テラーノベル
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van×rdo R-18
前回の続き、本番あり
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「んー…パトロール行くかぁ、?」
暖かい日差しが差し込むロスサントス現在14:00。事件も少なく手持ち無沙汰なのでパトロールに出かけるらだお。青いバイクを吹かして発進する。
「らだおさん」
こ、この声は…
聞き馴染みのある、…いや、最近は聞かないようにしていた独特な低音ボイス。前のことがチラつきながら振り向くと黒い車が止まっていた。
「久しぶりですね、寂しかったですよ?」
「ヴァンさん…、」
「おや、嫌そうな声色ですね、どうかされました?」
それはそれは愉快そうに笑みを浮かべたヴァンダーマー。らだおが前の件を境に自分を意識し始めていることを嬉しがっているようにも見れる。らだおは頭を少し振りいつも通り振舞った。
「別に、嫌とかじゃないですよ〜。少し暑くてそういう声になっちゃっただけというか、…。」
「…らだおさん」
「…はい?」
「少しこちらへ」
ヴァンダーマーに手招きをされ少し近づく。半分まで下がっていた窓を全開にして全体を覗かせた。
「前に言ったこと、分かりましたか?」
「…わか、んないっすね〜」
「ほう、」
「私がどうでも思わない人にあんなこと、すると思うんですか?」
「っ、…そ、れは…」
「この場で、もう一度してもいいんですよ」
そんな事を言われて固まるらだお。じわじわと首から耳、顔にかけて熱が集中し始める。その隙にヴァンダーマーはさらけ出た赤い首筋に唇を寄せた。
「へっ?!?!」
「おや、可愛い反応だ。その面の下はどうなっているんだろうな」
「儂は君を好いている。君はどうだ、らだおくん?」
「ぁ、ぅ……ッ」
ヴァンダーマーは戸惑うらだおの腕を掴んだ。
「言わないなら、このままだぞ?」
「ぅ”〜〜~…」
「嫌じゃ、ないって…思っちゃったんです……」
俯いて、消え入りそうな声で呟くらだお。ヴァンダーマーはすっと掴んでいた腕を下ろしてらだおのヘルメットを外した。それにらだおは、抵抗しなかった。
「わ、かんないんすよ…でも。あのキスも、今のも、別に、嫌じゃないです…」
「…じゃぁ、力二や他の人にされても嫌じゃないか?」
「それは、なんか嫌っすね、きもい…」
「なら、君も儂と同じ気持ちなんじゃないのか?」
「儂は君が好きだ。君以外にキスはしたくないし、まず好意を露骨に見せない。」
「そしてらだおくんは、儂以外のキスは嫌なんだろう?」
傍から見れば親に諭される子のように見えてくる。らだおは確かに、と頭を少し縦に降り、納得したようにヴァンダーマーを見つめた。
「よりによってヴァンさんを好きに…」
「どういう意味だ?」
「んや、だって、」
「せっかく好きってわかったのに、ギャングと警察っすよ…?」
少し寂しそうな顔をして言う。ヘルメットを被っていないからか、いつもより表情がわかる。それ故か、何かグッとくるもの感じ取るヴァンダーマー。そして感情に任せ、らだおの後頭部に手を置き顔を寄せた。
「んッ、..!」
「ん…、」
「んッ、ん..ぁ..、」
ずっと見たかった彼のキスしている表情。キスに蕩けて頬を染め、ただ前より違うのはヴァンダーマーを見つめる瞳。溺れた瞳で見つめて舌を離した。
「はぁッ、はッ…」
「ふ、君は、なんて顔をするんだ…。」
「今日は、夜まで一緒に居ようか。」
「は、ぃ… 」
らだおは自分のバイクをインパウンドし、ヴァンダーマーの助手席に乗り込んだ。
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本番途中から
「ぁ”あッ、♡♡ゔぁ、さッ♡ん”あ”ッぁ♡」
「随分と気持ちよさそうだな、手前がいいか?」
腰を浅めに動かしお腹側を小突く。目一杯解されどこもかしこも感じるようになった身体には、抗えない快楽だ。
「ひ”ッぁッ〜~♡♡”おなか”ッ”だめッぇ”♡」
「なら奥か?」
「お”ッくも、ッ♡♡はぁヒュッ♡や”ぁ”ッ〜~”♡♡”」
シーツを握り締め身体を仰け反らせながら白濁した液体を吐き出した。律動でパサパサと綺麗な青髪が揺れ、生理的な涙を散らす。
ヴァンダーマーはらだおの手を取り指を絡めた。それに応えるようにキツく手を握る。
「ヴァンさっ”!♡ゔぁっさぁ”ッ♡♡も”ッ、むり”♡も”ッ、でちゃッ♡♡ 」
「いいよ、らだおくん。出してしまおう?♡」
一際大きな声を上げ、喉元を晒して果てる。それを愛おしげに見つめて自身も果てる。
まだ息の整わぬ彼の顎を掬ってやさしいキスを繰り返した。
「ヴァン、さ…ッ」
「…なんだ?」
優しい声で応える。
「好きです、警察、だけど、…大好きです。」
「…私もだよ、らだおくん。」
___「君が欲しい」___
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