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2 - コテージに着きました。

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2023年09月04日

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K「広いなあ!!」



あろまの運転でコテージに到着した。着いて早々に荷物を開けて自分のベッドを確保するきっくん。それにつられて他のメンバーもベッドに荷物を置く。

選んだコテージは2階建てで、設備も色々整っている。上は暑いからと、きっくんとFBは1階を選んだ。消去法で俺とあろまが2階になってしまった。俺もあろまも特に文句を言うこともないけどな。

正直俺はどこだって寝られる。



K「火起こしするかー」

F「道具はあろま持ってきてんだろ?」

A「あるよ」

E「アウトドア派は違うねぇ」



キャンプに慣れてるあろまが火起こし担当のようだ。その間FBたちは食材をもらいに管理棟まで行こうとしていた。何かあるといけないからと、俺は火起こしチームに強引に入れられた。

火なんて起こしたことねぇのに…















E「きっくんテンション上がってたな」

A「そりゃこんな良いところ泊まるんだからテンション上がるべ。お前は違うのかよ?」

E「いや、俺ももちろん楽しみだよ」

A「にしては顔に出さないな」



お前もだろ、と言いたいのを我慢して、あろまの準備を横目で見ていた。



E「これ、初めて見るんだけど」

A「これね、スウェーデントーチ」

E「へぇ…」

A「木を組まなくていいから楽なんだよ。冬場は特にこっちのがいい」

E「詳しいんだな」

A「1人キャンプしてるし」



こいつは気づいたら一人で旅行している。温泉に行ったりキャンプに行ったり。一人が楽なんだって前に言っていた気がする。



E「寂しくない?」

A「全然」



俺との会話をしながらも慣れた手付きで準備している。俺もなにか手伝えることはないかと考えていた。

それにしても暑い。まだ猛暑ではないものの、夏だからか山でも汗はかくくらいだ。あろまも額に汗を滲ませながら作業をしている。

ふと、さっき冷蔵庫に入れておいたアイスリングを思い出した。タオルとともにそれを持ってあろまのもとへ向かう。



E「あろま、これ」



そう言ってタオルとリングを渡す。



A「あ…こんなの持ってきてたんだ」

E「暑いと思ってさ、タオルもあるから汗拭いたら?」

A「さんきゅ」



俺もなにか手伝おうか、というと、特に何もしなくていいとあしらわれてしまった。それでもあろまの隣に立ちながら、その様子を俺は見ていた。

数十分して、きっくんとFBが帰ってきた。両手にたくさんの袋を抱えてFBは嬉しそうだ。きっと食材がたくさん入っているんだろうな、顔が綻んでいる。

いつの間にかできていたバーベキューのグリルの横に椅子を置いていくあろま。

…流石にそれは手伝った。







To Be Continued…

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