テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
少し経ってミンジェのクラスは授業が終わったところだったミンジェは体を伸ばしてメールを見る
ミンジェ「んあーっ…」
ミンジェ「ん…?」
すると授業中に1件来ていた
開くと
グィナムからのメッセージだった
ミンジェ「…繋いだの忘れてた」
うっかりしていた自分を戒め、
メッセージを見る
『さっきは突然声掛けてすまん。怖がらせたと思う
さっき渡した名札は別に返さなくていい
ところで今週の日曜日俺と2人でどっか行こう。』
ミンジェ「な、なにこれ…」
ミンジェは丁寧なメッセージにとても驚いた
ミンジェ「これがユン先輩…?」
ミンジェ「てか遊び誘われてるし…既読無視できない…。返信するか…」
少し面倒くさそうにメッセージを打ち始める
『先程のユン先輩の突然の告白は驚きました。
少し驚いた程度ですので、怖くはありませんでした。
わかりました、ユン先輩の名札は僕の方で保管しておきます。今週の日曜日ですが、部活が休みなので大丈夫です。』
まだ疑っているグィナムに気付けば全肯定をしていて
勘違いをさせる文を完成させ、送ってしまっていた
ミンジェ「あっ、やばい…」
そう焦って消そうとしてるうちに
ポコンと既読がついてしまった
ミンジェ「既読も早い…」
グィナム「……!!」
グィナムはミンジェからメッセージが帰ってきたことに
驚きを隠せず少しニヤつきながらメッセージを開く
グィナム「……」
そう、ニヤニヤしているようで真剣な顔をしてメッセージを読み上げる
『先程のユン先輩の突然の告白は驚きました。
少し驚いた程度ですので、怖くはありませんでした。
わかりました、ユン先輩の名札は僕の方で保管しておきます。今週の日曜日ですが、部活が休みなので大丈夫です。』
グィナム「あ、あれ。」
グィナムはどうせ信じられていないとミンジェを想い熱くなる心の奥底で思っていた。だが、メッセージを見る限りミンジェは本当グィナムと遊びに行く気であった。
グィナムは心臓が鳴り止まなかった
どうしたらいいのかも、考えも止まらなかった
グィナム「……」
グィナムは文章を打つのが苦手だ
丁寧な言葉遣いがまず苦手だから
そう考えるとグィナムは気付けば指より足を動かしていた
グィナム「(クラスに行けばわかる…。)」
今グィナムの顔はいつもよりも怖くなっている
その理由はミンジェを思い出す度に口角が自然と上がってしまうからだ。休み時間にただ廊下を歩くだけで避けられるのに怖い顔をしているから更に人に避けられる、
だからグィナムは心做しか今日は廊下に人が少ないと感じた
グィナム「チョンのクラスってどこだ…?」
1年生の教室を端から端まで見ようとするが、騒ぎになりそうなので、女子生徒に聞こうとする
グィナム「おい、そこの女」
女子生徒「………」
女子生徒はグィナムが怖くて唇が動かない
グィナム「チョン・ミンジェのクラスってどこ。」
グィナムはポケットに手を突っ込み威圧的に聞く
女子生徒「えっ…、?」
グィナム「チョン・ミンジェ!!」
モタモタする女子生徒に痺れを切らし
叫んでしまうグィナム
女子生徒「ああ、ああ、2組っ…」
グィナム「あっそ。」
そう言いグィナムは1-2へと早歩きし出す
生徒「チョン・ミンジェってアーチェリー部の身長高い奴だよな?」
生徒「そうそう、優等生で他の男子とは違うような子だよね」
生徒「もしかして、ボコボコにされちゃうんじゃ…」
そう思った生徒達はグィナムを映すようにスマホで撮影し出す
グィナム「おい。チョン・ミンジェっているか。」
先生に呼ばれたと勘違いしミンジェは声がする方に体を向ける
ミンジェ「ん?」
ミンジェ「あっ、ユン先輩」
グィナム「グィナムでいいって言っただろ…。」
そう言いながらグィナムはズカズカとクラスに入り
椅子に座っているミンジェの前に立った
生徒「ひっ…」
ミンジェ「どうかしましたか?」
そう言グィナムを見上げる
ミンジェ「(メッセージの内容が気に食わなかったのか、?)」
グィナム「…俺メッセージとか苦手だから直接伝えに来た。」
ミンジェ「え…?」
予想外の理由でミンジェはぽかんとする
ミンジェ「な、なら電話とかでも……」
少し苦笑いしながらグィナムの目を見つめる
グィナム「電話しても出てくれんのかよ…。」
細い目元に少し胸を熱くさせ
口をキュッと結んでから照れたようにそう言う
ミンジェ「はい、出ないことはないですよ…。」
グィナム「あ、ああ…そうか」
ミンジェのはっきりとした答えと必然的に上目遣いになる構図でグィナムは
心臓をバクバク鳴らし、一瞬目を逸らした
グィナム「それで…遊びの件だよ。」
周りの生徒が距離を取りスマホを向けて
ざわざわしている中グィナムは切り込む
グィナム「どこ行く…。」
ミンジェ「え、えぇっと…」
少し目を逸らし考えているミンジェの顔を
優しい目をして見つめる
ミンジェ「近くのカフェとか…?」
グィナム「いいな、それ。」
一瞬目を合わせ優しく微笑む
グィナム「俺がいいカフェ見つけておくから、待ってろ。」
そう言いスっと真顔に戻る
ミンジェ「分かりました」
ミンジェは動揺を表に出さず、上目遣いの真顔で淡々に答える
グィナム「じゃあな。」
そう言ってグィナムはクラスから出ていった
生徒は最後までグィナムにカメラを向けた
そして生徒全員がミンジェを囲む
生徒「グィナムとはどういう関係なんだよ!!」
生徒「喧嘩とかしたのか!?」
生徒「カフェでお茶でもするのかよ!?」
ミンジェ「えっと…いや、そんな関係じゃなくて…近所のお兄さんで…」
ミンジェは適当な嘘をつく
生徒「えぇ!!」
ミンジェ「小さい頃から遊んでもらってて…この高校に入ってから良くしてもらってるんだ」
生徒「ってことはミンジェもやばい人…?」
友達「いや、それはないだろやばい人なんかじゃない…
関わる人は大事だけどミンジェが好んで関わってるんだし
グィナムがやばいからってミンジェと同じにするなよ」
ミンジェ「お前………」
友達「…俺は信じてる」
ミンジェ「……ありがとう……。」
ミンジェは友達に向けて口を横に広げて目を細くする
2人は見合わせて笑顔になった