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『龍馬くん!』あれ?何処だろう?ここ、あそこで呼んでいるのって、
『神谷くん!なんで、ここに居るの?』
『?神谷くん?何それ、俺は悠馬だよ?ゆ・う・ま』え?俺は下の名前でなんて、呼んでないはず、それにその格好、よく見たら、あの時の!じゃあここは前世!みんなが楽しく笑って暮らしていた時代。
『ごめんごめん、人間違い!暑くて、』あ〜ちょっと無理のある言い訳…
『そうだよね〜最近暑いからかな〜家帰ろっか、俺、お腹空いた。ニコ』あ、久しぶりに見た神谷くんの笑った顔、やっぱり素敵だな、
『だね!俺もお腹空いた〜ニコ』楽しい、何時ぶりかな、高校ぶりかな、
『あ〜龍馬くんに悠馬くん!帰り?』あ、雨宮くん、じゃなくて、雅…さん、だっけ、
『あ!雅さん!雅さんも一緒にどお?夕飯!』
『いいの?俺も参加しちゃって、』え?駄目なの?
『いいよ〜全然!いい?ゅ、悠馬くん?』
『俺は良いけど、材料足りるかな、』材料?あ、ご飯のか、
『足りる!足りる!さっ早く帰ってご飯にしよう!』一緒にご飯なんて、久しぶりだな、
『そうだね』
『ありがとう〜』
『ただいま〜』
シ〜ン
あれ?そっか、この時はもう、母さんは居ないのか、でもおかしいな、雅さんが居るなら悠馬くんがし、死んじゃってるはず、だけど居て、母さんが死んじゃってるはずなら、雅さんが居なくて、あれ?おかしい、
『どうしたの?龍馬くん、ボーッとしてるけど、』
『珍しいな、』
『っあ!考え事してた!ごめんごめん!今ご飯作るね〜』ここ、夢の世界なのかな、でも、
『ははっ笑』
『はは笑』
『も〜笑わないでよ〜笑』笑って、ほっこりしてて、戦いとは無縁で、楽しい世界。ずっとここに居てもいい、今はもう無い、世界。か、
『俺さ、死のうと思った。』何故か分かんないけど、いきなり出た言葉だった。
『え?』
『何言って、』
『母さんも死んで、誰も居なくなった。』やめて、これは俺の言いたいことじゃ無い!でも、止まらない、
『俺らが居るよ?』
『俺達が居るから、大丈夫だ。』
『違う!俺と、俺と血の繋がった”家族”が、居なくなった。もう、1人ぼっち、』この時は、大好きだった母さんも死んで、悠馬くんも死んで、俺は本当に1人になった。だから死んで楽になりたかった。
『……お前、誰だ?龍馬くんじゃない。誰が、龍馬くんの身体を乗っ取ってる。』へ?
『何言ってるの?悠馬くん、』
『俺、龍馬だよ?』俺は龍馬。
『違うだろ、誰だよ!』何で、そんな事言う
の?俺は、龍馬だよ?
『落ち着いて!悠馬くん!』
『返せ、おい!』
グサッ
「っは!ハァハァゆ、め、……良かった、」なんの夢を見たかは覚えてない。でも刺されたことはハッキリと覚えていた。
「お腹空いた、ご飯食べよ、」廊下に出た時、
「なんで、お前がここに!」目の前にはあいつと神谷くんが居た。
「今度こそ殺しに来た。」
バコンッ
「っ!」
いきなり押し飛ばされた。次目を開けた時、俺がいたであろうところは、更地になっていた。家、学校、全部、無くなっていた。人も、車も、何もかも、
「なんだよ、これ、」俺は言葉を失い、ただその場に呆然と立っていた。
「これが俺の能力。力の消費は多いものの、威力は相当、」これが能力。一瞬にしてものを吹き飛ばした、
「悠馬。まずはお前が相手をしてやれ、」神谷くん。助け出すチャンスは今しかない!
「はい。死ぬ気でかかってこい。俺もそれくらいで行く。」
「分かってる」
ドンッ
ガッ
バンッ
「っ、ハァハァ」前より全然行ける、でも攻撃してもすぐ回復される、なら、
最大出力 80%
ヒュ
ズゴンッ
「カッハ」いった!
「俺の勝ちだ。」勝てた、神谷くん、一隙を着いた相当の一撃。能力を使ったのも一瞬だったから、反動も少なく済んだ、
「悠馬。見損なった。お前はもう不要だ。」不要?記憶の改変までして、神谷くんの人生をめちゃめちゃにしたのに、
「そ、んな、次は!ちゃんとやります!だから、」
バコッ
「カハッ」当たった!今なら、行ける!怒りに身を任せ打った一撃。
最大出力 80%
「殺す!!」
バコ
「グハッ」また当たった!
ドンッ
「カハッくっそ」力を最大で使っても五分五分なのに、勝てるのか?
「あれ、なんで龍馬くんと、ボスが戦ってるんだ?」
それから何十分も攻防が続いた。スピカさんから貰っていた薬で何とかなっていたけど身体は限界だった。その時、あいつに隙ができた。
(いまだ!)
ヒュン
バコンッ
「グアッ」とどめの一撃、だけど
「俺が死ぬなら、お前も道ずれだ。」は!そっちの方向は!
「神谷くん!」あいつの放った今までで1番強い波動。
休んでしまい、申し訳ありません。いい展開が全然思い浮かばなかった……
テストがあるので、投稿頻度バラバラになると思います。すいません、
今回も最後まで見ていただきありがとうございます。次回も是非見てください!