コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
熊本 (よし、ここは俺が先制、するか…)
『阿蘇山ヴォルケイノ』
大きな爆発音とともに割れた皿などの破片が飛び散る
群馬 「何事!?」」
栃木 「誰がやったっての!?」
大分 「僕達だよ、群馬?」
群馬 「大分君…」
鹿児島 「もう早くやっちまおうぜ!!」
『常中炎灰』
栃木 「火山灰!?まずい…」
群馬
『天舞颪風』
部屋に強風が吹き荒れ、火山灰が鹿児島達のいるもとへ舞い落ちていく
鹿児島 「うおぉ!?こっちに降ってきた!?」
宮崎 「馬鹿あんた!群馬の能力風吹かすんだよ?火山灰なんて効くわけ無いって!」
群馬 (鹿児島君、ごめんね!)
こう心で叫び、僕は鹿児島君を槍で突き刺した
鹿児島 「・・・」
大分 「鹿児島くん!」
栃木 (私も、やらなくちゃ!!)
心ではそう思えるものの、中々弓を引く手に力が入らなかった。すると、奥でうずくまっている長崎に気づいた。
栃木 「あんた、何してんの?」
長崎 「あ!いや、、その、、」
栃木 「戦いたくないんでしょ?特にあんたとかは戦争の悲惨さとか、平和の尊さとかが1番わかるはずだもんね。戦いたくないんなら戦わなくていいと思うわよ。帰ってもいいんじゃない?」
長崎 「…!」
そうか、無理して戦う必要なんてないんだ。
長崎 「…ありがとう!栃木ちゃん、みんなには申し訳ないけど、僕、やっぱり帰ろうかな…」
栃木 「そう、気をつけて」
こう栃木ちゃんに言われ、僕はこっそり帰った。後ろから見送ってくれた栃木ちゃんは、終始笑顔だった。
群馬 (よし!ここは一時下がるか…)
宮崎
『天岩戸宴』
宮崎の声が、周りの群馬達を引き寄せる
群馬 「!?」
まずい、身体が勝手に引き寄せられる!
栃木 「私も引き寄せられそうだわ!できるだけ逃げろ!」
なんとか私は宮崎の能力から逃れられた。けど、群馬が危ない!!早く行かなきゃ!
茨城 「…」
俺はしばらく黙り込み、こう決断した
サシュ
俺は持っていた小刀で沖縄の腕を軽く切りつけた。
沖縄 「痛い…」
俺は怯える沖縄への罪悪感を振り払い、こう伝えた
茨城 「ごめんな、沖縄。許してほしい、俺は二度と沖縄の前で戦争の話はしない。東京にはうまく伝えておくから。」
沖縄 「…!」
茨城 「ただ、あくまで俺が見逃しただけであって、もし他の奴が来ても見逃さない可能性があるってことは把握したほうがいいと思う。」
沖縄 「そう、だね。分かった。」
茨城 「ありがとう。じゃ、俺は帰るよ」
沖縄 「気をつけてねー!」
俺はいつもの明るい沖縄にそう言われ、沖縄の地を後にした。
茨城 「ただいまーっ、まずは東京に報告しに行ったらいいか?」
茨城 「東京さん。」
東京 「茨城さんですか。沖縄は捕らえられましたか?」
茨城 「そ、それが…取り逃がしてしまいまして…」
東京 「なぜ取り逃がしたんですか?」
茨城 「戦いたくないって言って逃げられてしまいまして…」
東京 「茨城さんの能力なら逃げられても捕らえられるはずです。本当の事を話してください」
茨城 「す、すみません。少し情が湧いてしまいまして、能力なんて使えませんでした。」
東京 「はぁ……」
ガシッ
茨城 「!?」
東京は、いきなり俺の体に掴みかかってきた。雰囲気から目つき全てにただならぬ圧を感じた。
東京 「茨城さん。相手に情なんて持っていたら戦争なんて出来ませんよ?今度、もう一度出直して、確実に沖縄を連れ帰る、もしくは殺してきてください」
茨城 「は、はい。すみませんでした」
俺は東京に説教され、自分の家に帰ろうとした
茨城 (もう一度出直してって言われたが二度と沖縄の前で戦争の話はしないって約束しちまった…どうするべきか…)
そんなことを考えているうちに家に着いたが、何やら騒がしい。
栃木 「群馬!!!ッあんたら!!」
茨城 「栃木!?どうしたんだ!!」