🙎♀️「こっち?」
🐰「え、、あ、、そ、そう、、です、、」
寝室に案内してしまった、、
というより勝手に入って寝室を見つけて、勝手にヒョンをベッドに寝かせただけだけど、、
今まで見たことのない、辛そうなヒョンの姿に、頭が真っ白だった
ヒョンの額には、少し離れていてもわかるほどの大量に冷や汗が浮かんで、
ベッドの上で体を丸めてうずくまっている
🐰「な、なにがあったんですか、?」
僕の問いかけに答えず、振り向いた女の人が僕を品定めするように冷ややかな目で見てきた
🙎♀️「あなた本当にそれでジミンのパートナーなの?ありえないんだけど。」
🐰「な、、なんでそんな、、?」
🙎♀️「こんな弱そうな子、すぐ潰せそうだわ。」
聞き間違いかと思うような言葉を吐き捨てるようにつぶやくその女性。
🐰「えっ、、?」
🙎♀️「いいえ、なんでもない。
ねぇ、ジミンがあなたにはもったいない存在だって分からないの?」
ヒョンに守ってもらえてる時は1度も刺さることのなかった、
捨て子だった時以来の、久しぶりの言葉の攻撃で、痛みが胸にズブズブと刺さる
🐰「な、何が言いたいんですか、、」
女の人の強すぎるオーラに僕は完全にやられてしまっていた
近づいて来る女の人の圧に押されて後ずさり、ヒョンを残して寝室からリビングに戻る
🙎♀️「私はね、ジミンが欲しいの。今日はけじめをつけに来たのよ。
ジミンは優しすぎて、あなたの事を追い出せないみたいだから。」
🐰「追い、、出す、、?」
🙎♀️「そうよ、ジミンはあんたが早く出てってくれることを願ってるの。私と2人でこの家に住むためにね」
な、なにを言われてるの、、今僕は、、、?
頭が真っ白になる
🙎♀️「あんたが家でぬくぬくと守られてる間に、私はジミンと愛を育んでいたの。知らなかったでしょう?ㅎ」
ペラペラと流れるように話し、嘲笑う女性。
🙎♀️「家にいるだけのあなたと、ハンターの仕事を助け合える私。どっちがお似合いかなんて一目瞭然だわ。」
🙎♀️「あんたには勝ち目はないの、分かった?
分かったらこの家からさっさと出ていくのが賢明だと思うけど?」
🐰「そんな、、嘘だ、、、」
ただでさえ働かない頭が、ありえない女の人の言葉にさらに混乱する
🐰「でも、、、でも、なんで、、ヒョンは苦しそうなの?あなたが何かしたの?」
🐰「ヒョンが僕を裏切るはずなんかない、、、、あなたのことも昨日聞いた」
🐰「ヒョンは嫌がっていた、、はず、、多分。
ヒョンに何をしたの、、僕がヒョンを見るから、早く出てってください、、」
必死で言葉を紡いで抵抗しようとするけれど、仕事をするヒョンを見たことない僕は自信がなくなっていく
もしかしたら本当にこの女の人と、僕に隠れてずっと関係を結んでたのかも、、
最近、技を教えてくれるようになったのも、僕が早く出ていくようにするため?
でも昨日のは?昨日の夜の言葉は?
今までのことは嘘だったの?
混乱で頭が痛くなってくる
沈黙が続いていた部屋に、女の人の声が響く。
🙎♀️「出ていかないの?早くジミンの看病をしなきゃいけないんだけど?」
泣きそうで今すぐ出ていきたいほどだったが、震えた声で返す
🐰「嫌だ、あなたといるのはヒョンが危ない気がする。僕は出ていかない」
🙎♀️「へ〜思ったより面倒なのね、もっと簡単に私の言うことに乗せられると思ったのに。
私はそんなのに付き合ってあげれるほどのろまじゃないのよ」
また女性がぶつぶつとつぶやく
睨みつけていたら女の人がまた僕に近づいてきた
🙎♀️「わかったわ、じゃあ無理矢理でも始末しなきゃ。
残念ね、静かに言うこと聞けばよかったのよㅎ」
🐰「え、、、んっ、!!!」
言葉を理解する間もなく、いきなり女の人とは思えない力で壁に押さえつけられたと思った瞬間、
布で口を塞がれた
嗅いだことの無い、ツーンとした香りが脳を支配して、抵抗しようもなく、どんどん意識が朦朧としていく
🙎♀️「余計なことは考えなくていい、大人しく眠っててね」
🐰「(ひょ、、、ん、、)」
女の人の鈍い目の奥の光を見たのを最後に、
意識が途切れて体が崩れ落ちた
コメント
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このクソ女!
うわーやっぱりかー😱 なんで邪魔する!🐰ちゃんに何かしたら🐥ちゃん黙っていないぞ! って思ってしまった💦 も〜ぉ💢