若井side
m&h「…」
なんか…すっごい気まずい、
なんでこんな空気なわけ!?
元貴に急に「俺の家来て、ちょっと話そーよ」とスタジオからの帰り言われた
h「あのさぁ…」
h「なんか俺に言いたいことあるから呼んだんじゃないの?」
m「…」
…応答無し。その気まずさを誤魔化すために行き道に買った飲み物を飲んだ。ほろ酔いね。俺酒飲めないから
m「…単刀直入に聞くけどさ」
h「…うん。」
急に話すからギョッとしたのを隠しつつ、話を聞いていると
m「お前女いる?」
h「んぐッ…ごほっ…」
こいつッ…なんだ藪から棒に…と思いむせてる俺を他所に元貴が続ける
m「最近、なんかちょっと家出るだけでお洒落するし、スマホよく見るし… 」
m「いるようにしか思えない」
…
h「…何言ってんだよぉ…びっくりした…」
h「なわけないじゃんっ!おれはバンド、Mrs. GREEN APPLE一筋!邪なことを考えてる暇ないんだから。」
m「…じゃあ、」
m「俺らと女なら俺ら優先?」
h「当たり前。」
ならさ、と元貴は続ける
m「俺のこと、すき?」
h「…え?」
大森side
h「…え?」
そりゃ戸惑うよねぇ…。幼なじみから急に自分が好きかって聞かれるんだもん。
でもね、若井。
俺分かっちゃった。
m「多分俺、若井のこと好き」
m「若井が女がいるような仕草をする度にさ、何故か胸がざわついて、俺の若井なのにって思っちゃって…」
m「俺がこう思っちゃうのって変?」
指を絡ませて、恋人繋ぎにして、ソファで男2人で倒れてる感じ、まぁ、俺が押し倒してるだけなんだけどね
h「えと…もとッ…き…」
顔を桃のように赤らめて、目をまん丸にして、弱々しい声を出すお前を見ると、
あぁなんて愛おしいんだろって思っちゃう。
若井のことを変態って言ってたけど、俺もこんなのに興奮する変態なのかもなぁ。
m「ねぇ若井、別に俺若井のこと抱けるよ?」
m「若井は俺の事、受け止めてくれないの?」
h「…たしかにッ…元貴のことは好きだよッ…でも、それは友達としてとか、仲間としてであって…元貴と同じ好きじゃないと思うッ…」
…そっかぁ。
なら
m「無理やりにでも好きになってもらわないとっ♡♡」
♡…500
次回🔞
コメント
2件
もくもくさん…!(名前呼び失礼します🙇)絵だけでなく文才もあるなんて…!尊敬です…✨小説の作風も好きです!!こんな感じのヤンデレな大森さん良いですよね…🫶