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「元幹部の最後」
私は毎日携帯を見続ける
連絡がいつ来てもいいように
電話が来て元気な姿を見たかった
あの人のことだ。絶対そのうち「すまねぇ…忙しくて連絡出来なかった」とそう来るのを待っている
来るわけがない
そんなの頭ではわかってるのに心のどこかでそう思う。それは何故か、…あの人は私に言ったんだ
「アンタを殺して死に顔を拝んでから逝く、それか可能ならあんたが望んだ死に方をしてやってもいい。でも絶対置いて行くなんていう真似はしねぇから」
そう、だから…日々TVで流れるニュースは嘘だし近所の人の噂話は嘘である…組織はきっと態とそういう風にして死んだことにしておこうというつもりだ
そうに違いない
「なら何故、このニュース流れる時、組織元幹部である貴方の情報は流れない。何故連絡が来ない、何故ですかね」
誰かが私に語り掛ける
後ろを振り返れば組織幹部のひとりが立っていた
安心した、きっと…御迎えだ
“ 公安警察 ××× “
あれ、???????じゃなくて×××?
私は全て悟る
相手は全て終わらせに来たんだ、あぁ…皆本当に死んだり捕まって死刑になったり行方不明に…。そうか…そういう事なのか
ねぇお姉さん
1人の少年が私に声掛けた
” 〜〜〜〜〜の居場所知ってる? “
知るわけが無い。私の方こそ知らない
” ぁそうだった、もう彼はあの世に送ったんだった。僕が蹴ったボールが建物崩壊に繋がっちゃって… 〇〇〇を庇って瓦礫の下になり死亡確認されたんだった “
私の心の火が地獄よりも熱く燃え盛る
現役にないにしろ、私は元組織のNo. ✕ だ 何に置いても最凶(最恐)であり死神と呼ばれた男も片腕でねじ伏せられる
もう装備は充分整った
私は彼らに銃口を向け言ったんだ
「意気消沈して大人しく捕まるとでも?馬鹿なの?探偵も警察も頭は空っぽで何にも詰まってない。それで良く組織崩壊寸前まで追い詰めたもんだ
…ふっ…馬鹿らしい…誰がなんと言おうと何時だって我々の正義が勝利だ」
愛銃が声を上げる
×××の部下であろうひとりが苦しそうな呻き声を出しながら血濡れになり倒れる
私は気分が高揚する。妖々しく笑う
ヴィランに女神は微笑みをかけちゃくれないがそれを捻じ曲げよう
その運命を私の手で
そして絶望に地獄に彼らを突き落とす
皆の意志を継いで組織代表代理として
この運命選択を任された者として
“コードネーム”として
そして
” (夢主) ”
として悔いの無く恥じぬ命懸けの鬼ごっこ
…殺しを
end
( 〜 はVodka 〇 はgin ××× は降谷零
??????? はbourbon 夢主はそのまま )