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くろぬか
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柘榴とAI

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#没入感フィクション
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私、カイトさん、ローさん、そして、ゼファーはアルカ島のお馴染みのカフェSkylandに来ている。
3人は、軽く腹ごしらえをしながら、ログの写真を難しい顔で見ている。
「そんなに変な内容なの…?」
私が尋ねると、ゼファーが静かに頷いた。
「始まりの一文…
初めて見たけど…
そこにはこう書いてある。
【3516年、私は空の世界エターナルの最後の王、シンシア=S=マクシミリアンである。
この文章の最後に私が創り出した空の秘宝・マクシミリアンの在処を記す。】
とね。」
「?
それのどこが変なの?
普通の文章に思えるけど…」
「変だよ。
変な点というのは、3点ある。」
「3つもあるの?」
私は尋ね返す。
『あぁ、お嬢ちゃん、空の秘宝マクシミリアンは空の世界エターナルの最初の王が創り出したとされるのさ。
だが、どうだ?
この文章?
最後の王と書いてある。」
カイトさんがチリパスタを飲み込んで説明する。
まぁ、変かな?
変なのかな???
私にはイマイチ、ピンとこない。
『それに…
3516年…
これは、何の暦を指すのでしょうか?
今は空暦2533年ですよ?
3516年と言ったら…まさか未来じゃ無いでしょうし…」
ローさんが言う。
確かにそれは変だ。
まぁ、空暦2533年というのも、たった今知ったんだけど。
「うーん…
じゃ、3つ目は?」
「これが一番変だな。
空の世界エターナルのマクシミリアンを創った王の名は、シンシア=E=マクシミリアンだったはずだ。
シンシア=S=マクシミリアンだって?
どう言う事だ…?」
「えーと、確か、Eがエデン人のミドルネーム、だったよね?
一番身分が高いひとたちのミドルネーム。
だから、空の王ならE…ってこと?」
私は頭の中で整理しながら言った。
「その通りだよ。
SはEとは真逆。
奴隷身分を指すんだ。
ね?
おかしいだろう?」
ゼファーが私の飲み物をひょいと奪って飲んだ。
か、か、間接キス…!
なんだけど…!!!
しかし、ゼファーはただ単に飲みたかっただけらしい。
「しかし、謎だらけだったのが、さらに謎が増えたな…」
ゼファーは軽く眉間に指を当ててそう言った。
「書き間違え…とか…」
「そうであって欲しいね。笑
だけど、それは無いだろう。」
ゼファーは少しだけ私に微笑むとそう断言した。
『まぁ、とりあえず、俺たちはこの結果を持ち帰る。
助かったよ、天地神ゼファー。
一つ借りだな。
また、どこかで会おう。』
「あぁ、いずれ、貸しは返してもらうよ。」
そう言って、不敵に笑うゼファーはとてもかっこいい…
そして、カイトさんとローさんは去っていった。
コメント
1件
石碑の謎が3つも出てきて、話が一気に深くなった…!✨ 特に「最初の王が創った秘宝なのに『最後の王』が記す」とか、EとSの身分の差が絡んでるのが気になりすぎる。あと、ゼファーが間接キスみたいなこと平然とやってのけるの、ずるいです😳 かっこよかったです。続きが気になる…!