テラーノベル
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うわ、もう朝か…って。
「遅刻する!?」
朝ごはんもそこそこに、俺は家を出た。
「間に合った…」
俺は頭痛のする頭を抑え、会社に入った。
今日の運転はいつもより荒かったせいか、頭がぐらぐらする。
吐き気もするし、久しぶりに乗り物酔いしてしまったみたいだ。
「は、ッガハッ…はあ、はあ」
そう思いながらトイレで吐いた。
しかし、朝から何も食べてないせいで何も出ない。
怠さと吐き気を抱えながら仕事をしていると、電話が鳴った。
先輩が出ると、手招きされた。
「お袋さんからだぞ」
「…はい」
最悪だろ…この時に?
しかし、俺には出る以外の選択肢はない。
受話器を受け取り、廊下に出た。
「はい、もしもし」
「ちょっと、先月の分振り込まれてないんだけど?早くして」
「ごめん、でも先月h」
「言い訳はいらないわよ。いい?高校まで行かせてあげたんだから払うのは当たり前のこと。なんでそんなこともできないの?」
「いや、その」
「はー、本当にもう…今月はいつもの2倍ね、わかった?返事は?」
「…はい」
「もう社会人なんだからこれくらいみんなやってるわ。私が育てたんだから私に親孝行するのが当たり前。いい?じゃあね」
「え、ちょっt…切れた」
いつもの2倍?頭イカれてんのか…
考えるとまた吐き気が 襲いかかり、トイレで吐いた 。
しかし、気持ち悪さや頭痛は増すばかりである。
重い頭で先輩に受話器を返しに行くと、先輩に声をかけられた。
「お前、お袋さんに会社にかけてくるのやめさせろよ〜」
「…はい、すみません」
いつものこと、いつものこと。
「お袋さん心配してんだろ、たまには実家顔出したら?」
「そうっすね…w」
いつものこと。大丈夫。
そう思いながら作り笑顔で誤魔化した。
「そろそろ商談行ってきます」
「おう、頑張れよ〜」
俺は逃げるように会社を出た。
「…はは、ついてないな」
商談を終え、外に出ると雨が降っていた。
天気予報を見るも、あと3時間はやまないようだ。
相変わらず吐き気と頭痛もある。
あと、雨が降ってきたせいなのか、尋常じゃなく寒い。
とりあえず会社に戻らないと。
今動かないと動けなくなりそうだ。
そう思いながら雨の中を走り出した。
白玉くん
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ことみ
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コメント
1件
うわあ…第3話、読んだよ…。朝から母親からのプレッシャー、もう心がギリギリすぎて胸が痛くなった。吐き気と頭痛の中で作り笑いして「いつものこと」って自分に言い聞かせてるところ、すごくリアルで苦しかった。逃げるように外に出ても雨に打たれて…もう休ませてあげたいよ。本当に早く、誰かこの人の味方になってくれないかな。続き、気になる…。