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久しぶりの、士潔最高過ぎるー!!
遅れてすみません!高校生活慣れなさすぎて書く暇ありませんでした!皆さんは部活何部ですか?私は弓道です!
すみませんが早く世界と合流させたいので飛び飛びで行かせて頂きます!
「凪!!」
「うわっと…急に抱きつかないでよ潔」
「ごめん!でもよくやった!」
「やったね凪っち!」
「よくやった凪!」
決めた、ゴールを決めた!
あの日本代表に1点決めた!
「よし、ポジション戻れ!」
あれから何分、何十分経ったのか
それを意識させないほどに楽しく熱くサッカーをしていただろう
そのせいかなかなか勝ち負けが決まらない
そんな時だった
「凛!次は…凛?」
「…」
目がガンギマっており舌を出してまるで別人のような
どうしたのだろうか、もしかして疲労?いや凛に限ってそれは無い
なにか不調なのか
「おい、どうしたんだよ!」
まだ試合の真っ最中だ
なにか不具合があるのならまずい
声をかけても反応はなくただボールを持っている冴に向かってゆっくりと歩いていくだけだった
「…なんだお前、まだその顔できんのか」
「…」
息が荒い
体も周りの空気も暑いのにフィールド全体が冷たく冷却されたような雰囲気に包まれた
「だが、まだお前が俺の弟だと思っている限りお前は俺に勝てない」
その言葉を合図にして今までスローモーションかのように軽く動いていた奴らが一気に動き始めた
「ッ…!」
軽く足でリフティングし空中に上がらせたところで右足を1歩踏み出して後ろにある左足で空中に浮かされたボールをフェイントする
そのまま右に勢いよく移動しそれを凛が阻止するかのように冴の横腹を力強く掴み距離を取った
誰も入れなかった
2人だけの世界
これが長く続くと思ったがそんなことは無かった
距離を取った反動で凛の体勢が崩れたところを冴が狙い前かがみにフェイントをかけようとした途端体勢は崩したものの足を冴の横にあるボール目掛けて高く浮かせたのだ
「ッ?!」
誰も反応出来ずに愛空がジャンプしても届かない高さ
そのボールがゴール付近にワンバウンドしようとした時
誰かの足が近くに潜んでいた
ボンッッ
誰も止められないまま”この俺が”シュートを決めたのだ
『ゴ、ゴぉぉぉぉぉぉぉぉル!』
『ゴールを決めたのはいつの間にかゴール付近にいた潔世一だぁぁ!』
ピ、ピッーーー!
3vs4
仲間の歓喜泣き声、観客が騒ぎ叫び口笛が舞う
「潔!!」
「ぐえっ!」
「やったやった!シュート決めた!」
「よしよししてやる!」
「凡!よぉやった!」
色んな仲間が集まって汗だくの体で抱きしめられて嫌なはずなのに嬉しい
そんなの気にならないぐらい楽しい
「…勝った、…っしゃああああっ!」
仲間と勝つのがこんなにも嬉しいだなんて楽しいだなんて思わなかった
いつも龍聖と一緒だったから分からなかった
ああ、勝ったんだ…!
「凛」
「!…にぃちゃ」
「俺はこの日本に見限りをつけすぎたのかもしれない」
「ぁぇ…」
「あいつが…”潔世一”が日本を変えるだろう」
「…はっ、?」
「潔!」
「え?」
「インタビュー!来てるぜ!」
「ぅえ?!ちょっ、押すなよ!」
パシャパシャっ
「潔選手!試合に勝った感想を! 」
「ぇ…と…う、嬉しいです…はぃ」
テンパりすぎて小学生みたいなこと言っちゃった!
はじぃ…
「今後の意気込みはありますか?」
「ぇ…」
意気込み…
ブルーロックに来て初めて自分の武器を強く出すことが出来て自分のエゴが出せてライバルができて…
「…します」
「え?」
「俺たちブルーロックはu20ワールドカップルで優勝します」
違う
そんなんじゃない
俺は…
「違うな…”俺が”u20ワールドカップで優勝します」
ってのが昨日で…今日、本当はブルーロックのみんなと遊ぶ予定だったんだけど
「っ、ゃ…やだっ…ぁ」
「やだ?こんな締め付けてるのに…欲張りさんはどこのどいつだ〜?♡」
試合終わってみんなと解散した途端にホテル連れ込まれて夜から朝まで続きっぱなし、長く続くのを予想してゆっくりやってるんだけど…1回1回が深いから意味無いんだよ
相手は誰かって?もちろんアイツしかいないだろ
「おく、っゃぁ…龍聖っ」
「あ”ぁ〜、久しぶりすぎてキッついなぁ…ねぇ世一、まだくたばんないでよ?俺まだお前足んないの…寂しくて寂しくて死んじゃいそうだったんだぜ?お前の愛しいうさぎちゃんが死んでもいいの?」
うさぎなんかじゃないだろお前
野獣だろうが
「ふぅっ…んぁ、お腹押さないで…」
「かぁいいねぇ、世一…何週間もお預けだったんだからさぁ、待てできた彼氏様に褒美くれてもいいでしょ?」
「っだって、ぁ…みんながいたし…んぅっ…ぅあっ、あっぁ…」
「見せびらかしちまえよ」
「そっんなの、むりぃ…!ぃやぁっ」
「っ、はぁ…世一の中あったかぁ…」
「ぁんっ…ぁぅ…ぅっ~、俺だってっ…シたかったんだからなっ」
「…ぁーあ、もぉ世一ってアホすぎて可愛いよね」
「…っはぁ?何言っ、ぁッはやっぃてぇ…!な、で…」
「早いの好きでしょ世一」
「好きじゃっなぃ…ぁっぁあ、んひっ」
「っ…ぁ〜、イク」
「っ?!…中っ、ダメっ…外出してっ」
「世一も一緒にいこーよ」
「ダメダメっ、まっ…ぁッ—–!」
次回潔世一の危機勃発