T「はーい、今日はこの前やった炎魔法の応用をしまーす」
T「見ててくださいね〜」
🟡そう言って先生は、火球を創り出して的に放った。見た目は卓球の球みたいに小さいのに威力は爆弾並みだった。おそらく魔力の圧縮の授業をしてたのだろうか…
T「こんな感じでギュってやってパって放ったらドーンってなるのでやってみてくださ〜い」
🟡あの先生絶対感覚派だろ…fuみたいに…じゃなきゃ擬音で説明しねーよ…
T「あ、kzさんとsyuさんは先に魔力測定と、使い魔契約を済ませちゃうのでついてきてくださ〜い」
🟡先生についていくと、1年生が集まっている講堂についた。
T「あ、ちょうど1年生がやってるんですか、◯◯せんせーい、こっちの生徒も一緒にやっていいですか〜?」
T「あ〜飛び級の生徒たちですか?いいですよ」
T「じゃあ、kzさんとsyuさんはこの先生について行ってくださ〜い」
kz「わかりました」
🟡ちょうどrmとfuも来て、一緒に魔力測定をする列に並んだ。
rm「俺って魔力あんのかな?」
kz「syuを治してもらったとき使ったじゃん」
rm「あ、そうだった」
syu「俺は…そもそも魔力能あるんですかね?」
kz「一応魔力が必要になったときに溜めれるように造ってると思うけど…」
syu「基礎量はあるんですか?」
kz「俺の四分の一はあると思う」
syu「それって結構多いんじゃ…」
fu「???????????」
🟡今、fuは俺らが何の話をしてんのかわかっていない。頭の中が?でいっぱいだから。
復習がてら説明しようと思う。
kz「fu、魔力能とは?」
fu「ぅえ!?…えと…」
kz「魔力を…?」
fu「あッ!魔力を作り出して溜めるところ!」
kz「そう」
kz「じゃあ基礎量は?」
fu「普通の人が学校に上がるまでに持ってる魔力量!」
kz「正解」
fu「その話をしてたのか」
rm「あ、次俺だ」
kz「行ってら〜」
🔵水晶玉の前に立ち手をかざして魔力を測った。
浮かんだ色は紫色だった。一人一人個室で測っていたから普通なのかはわからないけど、出るときに先生たちがざわついてたのはわかった。
rm「ただいま~」
kz「どうだった?」
rm「わかんない」
kz「え?」
rm「基準がわかんないからな〜…」
syu「ただいま戻りました」
kz「どうだった?」
syu「水晶玉が紫色に光りました」
kz「俺も」
rm「まじ!?俺も!」
🔴どうやら、全員紫色に光ったようだ。
講堂にいる全員が測定を終わらせたあと実習所に戻ろうとしたら4人で担任に呼び止められた。
T「すいませ~ん、kzさん、syuさん、fuさん、rmさん、こっち来てもらえますか〜?」
fu「えッ…俺らなんかやった?」
rm「昨日勝手に列から離れたとか?」
fu「それは…」
rm「先生たち知ってるから大丈夫に決まってんだろ」
kz「俺らは何もやってない…はず…」
syu「寮に行って登校しただけです…」
🟡とりあえずなんか言われるのはめんどかったから、先生のとこへ行った。
T「いや〜すいませんね〜測定の結果がすごいことになってたんで…」
T「え~っと、まず先に四人は特待生クラスに移動してもらいま〜す」
全員「え?」
T「説明はその後にするんで〜」
T「教室は〇〇にあるんで先に行っててくださ〜い」
rm「え?どゆこと?」
fu「さあ…」
syu「ここですね…」
rm「広ッ!?」
fu「誰もいなくね?」
kz「席座っとくか…」
T「すいません、すいません、資料探してたら遅れちゃって…」
T「…仲がいいんですね」
kz「…まぁ」
🟡こんな広いのになぜか4人で並んで座ってるんだからそう思われんのも仕方ない。
長机だから余裕だけど、少し狭い。普通は3人までの広さなんだよな…
T「じゃあ、授業を始めまーす」
kz「え?」
T「まず、魔力にはランクがあります」
T「下から、黄色、橙色、赤色、紫色です」
T「黄色は900〜1000、橙色は基礎量の1000〜2000、赤色は少し多い2000〜2500」
T「紫色は1万以上ですね」
🟢どうやら、1万以上はいままで1人しかいなかったらしく、一気に4人見つかったのは前例がなかったみたいで担当教員全員が驚いてたらしい。
俺とkzはわかるけど、なんでrmとsyuも…?
T「まあ、詳しい説明はめんどくさいのでここまでにして使い魔召喚しますか!」
rm「詳しいとこ知りたかったんだけど…」
T「まあまあ…じゃあ、ここの魔法陣に一人ずつ立って魔法石を持ってくださ〜い」
kz「あ、先生、俺もう使い魔いるんですけどどうすればいいですか?」
T「え!?もういるんですか!?そりゃすごい…じゃ、kzさんは召喚しといてくださ〜い 」
T「最初は…fuさんで!」
fu「俺!?」
T「ほらほら早く早く♪」
T「どんなのがでてくるのかな〜♪」
🟢先生、絶対魔獣専門の教師だろ…めっちゃ嬉しそう
🔵てか、fuとkzここの王子なのに先生めっちゃラフに話してね?すげー…
T「円の中心に立って…はい、どうぞ!」
(ピカッ✨
rm「うわッ!?眩!?」
(ポンッ💭
fu「へ?」
コメント
9件
多分あの子だとわかるけど分からないふり…( ; ˙³˙)~♪
使い魔!!どんな子だろう✨楽しみです〜! あ、4日前くらいから見させてもらってます〜!✨✨✨
何が出るかな♪何が出るかな♬ デデデデンデン、デデデデン・・・ (ネタわからんな