さて今私こと森屋愛璃がいるのはポアロ。目の前には圧をかけてくる萩原さん、松田さん、伊達さんがいます。私の両サイドには安室改め降谷さん、緑川改め諸伏さんが座っています。
萩原「さて、聞かせてもらおうかな」
降谷「これは公安案件だ」
松田「この前のあれの関係者である俺達に知る権利はあるだろ」
伊達「同期として心配なんだ」
諸伏「相手はとにかく危険なんだ。三人を巻き込むわけには行かないんだ」
降谷「萩原と松田は特に分かっているはずだ。2人はあの弾丸の雨を見ただろう」
一歩間違えれば二人はあの銃弾で亡くなっていたかも知れない。
伊達「なら、なんで愛璃はあの現場にいたんだ?公安案件の事件なんだろう?」
愛璃「えっと…」
急にふられてしまい、相手が気を許せるということもありIQ400あるも嘘を咄嗟につくことができなかった。
降谷「愛璃は俺達の協力者だ」
諸伏「もちろん安全は保証している」
愛璃が公安の協力者という衝撃的な事実を聞くも3人は動揺しなかった。彼らは優秀だ。それくらい察していた。
降谷「でも、お前たちが知りたいことは組織のことなんだろう?」
諸伏「ゼロ、良いのか?」
降谷「本当は危険だ。でも、こいつらは止まるわけないしな」
松田「分かってるじゃねぇか」
萩原「さぁ、話してもらおうか」
降谷さんは黒の組織のことを話した。国際的な大規模犯罪組織であることやそこに潜入していたこと等。コナン君や哀ちゃん、美弥さんという被害者のことはぼかしつつ他にも協力者などがいることを話した。
松田「その被害者の中にあの江戸川って餓鬼がいるってか?」
萩原「それを言うなら灰原姉妹もでしょ?」
降谷、諸伏、愛璃「「「!!」」」
伊達「灰原姉妹は何処か怪しかったし、コナンに関しては妙に大人びていたからな。」
※コナン、灰原姉妹とは面識のある刑事達
降谷「全く…コナン君達に今度注意しておかないと…」
諸伏「これから3人は本格的な協力者になってもらう」
これに関して3人に異議はなかった。自分から突っこんできたようなものだし。
その後私は解放され、家に帰った
降谷「愛璃は帰ったぞ」
諸伏「話しても良さそうだな」
松田「愛璃とその組織に何の関係があるんだ?」
萩原「公安が捜査一課から持っていた東都タワーの件にも関係してたみたいだし」
伊達「聞かせてもらうぞ」
降谷「それが…組織との関係が不明なんだ」
3人「「「は?」」」
諸伏「ただの孤児としか調べても出てこない。組織の幹部の1人のベルモットとは面識があるらしいけど、本人はないと言っていた」
降谷「ベルモットは愛璃を大切にしている。そこには何かしらの理由があるはずなんだ。ベルモットが大切にしているとは言え、念の為3人にも愛璃を注意して見守っていて欲しい」
伊達「もちろんだ」
萩原「俺達は救われたんだ」
松田「今度は俺達が救う番だ」
諸伏「頼もしいよ」
こうして組織壊滅へまた一歩勢力がましていた。
降谷「ピーン!(何かを察知)赤井が愛理に接触した気がする!」
諸伏「何を言っているんだ、ゼロ??」
??「こんにちは」
私が帰宅途中声をかけられた。
愛璃「貴方は…沖矢さん」
沖矢昴さん。博士の家の隣…工藤家に居候している人。
沖矢「お帰りの最中ですか?」
愛璃「えぇ」
沖矢「ご一緒しても?」
沖矢さんと向かうのは家ではなく工藤邸。
ガチャッと鍵を閉め、工藤邸の中にお邪魔する。
愛璃「もう良いでしょう、赤井さん」
赤井「そうだな。」
工藤邸の中にはコナン君がいた。
コナン「お帰り」
赤井「坊や、居たんだな」
「2人ともこの前の観覧車の件お疲れ様だった。」
愛璃「赤井さんもナイスでしたよ。コナン君もお疲れ様。」
コナン「愛璃もだろ」
何故沖矢=赤井さんと知っているのか。それは以前コナン君と本人から説明されたからだ。もちろん赤井さんは私のこと大丈夫か疑っていたけど、信頼しているコナン君と恋人宮野明美さんとその妹志保ちゃんから信用しているから大丈夫だと判断したらしい。なんなら命を救ったから恩義を感じたらしい。
愛璃「にしても公安と早く仲良くなってくださいよ」
赤井「善処するさ」
コナン「愛璃が何とかしないと無理だろう(安室さんが敵視してるし、なんならFBIも違法捜査してるし)」
愛璃「気が重すぎる…」
果たして2つの組織が手を取りあう日は来るのだろうか?
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