初夏のまだ涼しい時、人生で初めて恋をした。
道端や樹木に咲く花よりも美しく穏やかで心配もしてくれる君が愛おしかった。
時には辛かった時もあれば、悲しい時だってあった中、君は気にせずに俺を励ましてくれた。
それは本当にかけがえのない日々でもあった。
なあ風香、お前は今どこに居るんだ?
この世界ではないどこのどんな場所で俺のことを思っているんだ?
お前の居るその世界は、花が咲き乱っていて争い事もない穏やかな場所なのか?
いつかまた会えたら、またお前と一緒にお出かけして他愛もない話をして最後に愛の言葉を言うからな。それ迄は俺のことを絶対に忘れるなよ。
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