⚠️注意⚠️
今回カプ要素無し
転生
中也女体化
結局あの後俺は2人に引き摺られるようにしながら街を観察した
どうやらここは「ヨコハマ」では無いらしい
加えて、異型の人や、「個性」という不思議な力を持っているらしい
まぁ、聞いた感じだと異能の下位互換っぽいな
建物や通りすがる人の服装、持ち物を見るにヨコハマよりも発達している感じだ
でも喋っている言語が同じということは未来の日本ということだろうか
爆「おい!着いたぞ!!」
着いたのは一軒家
緑「お母さん呼んでくるね!」
どうやらイズクの家らしい
ここに来るまでに1度、2人は兄弟なのかと聞いたが、違ったみたいで、
ものすごい剣幕でカツキに否定された
緑「てあてしてくれるって!はいって!」
爆「ほら、いくぞ?おじゃましまーす!」
カツキに引っ張られて家に入る
中「お邪魔します」
中に入ると直ぐにイズクの母親らしき女性が慌てた様子で出てきた
母「こんなに傷があるなんて!すぐ手当てするからね?ちょっと染みるかもしれないけど、すぐ終わるから、!」
そう言って俺をソファに座らせ、手当を始める
俺は職業柄、怪我には慣れてたし別に痛くなかったのだが、断るのも面倒だった
母「こんな可愛い女の子なのに傷だらけなんて……虐待かしら?警察に連絡??どうしましょう…」
手当をしながら女性がブツブツ呟く
ん?待てよ、可愛い女の子??
否、俺は男だぞ!?可愛さの欠けらも無い男だ!
心の中で反論しつつ、思考を巡らせる
生まれ変わる時に性別まで変わったのか?確かに違和感はあったが……
信じたくない……22歳成人男性が、女に生まれ変わりはキツすぎる
母「終わったよ!大丈夫?もしにかあるならおばさんに……」
中「あ、なら御手洗い借りてもいいですか?」
ゔっ、確かに考えてみれば女の声だ…
母「あ、うんいいよ。着いてきてくれる?」
中「はい、ありがとうございます…」
一応今の歳ならこの女性は年上だし、敬語を使う
母「ここだよ、なんかあったら呼んでね」
中「はい」
トイレの中に入り、確認をする
ない……
まじで?嘘だろ、嘘だと言ってくれ
大声を出して叫びたいくらいだったが、何とか我慢した
手洗いから出るとどうやら待っていてくれたらしいイズクの母親が心配そうに見つめる
母「急に変な事言ってごめんね?あなた、虐待されてるの?大丈夫?」
中「あ、えっと、その」
正直言って、今世の俺がどうやってここまで生きてきたのか知らない
この世界がどんなものなのかも知らない
否、このパターンだと俺は造られた可能性が高い
なら今言う言葉は……
中「分からないんです…記憶が曖昧で、名前しか分からなくて…」
泣き真似をしてみる
一応、これでもマフィア幹部だった。演技くらいはできる
太宰とか首領が、凄すぎてあまり目立たなかったが、それなりに頭もいい方だ
こういう時の最善策もすぐに思いつく
母「そうなの…大変だったね」
そう言って女性は俺を抱きしめる
少しすると手を離し、またブツブツ呟き始めた
そして、携帯を取りだし、警察らしきところに連絡をし始めた
警察に関わるのは気が進まないが、こればかりは仕方ないので何も言わずに待った
この後俺は身元不明の少女として警察に送られた
最後にイズクとカツキ、そしてイズクの母親にお礼だけ言っておいた
どうやら、俺の予測通り「中原中也」と言う少女は存在せず、
「俺」らしき少女も見つからなかったようだ
身元が無い俺は孤児院に送られた
孤児院1日目は、色んなガキ共に囲まれて質問攻めにあった
飯はあまり上手いとは言えなかったが、食わせてもらっている身だし、
孤児院の対応も優しかったので特に何も不満はなかった
だが、少し言うなら酒が飲みたい
葡萄酒……嗚呼、そういえば飲み損ねたのがあったな
なんて考えながら眠りにつく
朝起きるとまだ日が昇っておらず、子供達はすやすやと寝息を立てていた
全く平和なものだ
其れから俺はこの世界と「個性」について数年かけて調べた
この世界には「個性」があり、ほとんどの人類が持ってること
「個性」は異能より弱いこと
「ヴィラン」というものが存在し、それを捕まえる「ヒーロー」も存在すること
「ヒーロー」は人類の憧れであること
この世界には俺の知る「ヨコハマ」は存在しないこと
この世界と、俺が生きてきた世界は全く違うものだということ
その他にも多くのことを知ることが出来た
世界は違っても言語や国、勉学は変わらないらしい
ここまで調べても疑問が残った
何故俺がこの世界に来たのか
前世の知人は俺と同じようにこの世界に居るのか
もし、前世の知人がこの世界にも存在するなら、姐さんか首領辺りがいると嬉しい
孤児院が嫌な訳では無いが、矢張り育て親がいる方が金銭的にも余裕があるだろう
あれ?でもこの姿で首領に会って大丈夫だろうか
……
矢張り姐さんがいいかな…
なんて考えていたら子供達がなにやら騒ぎ出した
子「ちゅーやー!こんどね、みにくるひとがいるって!」
見に来る人……?里親の事だろうか
俺も中学2年生でそろそろ高校に上がる歳だ
今迄は引き取られるのを断ってきたが、もうこの際、姐さんじゃなくてもいいから親がいた方が楽かもしれねぇ
あー、運良く引き取って貰えねぇかな
噂を聞いてから数日経った 今日がその人が来る日だ
なるべく髪を整えたりして、準備をする
院長と共に女性が入ってくる
俺はその女性を見て驚いた
その女性はなんと、姐さんだったのだ
姉さんもこちらを見て、驚いた顔をした
気づいて貰えたのだろうか…髪色、目の色などは同じだが、今は女だしさすがに無理だろうか
そんな心配をしていると姉さんが口を開いた
紅「この子を引き取らせてもらおうかの」
そう言って俺の頭を撫でた
中「!」
俺はその後姉さんに引き取って貰うちとが出来、 2日後にこの孤児院を出ることとなった
姐さんは俺だと分かってくれたのだ
圧倒間に2日が経ち、姉さんが迎えに来てくれた
紅「中也、準備はできたか?出発するぞ?」
中「はい!」
そして、車に乗りこみ、姉さんの家へと向かった
姐さんは俺に色々な話をしてくれた
首領がこの世界にもいることも教えてもらった
首領は医師として活躍しているらしい
姉さんはそこで看護師として働いていると言っていた
中「そういえば、姐さんはなんで孤児院に来たんですか?」
紅「この世界に来てから、昔の知人を探していたら、あの孤児院に中也と同じ特徴を持つ、美人な子が居ると聞いたのじゃ」
中「び……?否、俺は普通だと思いますよ?」
紅「何を言う?身長こそ低いものの、スタイル・顔と共に完璧じゃ!」
身長……確かに歳の割には小さい方だが……
中「俺はまだ13です!まだまだ伸びます!」
紅「そうかえ?まぁ伸びても伸びなくても中也は非常に愛い」
あれ?なんか話の方向がおかしくなってしまった
紅「そういえば、家に着いたら面白いものが見れるぞ」
姐さんはそう言って愉快そうに笑った
ここまでです!
さて、姉さんの言う面白いものとはなんでしょうか……!
(勢いで書いたけど、実は決まってないんです、)
ご視聴ありがとうございました!
コメント
7件
そうですねぇー!! 中也は美人ですよねぇー!!! とりあえず神です!続きッ!!