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コメント
2件
はじめまして鈴木.です
突然ですが
藤澤(さん)総受けが少ねぇと思いませんか?
(※個人の意見です)
だから自分で書いてやろうかと思って。
完全自己満足,
書くの初めてなのであったかーい目で
最後まで読んでくれたら嬉しいです
あと続編出すと思います気分で。
多分今回含め長いです
Ryoka side
「うーん…なんか微妙〜…」
僕は藤澤涼架
今度公開される新曲のピアノが
どうにもしっくり来ない
「今月は練習時間あんまり無いからなぁ…」
「部屋嫌いになってきた!
飲み物買いに行こ〜」
悩みに悩んでずっと座っていたからか
腰がすっごく痛い…
靴を履いて玄関のドアを開けた
「ぇ,嘘もう朝!?」
昨日は晩御飯を食べてから少しだけ
練習したつもりだったんだけど,
いつの間にか朝になってた…
とは言ってもまだ太陽は昇ってない
まだ薄暗くて誰も居ない道を
淡々と歩くのは少し気が楽に感じるんだよね
「あった,!」
僕が大好きなコーラ。
飲むと元気が出て集中できる優れもの!
ガシャン…
「今はまだ飲んじゃダメ…
家に帰ってから…」
コーラを片手にまた,淡々と歩き出す。
さっきより足が軽い様な気がする
mtk side
「また眠れなかった〜…」
最近,じゃなくてだいぶ前から不眠症。
日が昇るのを見るのはもう飽きた
涼ちゃんが居てくれれば眠れるんだけどなぁ
「涼ちゃん流石にまだ寝てるよね,」
眠れない日が続き, 涼ちゃんに対して強い想いが重なっていく。
「行っても良いかな,」
行っても無駄って分かってるのに,
足が言う事を聞いてくれない
見慣れた道。慣れてしまった夜明けの薄暗さ。
その全てが自分を安定させる。
時々吹くそよ風が横切ってまた安堵の息をつく
ふらついた足で涼ちゃんの家に着いた。
でもせっかく寝てるのに起こすのは
罪悪感あるし,
ここでじっとしてるのも気味が悪いだろうし
考えた結果,帰ることにしようと思う。
自分勝手な考えで人を 巻き込んじゃダメだよね
「何してるの?」
「え?」
Ryoka side
「何してるの?」
無意識に声を掛けていた
元貴は,なんでここにいるの?
とでも言いたそうな表情で硬直している
「なんでここにいるの,?」
あ,思った通りだ
「ピアノの練習してたらいつの間にか
朝になっちゃって、飲み物でも買いに
行こうかなって」
「…涼ちゃんらしいね笑」
どこか無理して笑っている元貴を見ればすぐに分かる。また眠れなかったんだ
「笑…家入って,眠れなかったんでしょ?」
「なんで知って……いいの,?」
「もちろん笑」
「じゃあ,お邪魔します…」
綺麗に靴を並べ 真っ直ぐリビングへ足を運び元貴はソファーに腰を落とす
「お茶用意するね」
「うん」
目を擦りながら弱く返事をする元貴は
どことなく小さな子供に見える
自分だけコーラを飲むのは気が引けるから
コップを2つ用意して冷えた麦茶を注ぐ。
一口先に飲むと冷た過ぎて頭がキンキンと痛くなる
「こんなの元貴に飲ませるなんて,」
慌てながらお茶は一旦置いて
棚からココアの粉を取り出す。
「ココア飲めばちょっとくらい眠くなるな,? 」
そう独り言を言いながら作り方を元に
粉を入れたあとお湯を注ぎ入れる
あっという間にココアの良い香りが
周りに広がる
「買っておいてよかったなぁ」
零さないように元貴が居るリビングに持って行く
「ん…ココア?」
マグカップを渡すなり不思議そうに聞いてくる
「お茶入れたんだけどあまりにも冷た過ぎて…それに今の元貴にはちょうど良いかな〜と思って…笑」
「…そうなんだ,ありがと。」
元貴は少し照れながら受け取り,すぐさま口に流し込む。
「あ”づい…」
「そりゃそうだよ笑」
涙目の元貴を前にすると
やっぱり子供だなぁと 思っちゃう。
「でもちょっと眠くなったかも。
ほんのちょっと。」
「ちょっとだけかぁ…」
「ねぇ。 」
「ん〜?」
「暇。」
「えぇ〜?笑」
ほんとに子供みたい。弱々しくて猫舌で
その上わがまま。
「何かしたい事ある?眠くなるまで付き合うよ?笑」
「…じゃあ, 涼ちゃんを 食べたい」
「へ,?」
最後まで読んでくれたそこの貴方🫵︎
𝘛𝘩𝘢𝘯𝘬 𝘺𝘰𝘶︎︎
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡200