戦兎 「 ここは ?」
万丈 「 秘密の場所です。」
戦兎 「 へ〜 、」
そこは綺麗な夜の海だった。人が居なくて都会の町から遠くてとても静かだった。俺は好きな雰囲気の場所。
万丈 「 てゆーか 、 名前なんですか。」
戦兎 「 桐生戦兎。」
万丈 「 あーあの天才で有名な。」
戦兎 「 戦兎でいいよ。タメ口でもいいし」
万丈 「 … んじゃあ戦兎 。 」
戦兎 「 うん。何?」
万丈 「 この場所気に入ったか?」
戦兎 「 うん 。 気に入った 。」
万丈 「 それは良かった 。」
と言うなり青年は海の方へ走っていった
何してんだ。
と言いたかったが 手遅れだった。
万丈 「 気持ちいぜ 〜 戦兎 。」
戦兎 「 俺ら制服だし。明日学校じゃん。やめろよ 。」
万丈 「 死のうとしてたんだから それぐらいどうってこと ねーだろ?笑」
戦兎 「 ド正論だわ 。」
そうやって俺も海に走ろうと海の方を見ると、青年が神々しく 素敵に見えた。 思わず見とれていると 戦兎 ! という声が聞こえてきた 。
戦兎 「 ん、今行く。」
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モブ 「 桐生〜はよ〜!」
戦兎 「 はよ。」
モブ 「 桐生助けてくれよ、テスト、」
戦兎 「 自分でやりなよ。」
モブ 「 え〜?!」
そうやって学校に入ると何故か騒がしかった。
モブ 「 なになにー?うぉ、すっげぇ、」
戦兎 「 何、そんなすごいの?見せて。どーせしょーもな、」
見るとそこには綺麗な絵を書く青年の姿があった。その青年とは まさに万丈龍我の事だった。
万丈 「 … 、ちげーな、」
モブ女 「 きゃぁ!!万丈くん!!」
万丈 「 んぁ、なんだ?」
きゃーーー!!!
と叫ぶ女子。俺も女子だったら叫んでいただろう。実際今も見惚れている。
パレットを片手に筆先を動かし … いや、筆が自分で動いているみたいだ。まるで万丈の配下に居るような、そんな感じである。
モブ 「 あれ1年の万丈だろ?すげーよな、」
戦兎 「 … 、」
モブ 「 桐生、?」
戦兎 「 ぁ、?あぁ 、 だな。 」
すっごい綺麗。何書いてんだろ。
『あ、戦兎!!』
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