きーんこーんかーんこーん
チャイムの音が響き渡る、
もう登下校は過ぎたのに未だになっているチャイムは、1時間経ったことを教えてくれる.
コツコツと廊下を歩くその呪われた猿《先生》
は、1人寂しく教室に行く.
15分ほど経ってまたチャイムがなれば、1人しかいない教室で授業を始める
またチャイムがなれば授業を終わって…の繰り返し、
悲しいことに、元々2人のはずが刑事《天乃》
が1人を奪い去ってしまった.
あの時の憎しみと言えば、それはそれは殺意の塊だっただろう。
今は恨む気力もないが、そろそろここからでたい、
死のうとしても死なないこの体、ただの生き地獄。
たったこの一つの空間で
すっかり埃被った教室を
健気に1人でいた俺を
天の声が、蜘蛛の糸をくれたのに
アイツのせいで千切れて
また1人でここにいる状況を
飲み込めない。
許さない
ユる◇ ッ⚠︎瀨禧 な゛ァ゛彝
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