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ー道ー
ラ「うぁ〜。ま〜だ着きません」
め「本当にそうですよね~」
レ「まあ、私の家からも10日と少しかかりますし……」
め「まあ、私の村からなら3週間ほどなので………。」
ラ「あっ………。」
レ「そんなに!?だいぶ近づいたんですね………。」
め「今日も野宿ですかね……?」
レ「いや……ラテさんが能力で家建ててましたけど……?」
め「人里に行きたいです!」
ラ「探しましょうか?」
め「え?」
ラ「え?」
め「出来るんですか?」
ラ「植物に頼めば……」
め「チートだぁ…」
レ「こればかりは師匠に同意します……。」
ラ「え。………まあいいや。探しま〜す」
め「お願いします」
ラ「……………………。」
集中してるな……。
ラ「………へぇ……ん?………………」
何かあった?
ラ「…………ふぅん。…………………」
気になってしまう………。
ラ「………あるにはありました。」
歯切れが悪いな。どうしたんだろう?
め「あるにはあった?」
レ「どうしたんですか?」
ラ「なんか………妙な気配があるらしくて。」
め「妙な?」
ラ「閉じ込められている………人。」
レ「え!?それは助けないといけないですよね!?」
ラ「いや、苦痛って感じではないみたいです。ただ、」
レ「ただ?」
ラ「自ら望んで入った訳では無い………」
め「気になりますね………。余所者を泊めてくれそうですか?」
ラ「………。っと、温厚な人の多いようなので大丈夫だと思いますけど」
め「じゃあ、そこを目指しましょう」
ラ「もうすぐ……ありました。」
め「あまり大規模ではないようですね」
レ「壊しやすい……」
め「レイラーさん、物騒ですよww」
ラ「(そういうめめさんが一番やりそう)」
め「もう夕方ですし、話しかけてみますか」
あ、あの人に声かけてみよう
め「あの、すみません」
村人「ん?あれ、見ない顔だね」
め「はい。私達旅のものでして。」
村人「そうなのか。どうしたんだい?」
め「もしよろしければ村に泊めさせていただけないかな…と思いまして。」
村人「こんな村でも良かったら泊まっていきなよ!」
め「有り難うございます」
め「大丈夫だそうです」
ラ「良かった〜」
レ「はい、休息は大事ですし、今日は休ませていただきましょう。」
め「気になることもありますし…(小声)」
ラ「?めめさん?行きません?」
め「ええ。行きましょうか。」
村人「決まったかい?この村には宿屋がないから、空き家を使っていきな」
め「有り難く使わせていただきます。場所は何処でしょうか?」
村人「向こうの湖の方だ。綺麗にしてあるから、安心しなよ」
め「良くしていただいて有り難うございます」
村人「うちの村に来る人なんて滅多にいないからね。ぜひ、村の人たちに旅の話でも聞かせてやってくれないかい?」
め「そんなことでしたら!任せてください!」
村人「あっはは。なんにもないような村だけど、ゆっくりして行ってね。」
めめ一行「ありがとうございます!」
ーとある祠ー
?「”水霊様”。お食事のお時間です。」
“水霊様”「…あれ。あの人達誰だろ?話しに行ってみよっかな(小声)」
?「水霊様。どうかなさいましたか?」
“水霊様”「いや、何でもないです。今日も食事ありがとうございます(ニコッ」
?「私は水霊様にお仕えできるだけでも幸福でございますので。」
“水霊様”「帰ったらしっかり休んでくださいね?」
?「!……はい!ありがとうございます…!」