ー湖の村ー
め「ここっぽいですね」
ラ「きれ〜い」
レ「こじんまりしてていいですね」
め「分かります」
レ「え?師匠はお嬢様みたいなので豪華な方が好きだと思ってました……」
ラ「まあ、一部そうだしね」
レ「え?」
め「入ってから話しましょうか」
レ「え?」
ガチャッ
〈少女説明中………〉
レ「え…………?貴族………?」
ラ「まえ、堂々と言ってたけどなぁ(蝕まれる、蝕む参照)」
レ「あ………。忘れてました……」
ラ「忘れてたんだww」
め「まあ、村壊してきてるので気にしなくていいですよ」
レ「………………」
め「”親殺し”ですから」
レ「ッ……。師匠。」
ラ「めめさん……。」
め「そんな顔しないでくださいよ」
レ「でも………」
ラ「…………村の散策に行きませんか?」
め「いいですね。私も気になっていましたし。」
ラ「じゃあ、行きますか!」
め「………………霊魂」
ラ「霊魂?めめさん、どうしました?」
め「ん?ああ、いえ、少し捜索………調査をね」
ラ「協力しますが?」
め「………”閉じ込められている人”の調査を」
ラ「了解」
レ「師匠〜?ラテさん〜?(遠くから)」
め「今行きます」
トコトコ
め「なにかありました?」
レ「なんか向こうに湖があるらしいですよ」
ラ「あ………。」
め「ラテさん?」
ラ「湖………です。」
め「…なるほど。レイラーさん。」
レ「はい?」
め「急ですが、あなたは、雷の能力も持っています」
レ「え………?」
め「ただ、制御はまだ出来ていないようです。なので、湖に行くのはやめておいたほうがいいかと。」
レ「えっと………私が、雷の能力を……?」
め「はい。あなたの居た村は、あなたが来たときから雷がならなかった。しかし、あなたが怒ると十数年ぶりに雷が鳴った…」
ラ「なるほど…」
レ「私が……居たから?」
め「はい。電気の能力とも言ってもいいかもしれませんがね。」
ラ「試してみたらどうですか?」
レ「………雷?」
パチッ
レ「!!」
め「もっといい言葉があるかもしれませんね」
レ「ん〜…………『スパーク』」
バチバチッ
ラ「お〜!」
レ「『“プローヴィ”』」
ゴロゴロバチッ
レ「あ‥‥」
め「うん。それみたいですね。」
レ「練習!練習してきます!」
ラ「気をつけてね!」
レ「はい!」
タッタッタッタッ
ラ「すごく嬉しそうでしたね」
め「毒の能力は使い所が難しいし、自分を苦しめてきたものでしたからね。」
ラ「‥‥‥…良かった、ですね」
め「ラテさん?………大丈夫ですよ?」
ラ「へ?」
め「あなたは能力が1つですが、十分チートなので。なんなら、木、草、花と考えると3つもありますからね。」
ラ「あ。え。」
め「違ったのならいいんですけど。」
ラ「………(バッチリ、合ってる。)」
め「湖に行きましょうか」
ラ「はい!(この人たらしが‥‥w)」
ラ「ていうか、よく[湖です]だけで気づきましたねww」
め「そうでしょう?天才ですから(。•̀ᴗ-)✧」
ラ「www行きましょ!」
コメント
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久々?プチ解説のお時間です!*⊂( ° × ° )⊃* 今回は一個だけ! プローヴィ(ブローヴィ)は、ギリシャ語で【雷】の意味です! では!