テラーノベル
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……疲れた。
毎日毎日、学校や仕事、人付き合い……大変な事ばかりだ。
少し休みたいとは思うが、世間はそれを許してくれない。
助けて欲しいと、もう嫌なんだと、そう言えたら良かったのに。
言えない自分が悔しい。
夜中は、夜は。
優しく包み込んでくれる気がする。
大丈夫だと、よく頑張ったと、褒めてくれるような。そんな気がする。
夜空にある星は数え切れないほどあって。
空はとても広くて。
……それが、なんだか自分に似ている気がして。
空は世間、社会で、星は人々で。
自分は所詮社会の歯車で居なくなっても変わらずに日々は過ぎ去っていく。
だから、無理する必要は無いんだと。
死にたいって、消えてしまいたいって思うくらいなら逃げていいんだと、そう言ってくれている気がした。
明日が来るまで。
それまでは、少しの間でいいから。
深呼吸をして、外の涼しい風に当たってこよう。
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