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第一章 対物性愛
私は人形が好き、愛しいるの。性的興奮だってするわ。毎日一緒に寝て、起きたらキスをするのよ。素敵でしょう?
「勘違いだ」「それは依存だ恋じゃない」「だから何」「病気だよ」「精神科の先生に話すといいよ?」「人は子孫繁栄のために恋をするんだぞ?」「子孫繁栄が出来ないじゃないか」「生き物じゃないのに」「そんなの恋じゃないだろ!」「好きになる理由がない」色々言われたわ。
だから何なのかしら?勘違い…それはあなたが決める事?私の何を知って勘違いと言うの?
依存?恋の形は人それぞれでしょう?依存を恋と言う人も居る。これが依存だとして私はそれを恋と思ったの、それでいいじゃない
だから何…みんなが恋バナをするように私も恋バナをしちゃダメかしら?だから何って私は人形が好きだ、ただそれだけよ?全ての言葉に結末と理由が必要かしら?
病気ねぇ、恋は病とゆうけれどあなたが言う病気は違うのかしら。人間以外を好きなのが病気ならそれでいいわ。治したい人はそれを病気と捉えればいい。治さなくていい人は個性と捉えればいい他人が病気だと言うのは良くないわ、
精神科の先生に話すといい、意見をくださってありがとう。お節介ね。私は共感してくださる方と恋バナをしたかったのに精神科の先生が共感してくださるかしら?病気を相談するとこに恋バナをしに行くの?先生に迷惑じゃないかしら?
子孫繁栄…確かに大切だわ、でもそれだけのためかしら子孫繁栄するため、より素敵な方と行為をする、それは本能よ。人間は本能だけで生きたら死ぬわ。心が死んでしまう。
生き物じゃなくたっていいじゃないの私は幸せだもの。
これは恋よあなたが決めることじゃない恋なのよ。だってこんなにも幸せで満たされているんだもの……
恋に理由が必要かしら?理由がいると言うならば
幸せだから
それ以外に理由なんてないわ