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⚠自己満夢小説
⚠今回はノベルだけど連載です(6話完結)
⚠プロフィールは後ほど
⚠お相手→禪院甚爾
⚠死ネタ
⚠内容からっぽなので雰囲気で読んでください
広い広い屋敷の中を歩く。
前を歩く女中の後ろを引っ付いて、一切の音も立てずに。
広いだけで人気も生気も感じない屋敷に当時の幼い私はただただ怯えていた。
「…」
どこまでも長い廊下で、ふと横を通った男の子に気付いた。
すれ違ったのは一瞬だと思う。
けれど、伸びきった前髪も真っ黒な瞳も、私にはヤケにはっきりと見えた。
「こ、こんにちは」
「シッ、話しかけてはいけません。目も向けないこと」
「は、はい…」
キッと睨むように振り向いた女中へ許される返事は“はい”の一択のみ。
「あんな恥晒し」と最後に呟かれた言葉に、私は何も知らないながらとても悲しく思った。
呪霊が見え、呪力量が多いこと。
それが三人姉妹の中で私が売られた理由。
非術師に比べて強い子供を産む素質があるとみなされ、将来禪院家の人間に嫁ぐ事が前提にある。
(あっ、)
彼と再会したのはあれからひと月程経った頃。
障子戸のホコリをはたきで落としていると、彼は音も立てずに通り過ぎていった。
その手には赤が滲んでいる。
「あ、あの!」
「…」
少年がゆっくり振り向く。
口元に痛々しい傷ができていて、血が滴っていた。
「ひ、酷い怪我!今救急箱を借りてきます!」
恐怖よりも心配が勝り、掃除道具を放って走る私を、少年は生気のない目で眺めていた。
「あれ…」
廊下に戻った時には少年はいなかった。
屋敷の中を走った事、掃除道具を放置した事、勝手に救急箱を持ち出した事で女中に酷く叱られたけど、そんな事はどうでもよかった。
ただ、名前も知らぬ彼の事が心配でたまらなかった。
「!」 ( 血痕… )
ふと下を向くと、木造の床に血が滲んでいた。
それが廊下の先、ひとつの部屋に続いている。
少しだけ開いた引き戸を覗くと、部屋の壁に背を預ける少年がいたのだ。
「大丈夫…じゃないですよね。良ければ手当てを」
膝を立てて伸ばした手を叩き落とされてしまう。
ヒリヒリ痛む自分の右手と、それよりずっと痛そうな彼の傷。
私は救急箱からガーゼを出すと、少年の口元へ押し付けた。
「勝手に触れようとしてごめんなさい。でも止血だけでもしてほしい、です」
まだ拙い敬語で言うと、やっと少年と目が合った。
真っ黒で吸い込まれそうな瞳は覇気がないのに、何故だかとても綺麗に思えた。
「…オマエ、名前は?」
「あ、えっと、秋月和花と申します」
「…バカだな」
「えっ?」
少年はそれ以上言わなかったけど、手当てへ抵抗もしなかった。
コメント
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題名 ハッピーエンドだけど タヒネタか… 書くの難しいそう😇 無理せず 頑張ってね✊🏻❤️🔥
題名ハッピーエンドで死ネタ🤔🤔まりりんの作品だからこその伏線回収がわくわくだよぉ-🤧🤧💞出会い方というか主ちゃんが優しすぎて😉😉これからが楽しみですねぇぇ😻😻