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「ま、摩理之介君!!」
私は胸に手を置いて、深呼吸をし、聞く。
「あの……摩理之介君と私って、前にあったことある…?」
「えっ?う〜ん……分かんない」
摩理之介君はふにゃりとわらう。
「そっかぁ……良かったぁ…」
とか言う、妄想は置いといて………
無理じゃない!?声かけるの!
私、重度の人見知り&陰キャなのに、こ、ここここ告白してきた相手に自分から声をかけるなんて!!!
無理だよ!?
私は、自分の席から摩理之介君に喋りかけるタイミングを見計らっている。
…………う〜ん…………まだ人が周りにいる…!!
あっ!離れていった!と思ったら、他の人が…………
う〜ん………これじゃ、まず私の問題よりも、摩理之介君の人気度の問題じゃないか??
今日は声をかけるの諦めよ………
と、…私がべるさんの方へと歩きに行こうとすると
ガシッ
誰かに肘を掴まれた……。
私は、恐る恐る、後ろを見る……。と……。
金髪、三つ編み陽キャのーー摩理之介君が!私の肘を掴んでるぅぅぅぅ!!!
あっ、あっ!!!頭真っ白になってきた……!!!
そう言えば、摩理之介君と昔私会ったことあるっけ?とか言う気だったけど…………摩理之介君何て金髪だよね!?あの夢の人は黒髪だった……!!これ、絶対に違うよねぇぇぇぇ!!??
「ねぇ、ななっし〜さん。俺の方良く見てるけどどうしたの?」
摩理之介君がニヤリと笑う。
ギャァァァァァァァ!!!!!
さもくんがべるさん助けてぇぇぇぇぇぇぇ!!??
私は、助けを求めようと、教室中を見回す。
だけど、みんな他の子達とのお喋りでこっちに気づく気配全くナシッ!!
けど、1人オレンジ髪の男の子が、私の方を見て、一瞬席を立ち上がりかけた。けど……すぐにそっぽを向いて座った。
オレンジ髪の少年ーーさもくんだ。
…………私がさもくんに酷いことを言ったせい……だよね
なんか、悲しくなっちゃった……。
「ななっし〜さ〜ん?告白の返事、決まりました?」
摩理之介君が笑う。
「あっ、、、えっ、えっと………………ご、ごめんなさい…!」
私は、全力で断った!が……
「まだ分かんないか〜。じゃあ、またいつかね」
摩理之介君は間違った解釈をしちゃったらしい…。
………いや、それは良いけどっ!摩理之介君の事聞かなきゃじゃん!!
もう、告白してきた相手だからとか関係ない!!
「ま、摩理之介君!!」
私は、摩理之介君の制服の裾を掴んで聞いた
「私たちって過去に会ったことあるっけ?」
私の声は少しかすれたが………まぁ聞こえたならいいよね理論だ。
…………これで、会ったことないって言ってくれれば…さもくんと関係ないことになる。ただ、私が見ちゃうだけで。
「…………………………知らね」
摩理之介君は少し俯いて言った。そして、…じゃね〜と言って、他の人達の会話に混じっていった。
………………なんか、さっきの反応、図星を指されたみたいな………事件で言う犯人みたいな顔が見えた気がする…。
これ…………………やっぱり摩理之介君とさもくん、何か関係がある…?
わ、分かんないけど………
私の感はなぜか当たっている気がする。