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【普通が当たり前】2話
学生時代が終わり、成人を迎えた
大学生になり、周りの先輩や同級生が就職のことについて話していた。
仲のいい女性(同級生)の一人が自分に問いかけてきた。
「どこの就職先にするか決めた?」
自分はその時「IT企業にするつもり」と答えてた。
自分も同級生の就職先が気になっていたから、相手に聞いた。
そしたら、同級生は「私は建設会社にしようと思っているよ」と言っていた。
自分は思わず、「女子が建設会社?やめた方がいいよ。普通の一般女性がやっている職業にした方がいい」と言って、
同級生は少し腹を立てた様子で「私が好きな事をしてはいけないの?」と言われ、同級生はその場から去ってしまった。
その時の自分は言ってはいけない事を言ったのか、それとも否定をしてはいけなかったのか、
その事を考えていた。
次の日になると、自分が考えていたことが頭から外れず、同級生に謝ることにした。
「昨日は君の就職先を否定してごめん」と言って、それを聞いた同級生は「大丈夫だよ」と答えた。
同級生は少し悲しそうな笑みを浮かべた。
実は自分以外にも就職先を選び直した方がいいと言われ、建設会社をやめることにしたらしい。
自分は「誰かになんか言われても、自分の選んだ就職をした方がいい」と同級生に伝えた。
同級生は「私がみんなと違う就職を選んだせいで、私から離れる人が増えたから、普通じゃないと言われるのが怖いからこのままでいいの」と泣きそうな顔で自分に言った。
自分があの時に、同級生の選んだ道を否定したせいで、あの子の人生を壊してしまった。
普通という言葉だけで、人間は変わってしまう恐ろしさを感じた。
コメント
1件
うわ、これ普通に刺さったわ……「普通という言葉だけで、人間は変わってしまう」って一文が重すぎる。主人公が同級生の夢を否定したとこ、読んでてこっちまで胸がギュッとなった。しかも他の人にも言われて結局諦める決断させちゃったってのが切なすぎる。2話目でここまで心情描写に引き込まれるの、やばい。続きがすごく気になる🔥
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#学生
寝姫(ねき
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