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悠馬side
「神谷くん。俺になにか隠してない? 」
「え?無いけど、」いきなりそんなこと言われたから、咄嗟に嘘を言ってしまった。
「本当のこと言って、」まさか、バレた?そんなはずは、完全に前世の記憶は、消したはず。
「だから無いって、」
「本当のこと言えって!お前、俺だから近づいてきたんじゃないのか?また、殺すために、」え?何言って、俺は、悠馬くんのこと、
「ころしてないよ?」
「は?だって、母さんも皆、お前が殺したんだろ!邪魔だったから、俺に近づくために!」何言ってるの?でも、
「………そうだよ。俺が殺した。君のお母さんもお父さんも、君に関わる人は、全員殺した。まるで君がやったかのように偽って、学校を突き止めて、まるで初めてあったかのように偽って、全部、君のためだ。それより、なんでその記憶が戻った。何をされたんだ?」君が、大切だから、
「やっぱりそうだ。もう、関わるな。後、俺は、シリウスって人に渡された、薬を飲んだ。それだけだ。じゃあ、さよなら。」は?シリウス?なんで、龍馬くんに接触してるんだ。シリウスに会ったならなんで、龍馬くんは、記憶をなくしていないんだ。
ガタンバタンドン
なんの音だ?……もしかして。嫌な想像が頭によぎった。もしかしたら。
バンッ
「っ!龍馬くん!」くっそ、シリウスなヤツら薬、他にも盛ったな。息あるし、頭打ったか、
「ちょっと大きい音したけど、って貴方達今は、授業中じゃ!それよりその子頭から血出てる!」
「は、ほんとだ、」気付かなかった、
「早く保健室行くわよ!」パタパタ
パタパタ
バンッ
「ちょ何?優しく入って、ってその子大丈夫、じゃないわよね、早くベット寝かせて!」
「先生。実は、かくかくしかじかってことがありまして、」
「そうですか、とりあえず応急処置は、済んで、今はぐっすりなので、親御さんに迎えに来てもらいますか、」
「新堂くん。親居ないから意味無いよ。電話しても誰も出ない。」何もわかんない。なんで龍馬くんが?俺近ずけばいいのに、
「そうだった。」この時俺は、ただ。ただ。龍馬くんがここからいなくなるのが嫌で、咄嗟にこんなことを言ってしまった。
「俺が、家まで送ります。」嫌われた俺なんかが行っても、なんにもなりやしないし、目が覚める前に帰ればいい。
「……分かった。担任の先生には、私から伝えておくから。今日はもう早退して。何かあったらすぐに学校に連絡すること。わかった?」
「はい。ありがとうございます。」
「それじゃあ、タクシー呼ぶから着くまで待ってて。」
「はい。」
「ごめんね、龍馬くん。咄嗟に嘘付いちゃった。君のお母さんと、お父さんを、殺したのは、、、」
「ストップ!それ以上話されたら私たちが困る。」
「っ!お前らはシリウス!どうしてここに!」
「私たちが欲しいのは、こいつだ。お前には、眠っててもらう。」龍馬くん!
ガッ
「くっそ、ガクン」
「よし。作戦成功。」
「ちょっと貴方誰ですか!」
「不法侵入なら、警察に言いますよ!」
「丁度いい。お前らも寝とけ、」
ガッガッ
「かはっ」
「やめっ」ガクン
「済まない。遅れた。」
「遅い。まぁいい。あと頼んだ。私は、こいつを楽しむ。」
「あぁわかった。すぐに帰る。」
「捕まるなよ。」
「大丈夫だ。」
「それじゃあ」スッ
はい。謎の人物の正体は、シリウスでしたね!
今回も、最後まで見ていただきありがとうございます。
最後の方少し雑になっちゃいました。すいません。なかなかいい表現が思い付かなくて、
次回も、是非見てください!