テラーノベル
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にぎやかな笑い声が響く、シェアハウスのリビング。テーブルの上にはジュースとお菓子、そして人数分の割り箸。
「というわけでー!」
じゃぱぱがニヤッと笑って、割り箸を掲げた。
「今日は王様ゲームやりまーす!」
「絶対ろくでもないことになるやつやん……」と、たっつんが半分呆れ顔。
「でも面白そう!」
のあがぱちぱち拍手すると、みんなも乗り気になって円になる。
⸻
『王様だーれだ!?』
最初の王様は、うり。
「よっしゃー! 」
割り箸を確認したうりがニヤリと笑う。
「じゃあ……2番と7番が、互いの“第一印象”暴露!」
「えぇ〜!?」
「軽いなと思ったのに地味に恥ずい!」
2番はたっつん、7番はじゃぱぱだった。
「俺から? ……じゃぱぱは“絶対陽キャで怖い人”だと思ってた」
「ひどっ!?w」
みんな大爆笑。
「いやでも今は?」とじゃぱぱが身を乗り出す。
たっつんは少し笑って、
「……ちゃんと周り見てる、いいリーダーやなって」
「ぅわぁ〜〜〜!!」
メンバーたちが一斉に騒ぎ出す。
「たっつんデレた!!!」
「記念日や!!」
たっつんは「うるさいわ!」と顔を赤くしていた。
次じゃぱぱさんだよ!とメンバーが言い出す。
「たっつんはねぇ年上なのになんか可愛い?」
「なんやねんそれ///」
「たっつん今日デレ期?ww」
「うるっさいわ///はよ次いけ!」
⸻
次の王様は、なおきり。
「では平和にいきましょう」
みんなが安心した瞬間。
「3番と5番、10秒間見つめ合ってください」
「全然平和じゃない!!」
3番はヒロ、5番はどぬくだった。
向かい合って座る二人。
「……」
「……」
5秒経過。
どぬくが吹き出した。
「むりむりむり!! ヒロさん真顔強すぎる!!」
ヒロも肩を震わせて笑い始める。
その空気につられて、みんなも爆笑。
⸻
そして数回戦後。
ついに、たっつんが王様になった。
「きたわ」
嫌な予感にざわつくメンバー。
たっつんはゆっくり周りを確認して、ニヤッと笑う。
「1番と4番、王様の両隣に来て、王様を全力で褒める!」
「なんそれ!?」
1番はじゃぱぱ、4番はえと。
左右から挟まれるたっつん。
「たっつんさん今日も顔がいいです!」
「ツッコミのキレ神!」
「声もいい!」
「眼帯似合いすぎ!」
「ちょ、待って待って待って!?」
珍しく押されまくるたっつんに、みんな腹を抱えて笑う。
最終的にたっつんは机に突っ伏して、
「もう二度と王様ならん……」
と小さく呟いた。
その瞬間。
「次の王様、たっつんです」
「なんでやねーーーん!!」
リビングには、また大きな笑い声が響いた。
続く…!?
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