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ぺん
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ぱやポテ^^
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注意、とりあえずお一つだけです。
なんでも許せる方のみお進みください。
シャオロンside
「我々国幹部幹部ゾム、行ってくる」
一瞬の出来事だった。
たったその一言で、通は途切れ、静寂だけが食堂内を支配していた。
意味が分からなくて、何が起きてるのか全く理解できなかった。
「………──」
グルッペンが言葉を発しようとしたその時、猛烈な爆音と窓を抑え込む爆風によって、
その言葉は遮られてしまったのだ。
爆薬のかすかな匂いが鼻をくすぐった瞬間、俺は訳も分からず反射的に走り出していた。
野生の勘が騒いでいたのだ。
なにせ、爆薬のにおいを感じるということは、近くで爆破したということ。
ゾムの通言。敵襲。爆弾。
思い浮かぶことが気持ち悪くて、必死に掻き消そうとしながら自分の背中を押す。
そんなはずがない。アイツが死ぬはずがないのだ。
「…ッぞむっ!!!」
二階の窓から飛び降り、地面に最大限衝撃を抑える形で着地し、必死にあたりを見渡す。
まず、鼻が曲がるような匂いが刺激し、思わず口元を抑える。
濃煙に包まれた外。ということは、それほどに強い爆弾を使ったということ。
そして、このなれもしない腐ったような匂いは、人の血肉だ。
自慢ではないが、結構鼻が利くため、思わずあまりの匂いに立ち眩みを覚える。
だが、そんなことをやっている場合ではないので、シャベルを強く握り、歩幅を進める。
爆発地と離れた場所にいるため、ゾムを探すのは困難だろう。
仮にまだ敵がいるなら、後ろからたたいてやる……と、シャオロンは神経を研ぎ澄ませながら前を見つめていると
──殺意。
刹那、その場から転がるようにして退避すると、自分がいたところに、ぐさり、と剣がぶっささっていた。
まさかの敵は後ろにいたらしい。
「…このシャオロン様を不意打ちとは、ええ度胸してるやないか!!!」
ぎゅ、とシャベルに力を籠めると、煽り魔、こと接近戦最強は、勢いよく現れた大群に向かって、シャベルを振りかぶった。
「──多い、多い多い、多すぎる!!!」
愚痴りながらも動かす手は止めず、目の前にいた奴の頭を踏み台にして華麗に飛翔する。
いったいどれほどの国が協力すればこんなにも多くの兵士を導入できるのだろうか。
多分、今回奇襲してきたやつらがたったの一部であり、またもや友軍というなの援軍を連れてくるなら、
まずいことはこの上ないし、これ以上俺の力を見せるわけにもいかない。
データとして戦闘記録を保存され、無効化されることが何よりも面倒なのである。
だからこそ、絶対に引けないな、と思う。
こんなにも多くの量を引き受けるのは荷が重いし、ゾムの様子が心配で仕方がない。
「あがっ!!!??」
たまたま後ろにいた奴の攻撃を肩に受けてしまい、バランスを崩す。
心臓一直線で狙われ────
「なにしとんじゃごらあああああああああッツっ!!!!!!!」
突如獣の咆哮ともとれる大声が鼓膜を大きく揺さぶると、近くの窓から飛び出た水色の男が、
俺を刺そうとしたやつの脳みそを剣でぶちまけた。
「こ、コネシマあっ!!??」
「おう!大丈夫かシャオロン!!!」
俺が来たで!!とでもいうように血濡れた剣を振り回しながら振り向くと、
そいつは太陽のような笑顔をこちらに向けた。
「大丈夫に見えたらお前の目は節穴や」
「ひっどお!???心配してるだけやんけ!??」
ちょっと悲しそうに叫ぶ男をしり目に、少し心が軽くなる気がした。
ずっと敵やゾムのことで頭がいっぱいで、ずっと緊迫していたのかもしれない。
「………まぁ助かったクソチワワ」
「誰がチワワじゃポメラニアンっ!??」
コネシマは見事なツッコミを入れて見せると、俺のほうを一度だけ見てから、八重歯を見せて笑った。
「背中は任せたぞ!!!」
「………おう」
ちょっとうれしかったのは、内緒にしておくことにした。
初めて会ったのは、コネシマで。
俺をこの世界に入れてくれたのは、コイツだった。
ただの潜入捜査。だけど嫌いなやつらから逃げれた楽園。
多くの苦しむ国民を捨てた俺には、こんな資格もないと思ってたけど。
最後まで、みんなは俺を見捨てなかった。
なんだか懐かしさを覚えながら、俺はシャベルを振り、コネシマは剣を振る。
「あれあれ、シャオロンさん?お前ちょっと息荒くなってないですか~????」
コネシマが煽るようにして背中越しに声をかけてくる。
「んなわけないわ!!余裕っちゅーの!!!」
そう叫んだ矢先、殺しても殺してもわいてくる敵に、何度も同じ動作を繰り返すのに、疲労がたまっていたのか、動きが鈍ってしまっていたのか。
どすり。と、鋭い剣が俺の腹を貫いた。
コネシマside
どすり、と鈍い音がすぐ後ろで鳴って、
次いで、ごぼ、と血が口からあふれ出るような嫌な音が聞こえて、そっと後ろを振り向く。
「──ぁ…え」
「しゃおろん…?」
腹に、黄色い男の腹には、鋭い剣がしっかりと貫き、刺さっていた。
そして、その腹からじわりと血が滲み、地面に零れ落ちて────………
「シャオロンツ!!!!」
俺は剣すらも投げ捨てて、必死にその仲間に駆け寄った。
「ばか、野郎!!!!」
シャオロンは剣を投げ捨てた俺を見て目を見開くと、馬頭の声を痛みに乗せてあげた。
シャオロンに近寄った矢先、俺の足に、背中に、大量の剣が突き刺さる。
「あああ””あああぁあああっっっ!!!???!!!」
痛みに対する咆哮が、口から漏れ出た。
「ばか、おい、コネシマっ」
はなれろ、おれをかばうな、とでもいうように抜けきった力で俺の体を押そうとするもんだから、
俺はぎゅ、と離さないようにシャオロンの体を抱きしめた。
「ごめん」
痛くて、痛くて仕方ないのに、俺が出た声はそれだけで。
みんなと初めて会ってから、やっと。やっと何かをつかめた気がして。
何気ない日常が好きで、仲間が傷つくのが怖くて。
グルッペンも、シャオロンも、ゾムも、大先生も、全員大好きだった。
視界がかすんできて、感覚が薄くなるのを感じた時、
「何泣いてんだよばーか」
ぎゅ、と冷たい手が俺の手を握った。
「お前を一人にはしねえって」
そういって、黄色いソイツは柔らかく微笑んだ。
こんな死に方で、ごめんなさい。愛してくれて、ありがとう。
だから、おれたちもあんたにずっと忠誠を誓うよ。グルッペン。
俺たちは手を握り合うと、血まみれのまま、そっと目をつむった。
はい、お疲れ様でした〜
ずっとテストに追われて絶望的でしたね
ま、ぎ、ギリ一カ月経ってませんから!(??)
回覧あざした〜
コメント
3件
ぅわ…、、好き… zmさん大丈夫かな…でもshaとknのペア好きすぎです…!!
うわ、最高過ぎ…👍️
うわ……これは、重い展開が一気に来ましたね。 シャオロンが最後までシャベルを信じて戦い抜いたシーンも印象的でしたが、何よりコネシマが「背中は任せた」って言って笑い合ってた直後に、あの展開で二人が手を握り合って目を閉じるラストには、こちらも息が止まりました。「愛してくれてありがとう」の一文がじわっと来ます。爆弾と敵襲の設定も、世界観に引き込まれました。次どうなるのか、すごく気になります。るかさん、お疲れ様です!