テラーノベル
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すちらん!!!
早速いってらー!!!
(また、断られた…)
緑side
LINE
緑「らんらん!今度会えない?」
桃「ごめん!最近忙しいんだよね…」
緑「そっか…!分かった、ありがと!」
スマホの画面を静かに消す。
既読はついた。返事ももらえた。嫌われてない。
そう言い聞かせる。だって、ほんとのことだし。それでも。
もっと上を期待してしまう。
緑「…ははっ、分かってたけどさ笑」
笑ってみたけど、ちゃんと笑えない。
(断られるのは慣れたけど、いつまでたってもこの痛みには慣れないなぁ…笑)
(最近は俺ばっかり誘ってるな…)
トーク履歴を遡る。
「また今度」「ごめん、予定あって」
全部なにかしらで断られてる。
緑「…しつこいよね、」
(分かってるけど…)
緑「おやすみだけ、言わしてね」
それだけ打って、送る。
本当はもっと話したい。少しでも長く繋がっていたい。
でも、それをやったらきっと嫌われる。
今以上に。
(らんらんは、優しいから…)
(その優しさに頼ったらだめだよね…)
翌日
教室の扉を開けると、いつもの声が聞こえた。
桃「あ、すち!おはよ〜!」
緑「……おはよ、らんらん」
自然に笑えた、と思う。
でも、少しだけぎこちないのは、自分でも分かった。
桃「昨日ごめんね!ほんと忙しくて!」
緑「いや、全然いいよ。らん忙しそうだったし」
桃「ほんと!?ありがと〜!」
らんがにこっと笑う。
(こういうとこなんだよな…)
誰にでも優しくて、距離が近くて。本当は嬉しいのに。
それが、今の俺には辛くなる。
俺だけに向けられてるわけじゃないって、分かってるのに。
緑「今日も忙しい?」
桃「んー、今日はちょっとマシかも!でも放課後は部活あるかな〜」
緑「そっか」
桃「なんか用あった?」
(用なんてない、ただ、隣に居たい、これだけじゃだめなのかな…)
(ま、言う勇気はないんだけどね…笑)
緑「いや、別に。なんでもない」
結局、いつも通りだ。なにも変わらない。らんらんとの距離も。
桃「そっか!ならよかった!」
らんらんはカバンを片付けて、廊下の方に消えていく。俺は、机に突っ伏す。
緑「……なんでもなくないんだけどなぁ…笑」
昼休み
屋上の隅で、一人座る。自分の手作りのお弁当を開ける。
(らんらん、今頃友達といるんだろうな、なにしてるだろ…笑ってる、かな)
緑「……当たり前か」
最初から、特別な関係じゃない。ただの友達。いや…らんらんからしたら知人かもしれない。
誘うのはいつも自分で、会いたいって思ってるのも自分だけ。これは完全なる片思い。
緑「……やめとけばよかったな」
(恋愛なんて、なにがいいの、こんな恋心に気づいてなかったらもっとらんらんと自然に居れたかな…)
(…会いたいな)
桃「あれ、すち?」
緑「ぇ“っ、なんで!?」
桃「もぉ ~ 一緒に昼食べようと思ったら居ないからさ!」
緑「え、俺と?」
桃「うん!なんか今日元気ないなって思って」
(らんらんって、こういう所だけ気づくんだよなぁ…)
緑「…そんなことないよ」
桃「あるよ!すち、分かりやすいもん」
緑「そんな?」
桃「そんな!!だって、何年友達やってると思ってんの!?」
(友達…か、笑)
でも、友達って言われただけで、少し、安心する。嫌われてないって。
…でも、距離が近い!!!
(心臓の音、聞こえてないかな…)
緑「……別に、普通だよ」
桃「ふーん」
らんらんが俺のことを見つめてくる。
桃「昨日のこと、気にしてる?」
緑「してないって」
桃「ほんと?」
緑「ほんと」
(きつく言いすぎた…、もぅ最悪)
一瞬、らんらんの表情が曇る。
桃「…そっか」
その声が、少しだけ寂しそうで。
緑「……らん?」
桃「なんかさ、」
緑「…?」
桃「すちって、無理してない?」
緑「……え」
桃「いつも“いいよ”って言うけど、本当は違うんじゃないかなって」
桃「すちっていつも優しいじゃん」
桃「ごめんね、断ってばっかで」
緑「いや、違っ…!」
反射的に否定する。
緑「らんらんが悪いわけじゃないからっ」
(俺がこんな気持ちを抱いたのが悪い、今すぐこんな気持ちなんか捨てたい)
勝手に好きになって、勝手に泣いて、それでもまた惚れて、こんなこと言う資格はない。
桃「でもさ」
桃「それでも、傷つくでしょ?」
緑「……」
俺は答えられない。答えたくないとかじゃない。ただ、今喋ったら、何もかもが崩れそう。
桃「俺さ」
桃「すちのこと、ちゃんと見てるつもりだよ」
緑「……ッ」
緑「なら…っ!」
桃「……なに?」
緑「俺が、らんらんのことどう思ってるか分かるでしょっ」
緑「ごめん、嫌だよね、呆れたよね、もう関わらないから…ッ最後に言わせてッ」
桃「ぇ、ちょ…っ」
言うつもりなんてなかったのに。
この気持ちなんて、墓場まで持っていくつもりだった。でも、もう手遅れだ。
緑「らんらん、好きでした…っ、」
桃「……」
しばらくの沈黙。
(そうだよね、やっぱり困るよね)
ちょっとでも期待してしまった自分が嫌い。
緑「…ごめん、忘れて」
逃げるように立ち上がろうとした瞬間
桃「待ってっ」
後ろから抱きつかれる。
その温度が嬉しくて、でも、辛くて。
桃「…今の、過去形ッ?」
緑「ぇ、」
桃「現在進行形じゃだめ、かな、」
その目は、いつもより真剣で。逃げたいのに、体が言うことを聞かない。
緑「…なんで、迷惑でしょ」
桃「迷惑でもなんでもいい」
緑「…っ、なにそれ、遊んでるならやめた方がいいよ」
桃「遊んでなんかない、ほんとだもん」
緑「…は、?」
緑「いや、だから、俺はらんらんの事が好きなんだよ?恋愛として、」
桃「……」
緑「ほら、困ってる」
桃「……っ」
緑「だから、これで終わりにする、もう関わらないから、安心して」
緑「もう誘わないし、普通に戻るから」
桃「すち、」
緑「大丈夫。ちゃんと諦めるから」
桃「すちっっ!!」
その大きな声で肩がビクッと震える。
緑「ッ…?」
桃「今そんなこと言わないでッ」
らんらんの声が、少しだけ震えてる。
桃「簡単に“諦める”ってできないじゃん」
緑「…大丈夫だから」
桃「俺、すちのこと嫌いじゃない」
緑「なに、好きなの?」
こんなこと、自分で聞いてるのに怖くなる。でも、大丈夫、もう期待しないから。
桃「…好き、だよ」
緑「…それは、友達として?」
思わず聞く。そんな、夢のような言葉なんてないから。
桃「…分かんない」
緑「え」
桃「分かんないけど」
桃「今、すちがいなくなるのは嫌だ、隣にいて欲しい」
緑「…っ、」
その一言で、今まで堪えてたものが全て溢れる。
桃「もぉ、泣かないでよ…」
緑「そんなん出来るわけッ、」
桃「…ねぇすち、」
緑「んッ?」
桃「居なくならない?」
緑「…らんらんが言うなら」
桃「やったっ、」
らんらんは俺の腕に飛びついてくる。まるで子供みたいに。
緑「らんらん、好きだよ」
緑「…俺と、付き合ってくれますか?」
桃「…ぅんっ!」
桃「俺が、すちのこと幸せにしますっ!!」
緑「それは俺もだけど ~ 笑」
桃「…!やっといつものすちだ!」
緑「…そんなに違う?」
桃「違うよ!!今、幸せそう!」
緑「そりゃ、好きな人と結ばれたんだから幸せだよ?」
桃「んふっ、俺も、幸せだよ?」
緑「ほんと?嬉しい」
桃「…ちゅっ」
俺の中の時が止まる。
緑「…へっ!?///」
桃「ぇへっ//」
緑「っ ~~~ //もぉ、ほんとにさぁ//」
桃「ほらっ、帰ろっ!」
緑「はいはい…笑」
(こんな、幸せになれるなんて思ってなかったなぁ…)
(らんらんのこと、好きになって良かったかも、これからもずっと一緒に居ようね)
.୨୧____________୨୧.
終わりー!!!
無事、結ばれました☆
片思いってさ、すちらん合うくない??いいよねぇ…まじで、
でも、ノベルネタ考えるのちょいむず…笑
がんばりますっ!
てか、今みたららんらん下3連続なの草
どんだけ好きやねん((
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コメント
11件
いやてぇてぇよぉぉぉ😭😭😭 正直言って続きが見たい( ᐛ )((
あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!! 尊いしてぇてぇ!♡ この後どうなるんだろう...♡
この後の妄想が止まらん…