・こちら の 作品 の コメント では 、 御本人様 の 御名前 を 出さず 、 英語表記 や 色表記 を お願いします .
・ill × hm 、 nk × sr ですので 、 地雷 だと 言う方 は バック を 推奨 します .
・「」 内 → その場 での 声
『』内 → 通話越し での 声
・バレンタイン に 間に合わなかったから この 作品 を 書いた わけ じゃ ないです (大嘘)
・あと hm × sr とか sr × hm とか 言うけど 、 どっちも ネコ ですよね((((
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< il 視点 >
nk 『 ぅう “ ー … 』
一緒 の 作業部屋 に 居る nk さん が 唸り 始めた .
編集 に 手こずっているのか 、 はたまた 俺 と 同じ で 、 恋人 から バレンタイン に 何か 貰えなかったから だろうか .
nk 『 ilm さ ~ ん … 』
唸る のを 止め 、 突然 俺 の 名前 を 呼ばれる .
il 「 ん 、 なんすか 」
nk 『 貰えた ? hmnっ ちゃん から 』
il 「 … 貰えてたら 自慢 してるかな 」
nk 『 だよね ~ 、 』
ヾ 『 俺 も 貰えなかったぁ … 』
と 、 しょんぼり した 様子 で 話す nk さん に 共感 する .
まあ 、 どちらの 恋人 も 、 渡す 柄 では ない だろう .
なんて 思いながらも 、 少しだけ 淡い 期待 を 抱いていた 為 、 まあ ヾ ショック を 受けている .
そんな 会話 が ひと段落 着いた 時 、 突然 インターホン の 音 が 鳴った .
il 「 ちょっと 見てきま ー す 」
nk 『 は ~ い 』
そう 伝えて 確認 すると 、 映っていた のは 愛し の 恋人 の 姿 .
こんな 夜中 に どうしたのだろう .
玄関 へ 行くと 、 寒そうに 身体 を 震わせている nt が 居た .
hm 「 あ “ ー 、 寒 ヾ 」
ヾ 「 とりあえず 中 入らせて . 」
il 「 お 、 おう 」
戸惑い ながらも nt を 家 の 中 に 通した .
il 「 で 、 なんで 来たの 」
hm 「 あ ー 、 その … ⸝⸝ 」
俺 が 訊くと 、 少し 頬 に 赤み がかる nt .
hm 「 ほんと は 、 昨日 渡したかったんだけど … ⸝⸝⸝ 」
と 、 言いながら ごそ ヾ と 鞄 の 中 を 探り 、 小さな 箱 を 取り出した .
hm 「 バレンタイン 、 の … 作った から …… ⸝⸝⸝⸝ 」
箱 を 俺 の 手 に 押し付け 、 受け取るよう 目 で 催促 してくる .
il 「 nt が 作ってくれたん ? 」
箱 を 受け取りながら 俺 が そう 尋ねる と 、
hm 「 悪いかよ … ⸝⸝⸝ 」
il 「 あ 、 いや … 嬉しくてさ …… ⸝⸝ 」
なんて 、 柄 にも 無く 素直 な 気持ち を 伝える .
il 「 開けていい ? ⸝⸝ 」
hm 「 ん … ⸝⸝ 」
nt が 頷いた のを 確認 し 、 わく ヾ しながら 箱 を 開ける .
中 に 入っていたのは チョコ … ではなく 、 杏仁豆腐 .
hm 「 まだ お前 お菓子 禁止 だから 、 それ に したんだけど … 」
ヾ 「 やっぱ 変 、 だったかな … 」
そう 言って しょんぼり する nt を 、 俺 は 思わず 抱きしめた .
hm 「 il ッ … 」
il 「 すげぇ 嬉しいよ . 俺 、 杏仁豆腐 めっちゃ 好きだし 」
ヾ 「 俺 の 事 考えてくれて ありがと 、 nt 」
hm 「 … ⸝⸝⸝ 」
ヾ 「 気に入った なら 、 良かった … ⸝⸝ 」
nt を 安心 させた のを 確認 し 、 俺 は 引き寄せていた nt の 身体 を 離す .
il 「 じゃ 、 スプーン 取ってくるわ 」
hm 「 は ぁ い . 」
早く 食べたくて 堪らなくて 、 俺 は 急いで スプーン を 取って nt の 元 へ 戻る .
hm 「 子供 かよ 、」
なんて nt に 笑われて しまった .
il 「 んじゃ 、 いただきます 」
hm 「 召し上がれ 」
一口 食べると 、 口 の 中 で 優しく 蕩けた .
il 「 うま 、 店 出せるわ これ 」
hm 「 お世辞 を ど ー も ⸝⸝ 」
il 「 いや まじ 、 めっちゃ 美味い 」
hm 「 ふぅん … ⸝⸝ 」
ヾ 「 そんな 言うなら 俺 も 食いたいわ . ilm 、 一口 頂戴 ? 」
il 「 ん 、 はい 」
俺 は スプーン で 杏仁豆腐 を 掬い 、 nt の 方 へ 向けた .
が 、 いきなり 方向 転換 し 、 俺 の 口 の 中 に 放り込んだ .
hm 「 は 、 お前 が 食って ど ー す r … 」
nt が そう 言いかける 途中 、 俺 と nt の 唇 を 重ねた .
hm 「 ん “ ッ 、 !!? ⸝⸝⸝⸝ 」
舌 を 無理やり 捩じ込み 、 舌 の 上 に 乗っていた 杏仁豆腐 を nt に 移す .
hm 「 ふ 、 ぁ “ っ … ⸝⸝⸝ 」
ヾ 「 は っ … ⸝⸝⸝⸝ 」
唇 を 離して やれば 、 紅色 に 染まった 頬 が 、 nt の 白い 肌 に 映えていた .
hm 「 ばか っ 、 いきなり 何 すんだよ … !! ⸝⸝⸝⸝⸝ 」
il 「 ちょっと 揶揄った だけ じゃん 」
と 、 怒る nt に 俺 は 笑い ながら 返す .
hm 「 あほ 、 ばか ぁ !! ⸝⸝⸝⸝ 」
段々 と nt の ボキャブラリー が 喪失 されていく . 可愛い .
すると 、 nt が 不意 に 静か に なった .
どうしたのか と 思い 声 を 掛けようと すると 、 先 に nt が 口 を 開いた .
hm 「 俺 の 、 勃っちゃった じゃん … ⸝⸝⸝⸝⸝⸝ 」
なんて 小声 で 言って 、 赤面 しながら 、 目 に 若干 涙 を 浮かべる .
そんな 彼 を 目 に し 、 俺 が 興奮 しない わけ が なくて
il 「 ほな 、 責任 とるわ … ♡ 」
折角 nt が 作ってくれた 杏仁豆腐 を 他所 に 、 俺 は nt を 抱きかかえて 別室 へ 向かった .
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< nk 視点 >
ガチャ 、 と 音 が 画面越し に 聴こえてくる .
同じ 作業部屋 に 居た 彼 と 、 その 恋人 が 別室 に 向かった 証 だ .
あ ー ぁ 、 結局 バレンタイン に 何 も 無し だったのは 俺 だけ か .
なんなら イチャ ヾ を 聴かせつけられた . 解せぬ .
ボビー は 今頃 何 してんだろ 、 作業部屋 居ないし … ヴァロ してるのかな .
nk 「 はぁ “ … 」
独り 寂しい 部屋 で 溜息 を 零した .
丁度 その時 、 インターホン が 鳴った .
見に行くと 、 見慣れた 恋人 の 顔 .
玄関 の 扉 を 開けると 、 彼 は 俯いていて 、 少し 小さめ の 紙袋 を 持っていた .
色々 察したけど 俺 から は 言わない で あげる .
nk 「 はい 、 どしたの ? 」
sr 「 これ 、 やるわ 」
と 、 ぶっきらぼう に 紙袋 を 俺 に 押し付けてくる .
sr 「 それだけ やから 、 帰るわ 」
は ? なんで 帰ろうとしてんの ?
これだけ 期待 させて 待たせた 癖 して .
nk 「 待ってよ 」
俺 は 帰ろうとする ボビー の 右腕 を 掴んだ .
sr 「 っ 、 終電 無くなる から 早よ 離せや 」
nk 「 無理 . ってか なんで ずっと 俯いてんの 」
sr 「 うるさい 、 なんも 関係 ないから … 」
nk 「 ボビー 、 」
呼びながら 、 彼 の 頬 に 手 を 添えて こちら を 向かせた .
sr 「 嫌 っ 、 見んといて … ⸝⸝⸝ 」
彼 の 顔 は 、 熟れた トマト の ように 真っ赤 で 、 恥ずかしさ から なのか 、 目 を 逸らされる .
nk 「 恥ずかし ー の ? 」
sr 「 そら そうやろ 、 こんなん やったこと 無かった から … ⸝⸝ 」
nk 「 俺 が 初 ? 」
クスッ と 笑いながら 問う と 、 コクリ と 頷かれる .
nk 「 … 寒いし 、 中 入ろっか 」
sr 「 あ 、 嗚呼 … ⸝⸝ 」
真っ赤っか な 彼 の 手 を 引いて 、 部屋 に 通す .
nk 「 中身 、 見ても いい ? 」
sr 「 ど ー ぞ 、 ⸝⸝ 」
紙袋 の 中 には 、 一口 サイズ の チョコ が 数個 、 一つ の 透明 な 袋 に まとめて 包装 されていた .
nk 「 これ ボビー 手作り ? 」
sr 「 ん 、 まぁ … ⸝ 」
ボビー の 手元 を 見ると 、 さっき は よく 見てなかった から 気付かなかった が 、 指 に 絆創膏 が 巻かれていた .
その 手 が 愛しくて 、 つい 摩ると
sr 「 なんや 急 に 、 気色悪い なぁ … 」
罵倒 されて しまった .
sr 「 溶ける と アレ やから 、 早よ 食えよ 」
と 、 催促 された ので 、 袋 を 開けて 一つ 摘む .
ふと 、 普通 に 食べる のは 面白くない と 思った ので
nk 「 ね 、 食べさせてよ ♡ 」
とか 言ってみる と 、 ボビー は 明らか に 困惑 していた .
そんな 反応 を 俺 は つい 楽しんでしまう .
nk 「 ほら 、 早く 」
なんて 言って 急かして 、 口 を 開いて 待つ .
すると 、 ボビー は 徐ろ に 自分自身 の 口 で チョコ を 咥える と 、 俺 の 口 に それ を 移した .
sr 「 ん 、 っあ … ⸝⸝⸝⸝ 」
上手く 出来ないのか 少し 手こずり ながらも 、 俺 の 口 に チョコ を 入れた .
俺 が ポカン と して ゆっくり 口 を 動かし ながら ボビー を 見つめると 、 ハッ と した 様子 で
sr 「 あぇ 、 ち っ 、 違かったんか … ? ⸝⸝ 」
ヾ 「 俺 は てっきり 、 こ ー ゆ ー 事 したかった のかと … ⸝⸝⸝⸝ 」
ヾ 「 な 、 もう … 忘れてくれ …… ⸝⸝⸝⸝⸝⸝ 」
あまり の 恥ずかしさ に 、 彼 は ショート して しまった .
nk 「 … ねぇ ボビー 」
sr 「 なんや っ … ?? ⸝⸝⸝⸝ 」
まだ 顔 を 赤らめている 彼 が こちら を 見る .
そんな 顔 されたら もう 、 俺 の 理性 は 留まる わけ が 無かった .
nk 「 作ってくれた チョコ 、 溶けたら ごめんね ?? ♡ 」
世界一 気持ち の 込もってない 謝罪 を した .
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遅め の バレンタイン でした ✌🏻️
コメント
1件
初コメ失礼します🙇🏻´- 神作すぎませんか!?最高です!