初投稿ーそしてあかぼく。
多分ネタ寄りになってるかもなんで苦手な人は注意。
誤字脱字あったらすいません。
「俺、木兎さんって可愛いと思うんですよね」
「……?」
午後7時。部活が終わって部室で着替えている最中だった。木兎と赤葦、2人きりだけの静かな空気を赤葦の言葉がぶち壊した。
「…ん?は?赤葦?今なんつった??? 」
「いやですから、木兎さん可愛いなって」
「おかしくない?俺って可愛いの?」
「可愛いでしょうがどう見ても」
「かっこいいとかじゃなくて!?」
赤葦の発言に混乱する木兎。それもそうだ。何故ならあの赤葦が自分のことを「可愛い」と言っているのだ。
あの赤葦が。
(え、こいつガチで言ってんのか?それともボケ?……あ、ダメだ顔がガチだ)
「……じゃあ、赤葦は俺のどこが可愛いと思うんだよ」
「ん、そうですね…」
と言い考える赤葦。いやそんな考えるほど可愛いとこあるっけ?と思っている時に赤葦が口を開く。
「まずはまぁ、元気がいい所ですよね。見るだけで癒されます。」
「それに調子が上がらず試合に負けた時にしょぼくれてしまうのも可愛いですよね」
「え、あ、そう、なの? 」
「合宿の時もですよ。外に出た時に四葉を笑顔で見せてくるし、寝てる時ヨダレ垂らしてるし、なんなら木兎さんが寝ぼけて俺に抱きついてきた時は襲ってやろうかと思いましt「ストップストップ!!もういいから!!!」
ダメだ。このまま喋らせたら 恥ずかしいことを暴露されるだけだ。嫌だ。それだけはすごく嫌だ。何とかしてこの話を終わらせなければ、と木兎が話を終わらせようとした時
「ほら、やっぱり可愛い」
「はぇ!? 」
変な声を出して驚く木兎に赤葦がふふっと笑う。何故か顔が熱い。
「なっ、か、可愛くなんかっ… 」
「木兎さんもしかして照れてます? 」
「照れてない!!!」
熱い。赤葦に可愛いと言われる度に熱くなっていくのがわかる。
多分、今顔真っ赤だ。
「わかりやすいですね、木兎さんは。本当に可愛い。」
「〜〜〜!!!」
赤葦が木兎に近づく。木兎が慌てて距離をとろうとするが、背中が壁についてしまいこれ以上は逃げられなくなってしまった。赤葦との顔が近くなる。
「あ……あか、あし…… 」
赤葦に手を添えられ、しかも壁ドンされているという状態に木兎は焦っていた。相手は赤葦だ。女の子じゃない。
赤葦なのに、後輩なのに、男なのに、
でも、嫌じゃない。
先程よりもさらに顔が近くなったため木兎は覚悟を決めて目を瞑った。
「はぁ……」
しかし聞こえてきたのは赤葦のため息だった。赤葦は木兎から離れ、帰宅の準備を始めた。
「????」
木兎は訳が分からず、その場に立ち尽くすことしか出来なかった。絶対キスされると思ったのに。
「俺の緊張返せよ!!!」
「じゃああのまま襲っても良かったんですか!?」
「……え襲う?」
「はあ、ほんと危なかったんですからね。危うく手出かけましたよ」
「俺殴られかけたの!?」
「いや、犯してやろうかなって」
「なにそれもっと怖い!!!」
もう遅いですし、早く帰りますよ。と声をかけられ、木兎は急いで支度をして部室を出たのだった。
以上です。
文章力マジでないんで許してください。
なんかあかぼくって言えるようなあかぼくじゃなくなってしまったな……
コメント
3件
神ですか?
こんな小説(?)にコメントなんて……ありがとうございます!
最高( ´ཫ` )