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5件
4がいいです
2かなぁ
2がいいです!!
『ダメ、やめて…!!』
ムジカ!!
「「「 消えた!? 」」」
『ムジカには現実に帰ってもらった。間一髪だったよ』
「オト、お願い……戻ってきて。一緒に暮らそうよ……」
『歌姫にはもう仲間がいるでしょ?』
「あたしは…オトがいい!!」
「オト、戻ってきてくれ」
『….赤髪、1つ問おう。記憶をなくせばそれはもうオトでもトールでもない、別の誰かだ』
『その姿をしたナニカ。そんなの到底受け入れられない』
「「「 ……… 」」」
その頃現実では
オト、ドォシテ。僕ハオトガ居レバ良ィノニ
嫌ダ。置イテカナイデ。居ナクナラナイデ…
ナンデ。ナンデナンデナンデ¿側ニイテョ、ズット一緒ダッテ言ッタノ二。
居ナクナラナィデ。居ナクナラナイデ。居ナクナラナィデ。居ナクナラナイデ!!!
『ぁぐッ!?』(膝をつく)
「オト!?どうしたの!!」
『ムジカが…..』
「トットムジカ?トットムジカがどうかしたのか」
『赤髪、ボクを殺せ!!』
「オト!?!?」
『はや…く!みんなを、傷つける前に!』
「どうしたんだ、何が起きてる!?」
『シャンクス、ウタ….ルフィ..!』
「「「 !?!? 」」」
『わたしを、止めて…』
ブワァッ
トールの体が大量の黒い音符に包まれ、次、その姿を現したときその瞳に先程までの光はない。
おもむろに口を開き、あの破滅の歌を歌う。
『 ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ 』
「トットムジカが現実世界で暴走したんだ。オトとトットムジカは繋がっている。
トットムジカの暴走がオトに影響を与え、オトも暴走したんだ」
「そんな…オトを攻撃するなんて出来ないよ!!」
「シャンクス、ウタ!俺がやる!!!俺ずっと前からオトに会ってんだ。
でも止められなかった!!俺の責任だ!!!俺がやる!!」
「あたしもやる!オトを守りたい」
「3人で力を合わせるぞ。出来るだけ音符が集まっているところを狙え」
「「 おう・うん!!」」
『雨打つ心 彷徨う何処 枯れ果てず湧く願いと涙 解き放つ 呪を紡ぐ言の葉』
歌を歌う度、攻撃力を増す音符の戦士たちに3人は苦戦する
「倒しても倒してもどんどん湧くぞ!」
「シャンクス!あたしここじゃ能力使えない!!」
「!?下がっていろウタ!」
「足でまといはイヤ!!あたしはあたしなりの戦いをする!」
「オト!!お願い正気に戻って。飲み込まれないで!!」
『ウ、タ…』
「「「 !!! 」」」
『……..その手段は駄作だなァ。説得は無理だぜ?』
「誰だ…?オトの体で何をしている」
『おーおーそんな睨むなよ。俺も一応オトなんだ』
「あなた一体だれ?」
『んーなんといったらいいかァ?ま、オトやトールの負の感情が人格を持ったって感じか?』
「負の感情が人格を…….」
『んー….お、いいの思いついた。俺の名前はキョク。いいだろ?』
「………オトはどうなっている」
『なんつーかなぁ?眠ってる〜的な?』
「体をオトに返してくれねェか?」
『なんでだ?やっと出てこれたんだぜ!!清々しい気分だ。ま、オレは自分の役割全うすりゃ
あの暗い場所へ帰っちまうがな』
「役割?」
『俺は負の感情から生まれた。悲しみ、絶望、憎悪、不安、そして期待
オトもトールもさぞ寂しかっただろうなァ?少しは期待してたんだぜ。「きっと迎えに来てくれる」ってな?迎えなんか来ねぇってのに。
ま、だからこそ迎えに来ないって分かったとき、より絶望したけどな』
「お前の役割とはなんだ」
『お、気になるか?教えてやるよ。それはあいつらが味わった苦しみをお前らにも与えることだ』
「それをしたらオトは帰ってくるのか」
『んー?いやぁどうだろうな。分かんね』
「はっきり応えろ、大事な娘の命がかかってるんだ」
『 “大事な娘” ね。それを早く言っときゃ救えたのによ。オトはもうダメだ。もたねぇ』
「それは、どういうことだ…..」
『おい待て。覇気を出すな!こいつの弱い体じゃ負荷がかかる』
「手短に話せ、オトに何が起きている」
『こいつは後2時間で死ぬ。夢世界(ユートピア)を開いて今は3日目。元々こいつの体じゃ3日しか夢世界を展開出来なかった。3日目が終わるまであと2時間。それがこいつの寿命だ』
「そんなオト…!あたしまだ……全然、」
「どうにか出来ないのか……」
『ま、出来ることといえば記憶を代償にすることだろうけどな、あいつは許さねェよ』
「なァ!今わりぃけどよー!こいつら消せねェのか!!」
『あー、音符の戦士か。そりゃ無理だ、体がゆうこと聞かねぇ』
『会話は出来るが、それ以外は無理だ』
「……会話はできる…」
「ねぇ、それってオトを説得したらトットムジカも止まるんじゃない?」
「ウタ…それは、……….いい考えだな」
『いや、無理だ。オトは眠ってる。少し経てば起きるだろうがそれじゃ時間がねぇ』
「トールは?」
『あいつも無理だ。トットムジカが自分のために暴れてると思ってニコニコしてやがる。あいつはトットムジカを止めねぇ。オトとトールは違うんだ。性格も違う』
「….お前じゃ、出来ないのか」
『おいおい禁句ワードだぞ?トットムジカはオトとトールの命令しか聞かねぇ』
「どうしてなんだ?」
『デリカシーのねぇ麦わら小僧だな。ま、答えてやるよ。俺は負の感情によって創り出された人格。
その負の感情の源はオトとトール、トットムジカはあいつらの笑った顔が好きらしい。
だからあいつらと同じ顔なのに笑いも喋りもしなかった俺が気に食わないんだろう。子供じみた奴だ』
「1度、説得してみてはくれないか」
『おいおい、今の話聞いてたか?俺なんかの話は聞かねぇ』
「仮にでも同じ顔じゃないか。笑って説得してくれ」
『ひでぇ奴だ。ま、やってみるわ』
現実世界
『あーあー、ん”んッ…』
オトォオト置イテカナイデ!!!居ナクナラナィデ、ャダヤダヤダ
『まるで駄々をこねてる子供だな……いっちょやってやるか』
『ん”んッ…ムジカ!!もうやめて!』
オト?ヤット来テクレタ、側ニイテ、離レナイデ!!
『ムジカ、ムジカもういいよ。ありがと』
…オト?オ前オト?オトジャナイ。オマエジャナイ!!!
『うわッ….!?』
『あー、すまん無理だったわ。いやぁいけると思ったんだがなぁ!気づきやがった』
「そうか…..」
『そんな落ち込むなって!!俺がなんとかしてやるから』
「どうしてそんなに気にかけてくれるの….?」
『んー、なぜって言われたらなぁ。…..なんとなく?』
「なんとなく?」
『おう、なんとなく!!』
「そっか….」
『おいおい折角の綺麗な顔が台無しだ、笑え笑え!』
「俺の娘を口説いているのか」ゴゴゴゴ..
『待て待て!早まるな、俺もオトだ!!』
『………..』
「キョク?」
『あー….すまん、さっきの言葉なし。なんとかしてやれねぇわ』
「え?」
『現実世界でトットムジカが討伐された。もうじき夢世界(ユートピア)が崩される』
「…..!!じゃあ、オトも目が覚めるの!?」
『いや、その逆だ。永遠に眠り続ける』
「え?どういうこと…..」
『自分の意思で起きねぇと夢世界は解除されない。
もし、他者に起こされた場合は一生目を覚まさない植物人間だ』
「そんな、じゃあ…オトは、」
『….すまねぇな、もう時間切れだ…お前らとの話、楽しかったぜ』
じゃあな
ここでアンケートをとりますー!
①ウタとシャンクスにとってHAPPYEND、オトにとってBADEND
②ウタとシャンクスにとってBADEND、オトにとってHAPPYEND
③両方HAPPYEND
④両方BADEND
この中から2つお選び下さい!1番多かったものと2番目に多かったもの2つのENDを書きます!
是非コメントしてください!コメントがなかった場合は作者が勝手に書いちゃいます☆
コメントを見て、それから書き始めるので投稿少し遅れるかもです!
それでは次回をお楽しみにヾ(‘ω’⊂ )))