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・ mga / mryk
・ 本人様とは関係ありません
🗣️ 短めの連載です〜🙌🏻💞
ネタの提供はチャットGPTぱいせんです。ありがとうチャットGPT!!!!!
★ Fujisawa Ryoka side
「……」
すきだなあ。
そう思って彼のことを眺める
ぼくが好きなのは、同じバンドのボーカルである元貴。
彼はすごく繊細で傷つきやすい。それに音楽にかける思いが人一倍強い。
でもふざけて面白くて、ユーモアがある人。
そんな元貴のそばに居たい。
そう願っているけど、元貴の迷惑になることが怖かった。
僕という存在のせいで、元貴の活動の幅を狭めてしまうのではないか。
そんな不安が襲ってきて、この気持ちに蓋をし続けている。
でも好きな気持ちを封じ込むってなかなかに難しい。
溢れだしそうでこわくて、 でも彼の一挙手一投足に振り回されてしまうのが
不安で、すごくたのしい。
…ほんと、恋ってすごいなあ。
「ふふ…」
だいすきだよ、なんて。
そう言えたら楽だろうな。
★ Ohmori Motoki side
「できたあーー、、」
制作終了後。
ペットボトルの蓋がぷしゅっと音を上げて開く。
茶色に近く、黒に近く、何とも言えない色。
赤いラベルをなんとなく剥がし、ごみ箱に入れる。
「制作終わりのコーラこそ天国…………」
至福の時間……なんて思いつつ、ファイルの一覧に戻る。
天国、クスシキ、breakfast…ファンの人たちが盛り上がっている新曲たちが立ち並ぶ中に、 ぽつんと、ひとつだけ未発表曲がある。
「………こんなの世に出せないってばよ〜〜……」
この曲は恋愛ソングで、僕の恋愛に抱く感情をひたすらに書いた詞だ。
ミセスには珍しく、かなりの純愛の曲だ。
ファンの人たちは、自分の書く詞は”自分の今考えていること”が主にあることは分かりきっている。
こんな感情を抱いているなんて知られてしまうのは小っ恥ずかしくて 世に出せない。
…それに、まず演奏してこの曲の土台となってくれるのは涼ちゃんに若井、サポメン。
この曲の宛先は涼ちゃん。僕が恋愛感情を抱いている本人である。
こんな感情を抱いている人に聴かれるのも、演奏されるのも、恥ずかしくて嫌だ。
「………早く消したい…」
けど、勇気がでてこない。
涼ちゃんに聴かれたらどう思われるんだろう?
涼ちゃんに告白してこの曲を聴いてもらおうかな?
だなんて考えて、結局勇気が出てこなくて何ヶ月も経っている。
早く消せたらいいのにな…
「好きだよ…」
大好き。愛してる。