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188 - 第9章 近づく冬の灯り 第188話

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2025年09月04日

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「……い、いいんですか? 私なんかと」

返事をするまでに少し間があった。咲はノートを閉じながら、心臓の鼓動がうるさいほど耳に響いていた。


悠真はわざと軽い調子で笑った。

「妹ちゃんって、考えすぎ。……俺が行きたいんだよ」


(……“俺が”行きたいって)

その言葉だけが、胸の奥に温かく残る。


「じゃあ……少しだけ、はい」

咲は小さく頷いた。


「決まりな。コート、ちゃんと着てこいよ。外、結構冷えるから」

そう言って、悠真は自分のマフラーを手に取った。


窓の外には、冬の薄い夕陽。

まだ行き先も分からないけれど、咲は確かに“特別な時間”が始まる予感を抱いていた。

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