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にゃーちゃん!
2周年おめでとう!!
2周年おめでとうとあとめためた遅い誕プレをご用意しました!!😖🫶
にゃーちゃんは私の小説毎回ほめてくれてるのでやっぱ小説がいーのかな?って思って小説を書きました!!!
ぜひ読んでくれるとうれしいなぁ〜︎💕︎︎💕︎
じゃあ𝕃𝕖𝕥’𝕤 𝕘𝕠
「ねぇまろ」
ピンクの髪色をした可愛い彼女が出かける支度をしながら話しかけてくる。
仕事をしながら目線で話の続きを促す。
「俺今日飲み会だから夜ご飯別ね」
とさっと要点だけ話すないこ
「おっけ〜迎えいった方がいい?」
夜ご飯何食べよとか考えながら送迎の有無をきく。
「今日はりうらもいるからいいや、ありがとう」
と感謝も入れながら端的に話される。
さすが効率厨のないこだなぁ、なんて思う。
りうらも居るということは多分中学の同窓会かなんかなのだろう
「おっけ〜楽しんできてね」
支度を終え玄関に向かおうとしていた彼に声をかける
「うんありがと」
立ち止まって振り向いてからいってくるねなんていって出かけて行った
それからしばらくして本業の方の仕事をしていたらめんどくさい電話がかかってきた
まぁ1回休憩もしなきゃなーとか思ってたから作業していた手を止めて通話に出た。
「ねぇいふくんっっ!!!!」
バカでかい声が電子機器から聞こえてくる
「声でけぇよ。」
耳壊れるわなんて言いながらスピーカーにして相手の話をまつ。
「ごめん、ってそれどころじゃないんだってば!!!」
凄く焦った様子で訴えてくる
「りうちゃんがさ飲み会行っちゃったの、!!!!」
とめっちゃ深刻そうに話してくる。
「…え別によくね?」
そんなことなん、?何が悪いんか分からんわ〜と答える。
「はぁ!?ないちゃんも飲み会一緒にいってんでしょ?」
「うんそーだけど」
「心配とかなんないわけ?!?」
頑張って何かを訴えようとしてるが全く分からない
「なんないけど…」
「はぁ!?浮気されるかもとか思わないわけ!??」
あーそういうことね、ほとけはりうらが誰かに取られないか心配なわけだ。
でも俺は
「え思わないけど、」
なんて答えた。
10年近く付き合ってくれば自然と嫉妬なんてする域じゃないし、てかなによりお互いが1番ってことなんてもうわかりきってるからそんな飲み会ごときなんも思わないなぁ、とか考える
やっぱりりうらとほとけはまだ初心だなぁなんて思う。
初々しい
俺らにもそんなときあったかなぁとか振り返ってみたけどあんま思いつかなかったから考えるのをやめた
「そうだった、そっちのカップルは信頼がすごいの忘れてたわ」
はぁ、相談する相手間違えたわとか文句垂れてくる
うっせぇな相談乗んねぇぞとか言いながらちょっとした言い合いをする
「はぁ、あのさもうちょいりうらのこと信用してもいーんじゃないの?だってりうらお前のことめちゃ好きやん」
「そうなのかな、」
歯切りの悪い返事に少し違和感を覚える
いつもだったらえ!りうちゃん僕のこと好きなの!?えーかわいいとか言ってるのに。
特に何も言わず話の続きを待つ。
「りうちゃんと付き合い始めたのってね、僕が告白したからなんだよね」
え、うん知ってるよと口から出そうなった言葉をきゅっとしまう
はぁ、とため息を付きながら続きをはなす彼は心苦しそうだった
「ないくーん!」
待ち合わせ場所に10分前にはついたはずなのになぜかもういるピンク髪の男まで走る
「…あ、りうら〜」
多分仕事の連絡とかしていたであろう事をやめてこちらを振り向いてくれる
「ごめん待たせちゃった、?」
「いやそんなことないよまだ集合時間じゃないし笑」
じゃあなんでもういんねん!ってツッコミは置いといて目的の居酒屋まで向かう。
「ねぇないくん?」
ちょっと相談をしたくて話しかける
「んー?」
「俺いむのこと好きなんだよ」
え、うん当然でしょみたいな顔してこっちを向いてくる桃髪
「でもさ、いむは俺がいむに同情?して付き合ったと思ってるらしくてさ」
ほんと困っちゃうよねぇ、とか笑い飛ばしながらはなす。
「…なんでそう思われてんの?」
ちょっと掠れたハスキーな低音、さっきのほやほやした声と打って変わって真面目な声になった彼の目からはきっとりうらの思考を読み取ろうしているんだろうなと分かる。
「それがさりうらが失敗しちゃって落ち込んでた時があったわけ、」
はぁ情けないって思い返しながら考える
「そのときいむに慰められて告白っていうのかな、されたわけ」
あー、と今の言葉だけで全て分かったような反応を示す彼
「あー分かっちゃった?」
「ほとけはりうらの弱みに漬け込んだから付き合えたと思ってるってことだろ」
とドンピシャな答えを当てられる
「そーゆうこと。いむはさそういうとこバカ正直に素直じゃん?」
「りうらは弱ってたから僕のことをすきになってくれてたのであってそうやって慰めてくれる人が僕じゃなかったら今ここで付き合ってるのは違う人だった。って思い込んでんの」
ほんとばかとか言ってたら店についた
とりあえず中入るかって話になった
うちの学校の同窓会は結構不思議で3学年分ほどまとまって同窓会をする。
だから元生徒会メンバーに挨拶したり、部活の後輩にお前でかくなったなぁ、なんて話したりして軽く2時間がすぎた
りうらが多分りうらのお友達であろう子に連れられてこっち側に向かってきていた
「すみません、りうら酔いすぎちゃって、」
もう帰らなきゃだから預かってほしいなんてめちゃくちゃ申し訳なさそうに話される
ごめんねぇなんていいながらりうらを受け取って俺の隣の席に座らせた
「ありがとうございます、!」
なんていってぺこぺこしながらその子たちは店を出ていった
「ないくーん、?」
お酒の匂いを漂わせてる彼に話しかけられる
「んー?」
なんていいながら水を注文
「さっきの続きの話きーてよ」
お酒が入ってるコップをくるくる回して氷で遊びながら言われる
まぁしゃーなしななんて大好きな青髪のあいつのセリフを借りて聞く体勢に入る
「いむはさりうらがすぐとられちゃうと思ってるわけ」
「だって慰めてくれたら僕じゃなくてもいいんだ、弱みに漬け込んだ僕のことりうちゃんが本気で好きなわけじゃないじゃん、って勝手に信じ込んでんの 」
酒をちょびちょび飲みはぁ、とため息を付きながら話すりうらを横目に新しいお酒を注文する
「だからさ凄い何するにしても心配してくるの。今日だってそう、飲み会行くって言ったらいやだーー!なんて拒否られちゃってさ」
「え?じゃなんて説得してきたの?」
単純な疑問を抱く
「ないくんの近くにいることとあんまりお酒飲まないこと何かあったら連絡っていわれた」
もう酒ぐびぐび飲んでるからやばくね?って思いながら俺も酒を飲む
「りうらはさ1回ちゃんといむと話したほうがいいと思うよ。」
誤解を解かないことにはどうしようもない。俺とかまろとかがお前は誤解してるよ、なんてほとけにいうのは簡単だ。でも2人のいざこざを解くには結局俺達が何かをするんじゃなくてこいつら2人がどうにかしなきゃいけない。
何年、何十年も付き合っていきたいならなおさら、
「言えるならとっくに言ってるよぉ、」
はぁ、とため息をついている
そんな言いにくいことなのか、?と考える
「それを言うってことはさりうらがいむのことを好き、あいしてるんだよってことまで伝えなきゃいけないわけ。はずかしいじゃん…」
りうらはもうみんな分かると思うけどツンデレだ、しかもツンがめちゃ強いツンデレ
愛情表現が苦手ですき、愛してるなんて言えなくてそれを気にしてる。
ちょーっと俺に似てるなぁ、なんて考える
「言葉に出来ないなら行動ですればいーじゃん」
言葉では難しくても抱きついたりキスをしたりそれでも相手は気づいてくれるはず。
しかも相手がほとけならほぼほぼ80%ぐらいの確率で分かってくれるだろう。
まろと同じ匂いするし。攻め属性強めの。
「…ないくんはどうやってやってんの?」
お前もツンデレなんだから一緒だよねって目で訴えてくる。
「俺は相手があいてだからなぁ、」
まろは俺がまろのことを大好きだし愛してるってことを分かっているからあまり俺が愛情表現が得意じゃないことを気にしていない。そりゃもちろん俺が甘えたらでろでろににっこにこで甘やかしてくれるけどね。
「そうじゃん、この熟年かっぷるが」
酔っ払ってるからかちょっと毒舌に話される
「まぁでもやっぱ言葉に出来ないなら抱きついたりするしかないよ。腹くくれよりうら」
頑張れって伝える。
「うーん、そーだよねぇぇ、」
相手はもう限界なのか眠そうに目を擦りながら話される
俺ももう限界だなと感じ最後の力を振り絞ってまろに電話をかけた。
『もしもーし』
俺のだいすきなだいすきなまろの少し低音な声
『まろぉ迎え来てぇ』
酔って少し語尾がのびる
『おっけい位置情報だけ送っといて』
すぐに理解してくれてやっぱハイスペだなぁなんて思う。
『わかったぁ、あとほとけにも連絡しといてぇ、りうらもやばいからさ〜』
もう眠ってしまったりうらを横目に見ながら言う。
『りょうかい一緒に車で行くから水飲んどいてね』
酔って認識能力が低下している俺に優しくゆっくり話してくれる彼にあぁ、やっぱ好きだなぁ、なんて思う
『わかったぁまろーすきだよぉ』
なんて酒の勢いで好きって言葉がポロッと出た
『んはっ、ありがとーねぇ俺もないこのことだいすきだよすぐいくからねぇ』
なんてあまあまな声で言われる
『ん、おねがーいしますっ!』
なんて酔ったテンションで伝えて位置情報を送ったところで俺の記憶は途絶えた。
ほとけと一緒にご飯食べながらお悩み相談会をすることになって俺の家で2人だらだらUberした食べ物を食べながら話していた。
びっくりするような内容の連続でそういや恋愛ってすっごい難しいことなんだよなぁとか思い出す。
聞けば聞くほど互いがすれ違いすぎていてここまでくると笑ってしまう。
2人はきっとずっと一緒に居たいし互いのこと大好きだ。でも相手のことを信頼したいのに自分をさらけ出すことを拒否していて信じられていない状態なんだということがひしひし伝わってきた。
自分をさらけ出せないのは相手にどう思われるかが怖いから。
まぁそういうもんだよねぇとか考える
「いふくんはさどうしてそんなに信頼できてんの、?ずっと気になってた。相手にこんな部分見せたら嫌われないのかなとか考えないの?」
真面目な顔で言われる
「考えないよ。だってないこは俺のこと大好きだから。 」
我ながらナルシスト発言だなぁなんて思うけど結局はこれが一番だ。
ないこが俺のこと好きでいてくれるのなら俺もそれに全力で応えなくてはいけない。偽りの俺なんかじゃなく本物の自分自身の俺で。
「そっかぁ、」
「ちなみに言うけどないこもりうらと一緒でめちゃくちゃツンデレだからね?」
一緒なんですけどってことを伝える
「悲しくなんないの?」
「…ないこはさぁ、愛情表現するの下手くそなんよ笑、伝えたいのに伝えられない。そんなの一番辛いのはないこでしょ?俺達がその伝えられない、ってことをちゃんと分かってあげて、話してくれることを待ってあげないと。そんで甘えてきてくれたらとことん甘やかす。恋愛は忍耐だよ笑、」
「そっか、りうちゃんにも伝えたいことがあるかもしれないのに先入観に囚われて決めつけて一方的な押し付けちゃってた、」
ふー、まぁここからはこいつら2人の関係なんだから俺からはもうなんも言えることなんてないな。
まぁ大丈夫でしょう。りうらだって自我ちゃんと持っててちゃんと伝えられるやつだし、
きっかけをつくればあとは当人の頑張り次第だ
プルルルル》
もうとっくに23時を超えているのに着信音が鳴り響く
会社からではないよなとか思いながらスマホを見ると愛しのないこからの電話だった。
りうらと帰ってくるんじゃないのか?と思いながらほとけに悪い電話、とことわりを入れ廊下にでて緑のボタンを押す。
『もしもーし』
.
.
.
電話を終えてリビングに戻る。
「ほとけ」
ご飯を食べていた彼に話しかけた
よっぽどお腹が空いてるのか食べながら目線で続きを訴えかけてくる。
「今からないことりうら迎えいくから車乗れ。 ご飯は車で食っていいから」
簡潔に内容を伝える。
「おっけ」
なんてバックとご飯を抱えてすぐ玄関にむかう
こういうときだけめちゃくちゃ早いなとか思いながらコートだけ取ってきて車の鍵と家の鍵を持って外に出る。
「さむ」
夜の冷え込んだ空気に驚きながら車に乗る
「コート着てきてよかった」
なんてアホ毛ぴょこぴょこさせながら呟いている
ないこから送られてきた位置情報を確認して車を走らせる。
意外と近い距離の場所で15分とかからずに目的地までついた。
さっきまでずっと無言で食ってた癖に早く行くよなんて言いながらそそくさとお店に入っていく憎い水色髪
俺もそれに続くように急いでお店に入った
もう0時を迎えそうな時刻だからか店の中には酔っ払った人達とそれを介護してる人数人とこの同窓会の幹事であろう方ぐらいしか居なかった。
店の中を見回して目立つピンク髪を探す。
やはりすぐ見つかってほとけこっちなんて声掛けながらないこのとこへ向かう。
2人とも仲良く爆睡しているようで声を掛けてもおきない。
しょうがなくないこをおぶって幹事の方にお金を渡して店を出る
助手席にないこをのせてシートベルトを付けていたらほとけにのったりうらもやってきた。
「いふくーんドアあけて」
なんて言われて運転席のとこのボタンからドアを開ける。
ほとけが乗ったことを確認してから運転を始める。
「ほとけの家でいいでしょ?」
りうらはどうせほとけの家とまるだろうなと思ったが一応聞く。
「お願い」
「りょーかい」
安全運転で車を走らせる。
「んー、?」
少し時間か経つとりうらが起きて後ろから頭いたぁなんて声が聞こえてきた
「りうちゃん、!」
大丈夫、?って心配してるほとけ。
ちょうどほとけの家まで着いたから着いたよなんて声をかける。
「ありがと」
とほとけ
「あれ、?まろじゃんー、おくってくれてありがと」
情報を読み込めてなかったりうら
「いいよいいよ。」
今日じゃなくてもいいからちゃんと話せよなんてほとけに目線を送る。
分かってるよなんてぶっきらぼうに言うから少し笑ってしまった。
「ほらりうら早く寝かせてあげな。だいぶお疲れでしょ?」
「ん、りうちゃんいこ」
なんて手を差し伸べてる
「はぁい」
なんて寝ぼけたりうらとほとけは家に入っていった。
ドアがしまったことを確認してからまた車を走らせる。
「…ないこ起きとるやろ」
横で寝たふりをしているないこに声をかける
「あれぇばれちゃったー?」
なんて酔いがまわってまだふわふわした状態のないこが言う
「ばればれだよ、笑まぁあの2人は気づいてなかったぽいけどな 」
「そっか。じゃいいやー」
すっごい眠そうな目を擦りながら話すないこ
「今日結構飲んだんやなめずらしぃ」
ないこは結構な頻度で飲み会へ行く。まぁ会社の上司との付き合いだとか友達と久しぶりに会うとかないこの人脈が広いのはそこからだろう。そこに関してとくに嫌だとか思ったことは無い。限度はわきまえた飲み方していると思う。酒が弱いから大変だとは思うけど芯がしっかりしてるからやっぱ流石だななんて思ってる
だから今回は意外だった。こんな飲んで酔っ払ったないこは家以外で見た事がない。こりゃ明日二日酔いなるなぁって考える
「相談聞いてたらさぁ、なんかごくごく飲んじゃってぇ、笑」
でもりうらの前じゃちゃんとしてたよなんてドヤ顔で言われる
「そっかぁてかないこも相談受けてたんや」
「えまろもぉー?」
こくりと頷く。
「ほんとじれったいかっぷるだよねぇ」
なんて微かに笑いながら言われる
「そーだねぇ、でもピースはそろってんだからあとははめるだけだよ。」
「そうそう、条件はそろってんのによくあそこまで拗れられたよなぁ、まじで。」
へんなのーなんてにっこにっこでいうもんだからかわいいなぁ、なんて無意識な言葉が出てしまう。
「おれかわいー?」
いつもならじわじわ顔が赤くなって俺の肩をばしって叩くはずのないこがお酒で少し頬が赤くなった状態でそんなことを聞いてくる。
「世界一かわいい。」
なんて言葉を言ってから我ながらキザなセリフをいうなぁ、なんて思う
「えへ、そっかぁ」
なんてにへっと顔が綻んでいるないこをみてあぁやっぱすきだな、って思った。
家に着きすぐさまベットに直行していった彼に「お風呂入らんくていいのー?」
なんて聞く。
「うーん、あしたはいるぅ」
なんて眠い目擦りながら答えてくれる
「わかった。パジャマにだけは着替えて」
なんて言ってクローゼットの中から適当に長袖長ズボンのパジャマを取り出してベットの上に横になった彼のもとへ投げる
「おいなげるな、」
なんて言いながら着替え始めた彼を横目に俺も適当な服を取り出して着替えた。
「まろも一緒ねよ、」
なんてほぼ目を開けれてない状態のなか布団をめくりあげて手をのばしてくる。
そんなことをされちゃあまだやらなきゃいけないことがたくさんあったはずなのに明日でいっか、なんて思ってしまってないこの横に寝転がった。
「ん、まろぎゅして」
今にも消えそうな小さな声で言うもんだから微かに笑いながらはーいなんて言ってぎゅっとする。
「まろおやすみね、だいすきだよ、あいしてるから。」
りうらとほとけに感化されたのかひたむきな愛を伝えてくれて嬉しくて口角が上がる
「俺も大好き、愛してるよおやすみないこ」
なんて呟いて最愛の人の横で重くのしかかってきたまぶたを閉じるとすぐに夢へと引きずりこまれていった。
家に着きすぐに寝てしまったりうちゃん。
りうちゃんの横でスマホで出来る業務をやっていたはずなのにいつの間にかそんなりうちゃんの横で寝てしまっていたようで朝になっていた。
スマホを確認するとやはり思った通り寝落ちしてしまったみたいで電源をつけっぱにしてしいたから充電がつかなくなってしまっていた。
すぐ充電器に刺してふー、と伸びをしていたら
「なにしてんの、」
なんて声が横から聞こえてくる。
「りうちゃん、おはよう」
なんて声をかけて手を掴んでひっぱり体を起こしてあげた。
「ん、おはよぉ」
なんてまだまだ眠そうなりうちゃんを見て
あーやっぱ大好きだなぁなんて思う
今日カフェにでも出かけてあの話をしようと考える。
「りうちゃん今日ひま?」
「ひまだよ〜」
「じゃあカフェいこ」
「ん、いいよ。」
了承の声が聞こえてから僕は何を話せばいいのか、と考え込んでしまう。
「ごはんたべよ」
なんてベットから降りて下に行くりうちゃんの声が聞こえて後で考えよう、と思考を止めた
朝ごはん食べて準備してカフェに行った。
話しやすい落ち着いた雰囲気でりうちゃんがよく作業をしている場所らしい
初めて入った場所だったけれど木の自然な匂いに包まれてとても心地よくてこれから作業する時はここにしようと決めた
席に着いてメニュー表を見る。
前には真剣にメニューとにらめっこして悩んでいる可愛い可愛いりうちゃん
「何にするー?」
微笑みながら話しかける
「パンケーキかフレンチトーストで悩んでる」
凄い顔をして答えてくる
「じゃあ半分こしよーよ」
僕もどっちも食べたかったし〜なんてかっこつける。まぁ正直どっちも食べたかったけども
「え!いーの!?」
目をきらきら輝かせているりうちゃん
ほんっとかわいいな、なんて考える
「うんいーよ笑」
なんて話してたらタイミングを見計らってくれたのであろう店員さんが来てくれた
「ご注文はお決まりでしょうか?」
「えっと、フレンチトーストセットとパンケーキセット1つずつください」
メニュー表を指で指しながら注文を伝える
「はいかしこまりました。お飲み物はどうされますか?」
今どき珍しい手書きの伝票を書きながら聞かれる
「りうらゆずレモンサイダーで」
なんかお洒落なものを言っててさすが常連だわ、なんて思う。
僕も同じのにしようかななんて思ったけど炭酸あんま得意じゃないので結局王道なオレンジジュースにした
少し緊張した様子のほとけ。
どうしたんだろう、なんて思うけど聞くこともできず誘われたカフェデートに着いてきた
りうらのだーいすきなカフェ、いむはいつも自分の行きたいとこを言わない。絶対ここ行きたいとかあるはずなのに何を恐れているのかそれを伝えようとしない
今日だってそうだ。まだ友達の時はここ行こ!なんて1週間に5回は連絡が来ていてそれに乗っかるみたいなことが多かったはずなのに。
そんなことを考えていると
「おまたせしました〜パンケーキセットとフレンチトーストセットになります。」
10分もしないうちにおいしそうなスイーツたちが運ばれてきた
おいしそー!なんて2人ではしゃいで写真をぱしゃぱしゃ撮る
ほとけが2つともお皿に半分ずつ切り分けてのせてくれた
ありがとなんて感謝を伝える
いいよ〜なんて微笑む彼を見てやっぱ好きだわ、なんて思い直した
食べておいしー!なんて言ってたときりうちゃんから
「…何か話したいことあるんでしょ?」
なんて図星な発言をされた
びっくりしたけどさすが周りをよく見てるりうちゃんだな、なんて思う
そんなりうちゃんにこれからも自信をもって顔を向けて恋人。なんて名乗れるようになる為に覚悟を決めて話し始める
「あのね、僕ずーっと前からりうちゃんが大好きだったの。でもこの気持ちは叶わないんだから捨てなきゃと思ってた、でも告白した。しかもりうちゃんが弱ってるときに。自信がなかったから、弱みにつけこんだの、最低だよね、
だからりうちゃんは僕のこと本気で好きじゃないんじゃないか、って凄い心配になっちゃって頑張って僕だけにしてもらえるように束縛なのかな、?しちゃってた。
りうちゃんの気持ち全然考えてなくて最低な行動だったと思ってる。ほんとごめんなさい、」
思ってたこと全部言えた。これでもし最低とか否定的なことを言われたとしてもそれは僕のせいだし仕方がないと思ってる。
ただ、優しいりうちゃんなら、なんて淡い期待を持ってしまっている。そんな僕が大嫌いだ
少し間が空いてりうちゃんは話し始めた
「りうらはほとけがりうらのこと好きなの知ってたよ。なんでだと思う?」
突然の質問にびっくりして曖昧な答えを出す
「…メンバーから聞いたとか、?」
「違うよ。りうらがほとけのことが好きでずっと見てたからだよ。
ほとけはさ、りうらが弱くなったとき慰めたから付き合えた、なんて思ってるみたいだけどそんなことないよ。弱いときだって人選ぶし。りうらそんな自我弱いと思う?心外だなぁ、ほとけだから付き合ったの。メンバーも社員さんもみんなりうらのこと慰めてくれてたけど結局好きなのはほとけのまんまだったし。まぁ少しはりうらのこと信じてねってはなし」
え、りうちゃんが僕のことがすき、?しかも告白する前から??どういうこと
「ずーっと僕のこと好きだったの、?」
「そうだよ、もうはずっ、だから言いたくなかったのに、!」
赤面で照れながらそう答えるりうちゃん。
ほんっと愛おしい。
「かわいぃね」
目を緩めて絵に書いたように笑うほとけをみてあぁ、ちゃんと話せて良かったなんて思えた
家に帰ってからりうらがずーっとしたくて出来なかったいちゃいちゃをした。
ソファに座ってスマホを操作していた彼の膝の上に向かい合わせで乗ったら最初は驚いていたけどかわいいねなんて言って頭を撫でてくれた
ぎゅーってお互いの温度を確かめ合うみたいにはぐをした。
流れで頬にキスをしたら
「ほんっと、かわいい」
なんていわれてぐっと近寄せられ唇にキスをされた。最初はちゅ、と触れるだけのきすだったのに数回したら吸い付いてきて息がやばくて口を開いたら舌が侵入してきた。歯茎を舐められたり舌を吸われたり、それだけでやばいのに耳を塞いでくるものだから水温が脳に響いて頭がどうにかなってしまいそうだった
もうやばい、なんて思ったら口を離された。
頭がぼーっとなってキスだけで腰が抜けちゃって最悪なすがただったと思う。
正直普段なら恥ずかしくて頭がどうにかなってしまうぐらい。
でもかわいい、なんてまた頭を撫でられるものだから幸せ以外の何者でもなかった。
ないくんに相談してよかった、なんて思う
そして自分の行動力にも感謝だ。
あのときあのアドバイスをもらっていなかったら、いむに恥ずかしがって愛を伝えるのを恐れてしまったらこんな幸せな未来はなかっただろう。
きっとこれからも 不安や心配の気持ちに苛まれることは必ずある。
でもそれは悪いことではなくてひとつの愛し方だとすら思う
けど満足いかないのなら行動に移してみること、愛を伝えてみること、話し合うこと、当たり前で難しいことをやってみようと思うんだ
ほとけ、これからは一人で悩まずに一緒に分かちあって幸せになろうね
だいすきです。
 ̄
どうでしたかね!?💕︎💕︎
私普段考える系?っていうのかなしか書かないのにいちゃ系も混ぜてみたの!がんばった!
にゃーちゃんの好みに合えばうれしいです!
あと2周年の合作めちゃ遅くなるかもだけど描かせてね!!
本当に2周年&お誕生日(お誕生日まじごめん遅すぎるよね👊)おめでとー!!
これからもなかよくしてね🫶