。
「……照、かっこよかったよ。真剣な顔してた」
「……悪いかよ」
「全然。……むしろ、好きかも」
からかうように笑いながらも、目を離さない翔太。
その目を見つめ返すと照はもう一度小さく唇を重ねた。
シャワーを浴びてしばらくして冷静になった翔太は汗を拭いながら、
「……ねぇ照、声でかいの禁止ね。」
「え、俺?お前の方が声出してただろ。」
「うっ……!そ、それはお前が……っ!」
言い返せずに枕で顔を隠す翔太。照はニヤニヤしながらその枕を奪い取り、頭をぽんぽん叩く。
「ゔん!」
翔太が唸って枕をひっぱった瞬間、照が押さえ込み2人とも壁にぶつかる。
そのまま笑い転げながらじゃれ合っていると
ドンッ!!!
二人は一瞬固まり、顔を見合わせる。
気まずさに耐えきれず、同時に吹き出して笑う。
「「……やべぇ。」」
コメント
4件
ふふふ〜ラブラブでまだまだ青くて可愛いです〜🤭
この二人のセンシティブでごはん8杯はイケる。 美味しかった、ありがとうありがとう💛💙