rt side
初めて喋ってその日に一緒に帰って、と少し早歩き気味に仲を深めていった。
その日を境に俺とテツはよく話す仲になった。
「テツ〜!!おはよ〜!!」
『おはよう!リトくん!!』
ずっと話してて気づいた。
こいつ仲良くなったらとことん仲良くなるタイプだ。
『リトくん?』
「ん〜?」
『いや、ぼーっとしてたから、?』
「wwwそんなことかよ!w」
『そんなことって何だよ!!!w』
もっとイッテツと仲良くなりたい。もっと喋りたい。
こんなことただの”友達”いや、ほぼ知り合ったばっかりの友達に言えるわけない。
tt side
今日リトくんの様子がおかしい
なんか寂しいな、、
…..???寂しいって何?!?!恋する乙女みたいなこと何思ってんの?!?!え?え?ゑ?
まぁ確かにリトくんモテそうだけど!!!!!おかしくないっ?!?!リトくんモテそうだけど!!!!!!
そんなことを思ったけど一旦打ち切り。こんなこと考えたらキリがないや!!!!!
『リトくん。元気になってね?』
「、、、???俺は元気だけど??」
『、、、えっ?!?!声に出てた?!?!』
「うん!バッチリ!!」
『まじかヨォ、、。まぁ、リトくん地味に落ち込んでそうな感じが出てたから、。』
「それで心配してくれたんだ〜??イッテツくんは。」
『ニヤニヤすんなよぉぉぉ!!!』
「wwwwww」
HRの時間を知らせる鐘が鳴る。
もっとリトくんと話していたい。
僕のそんな思いはHRの先生の喋り声に少しずつ消えていった。
2話 もっと喋りたい、なんて。 終
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