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手足が冷たい。


心拍数も上がるような感覚がある。


その理由は青白く不気味な雰囲気を

纏っているヒソカととても真っ直ぐで元気を分けてくれるゴンが3勝1敗で約束通りヒソカとリング上で2人立っているからだ。


ヒソカは楽しむ気満々で今にもヒソカの世界に引っ張られそうな感覚がある。

ゴンはそれを対抗するようにとても強ばった表情をしている


「お兄ちゃん。ゴン大丈夫かな?」


「大丈夫だろ。ゴンは本番に強いからな」


そんな頼もしいことを言う兄の顔は

心配をしてるようには見えなく勝敗を

見ているよりかは勝てよというプレッシャーをかけているようだった。 


目に追えない戦いが始まる。


見ているだけで実力や経験が雲泥の差であることが見て取れる。


でもこの戦いの目的は勝つことではなく1発ヒソカにお見舞いすることだ。


ヒソカに中々当たらない攻撃。

攻撃に走る度お見舞される攻撃その度冷や汗が出る。

そんな私と裏腹にゴンに不安などなく石板を裏返し1発をお見舞いし44番と書かれたプレートを渡す。


それを見て一息つく


「君強化系だろう?」


ゴンにそう言い放ち血液型性格診断のようにそれぞれの性格診断の内容を話し始める。


それと同時に念がゴンのほっぺに伸びる。


念には7種類の種類があるヒソカは変化形、

ゴンは強化系このふたつは気まぐれで嘘つき、単純で一途そのふたつはあっていた 。 

そして私は特質系ウイングさんに水見式を習いやった結果だ。





「アルアこれで水見式をやってごらんなさい」


ウイングさんがそう言った 。 

わたしは前みんなと水見式をした際

何も起こらなかった。 

その際ウイングさんは特質系と判断したが上手く年が込められていたかも分からない私は念への期待を失っていた。

「これはなんですか?」


「キルアがさっき訓練のために使った変化された水です。味見してごらん」


「甘い」


でもそれがなんて言うんだ。

半信半疑で私は水に集中する。

キルアの念はとても水に込められているからか規則的に揺らいでいてとても綺麗。



「あ、れ」



念の揺らぎが変わった変わったというか静止した。

ただの水そこから念はほぼ感じない


「やっぱり君は特質系だ。味が元に戻っている」


ウイングさんにそう言われ慌てて味見する

。その味は無味無臭、正真正銘水の味だった

「どうして?」


「君の念は人の念を

変化されるものなのでしょう。

普通の念が青や赤なら君の念は

透明で他の色を入れなければ見ることが出来ないものなのでしょう」


「そんなことってあるの?」


「念は似ているものはあるにせよ人によって違います。人の数種類がありますよ」


その言葉は念への興味を復活させ自分の見えない可能性にとてもわくわくする 


「それに君は念が使えないと落ち込んでいたかもしれませんが。

念が使えない者に念は見えません無意識に凝を使いヒソカの念が見えるぐらいですからね」


みんなに見えないことに驚きを覚えそれと同時にいつから見えていたか探る。


「念を使えるようにすることを体を起こすって表現してましたけど、

起きるってどんな感覚なんですか?」


「毛穴が全て開き体がいきなり温まると言いますね。個人差はありますがね」


毛穴が全て開き体が温まる。

そんな感覚に襲われたことはあるんだろうか、

毛穴が全て引く感覚、

鳥肌に襲われる時かなでも鳥肌になる際は寒い時が多いそれは違う



「アルア私の事嫌い?」



ぶわっと鳥肌が立つなんで忘れてたんだろう。


ナニカの能力が何故か途中で止まったことがある。


その後からだ。


私が言えばお返しを辞めてくれるようになったのは、あの日止まったのが私の無意識の念ならその理由は分かる。



ナニカのルールとして4つお願いを断ると例外なく死ぬというルールがある。


最初の方は聞いていたしアルカ、ナニカの喜ぶ言動がとても可愛かったし嬉しかったから兄のように全て聞いてあげていた。


でもどんなに仲が良くても

双子で生まれた時から一緒で

喧嘩しないわけが無い余裕で4つなんて

突っぱねることもあったし

お水持って来てと言われて

お砂糖を入れてびっくりさせたり

ナニカの願いにそわないこともしてきていたそれは私が双子で例外なのかと思っていた。

もしかしたらただ例外だったのかもしれない

おねだり無しで願いを聞いてくれているからその可能性も高い、

けれどそれが無意識の念能力だとしても腑に落ちる。

どんな理由でも私に特別な念能力があることに興奮が止まらない




なんて過去のことを考えているとヒソカVSゴンの戦いは終わっていた。




「アルアはこの後どうするの?」


ゴンの真っ直ぐな言葉が耳に入る


「アルアも俺らと一緒に来るだろ?」


兄の当然のような言葉に心拍が乱れる


「ううん。私この後用事があるからいけないでもクジラ島は難しいけど近くだったら用事の狭間に会いに行けるから移動する時教えて!」


「兄貴とかになんか言われたのか?だったら無視しちまおうぜ 」


「違うよ。個人的なね。無断で身一つで出てきてるしイルミお兄ちゃんのことなら調べて居場所ぐらいは知ってるかもしれないけど何も言ってきてないよ」


「ならいいけど俺はゴンとクジラ島行っちまうけど何かあったら駆けつけるからすぐ連絡くれよ」


「うん!」


「アルアまたね!次会うとしたらオークションの時かな?」


「まあそうだろうな」


「オークションってヨークシンの?」


「そうそう!クラピカとかレオリオとも合流するの!」


「そうなんだじゃあヨークシンの時にまた会おうね!連絡忘れないでよー」



「まかせろ!」



兄のその言葉はとても頼もしい一言だった

ゾルディック一族にいるお茶目な女の子

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