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首都から離れた小さな州にある科学館で行方不明事件が多発した。科学館には、初の自我を持ったロボットが導入されていた。なので、殺人ロボットが人々を殺害したという都市伝説が広まっている。噂が原因でロボットは廃止されたが、科学館は営業している。
首都からその小さな州へ家族と引っ越してきた小学生Emmaはある日、その科学館に行くことになった。
母「もうすぐ着くわよ〜降りる準備をしましょう」
母はこの州で1番大きな病院の看護師をしている。
引っ越してきたのも母が首都の病院から転勤になったからだ。
母はアンティークが好きで、穏やかな性格だ。
父「ここには人喰いお化けがでるという噂があるんだ〜くれぐれも食べられないように〜」父が怖がらせるような口調で話す。
エマ(きっと兄さんとエマを怖がらせようとしてるね…?)
この時はそう思っていた。
父は小説家で、想像力豊かだが、怖い話が大好きでいつもエマ達に怖い話をして盛り上げている。それ以外にも古いお城に巡ったりすることも好きなので母と気が合ったのだろう。
2人ともめったに怒らないし、とても雰囲気の良い明るい家族だ。
車が止まった。
父が働くことになり、そのついでに毎回室内遊園地に寄るようになった。