第二章 ズーフィリア(動物性愛)
私は近所によくいる猫ちゃんが好き、愛している。名前はつけていないの、だって外にいるけど飼い猫だったらきっとほかの名前があるはずだから。
私のように動物を愛しているとゆうのは珍しく偏見の目で見られることがあるのは知っていたけれど、友達と恋バナがしたくて勇気を出して話しかけてみたの
「あのね、私近所によくいるあの猫が好きでね、」
「あ〜あの子!可愛いよねぇ!私も猫好きなんだ!」
私はびっくりしながら
「そうなの?!」と聞き返した。
私の迫力に気押されたように
「う、うん」と友達が言った。そのまま少し友達と話してわかった、友達の言う好きは私の好きと違った……
愛していると言うべきだったか…いや、きっと愛していると言っても友達は恋愛感情だなんて一ミリも思わないだろう。
それに気づいて私は楽しそうに話す友達の顔が歪んで見れなくなってしまって、逃げ出すようにまた明日と言い走って帰ってしまった。友達が何を話していたかもどんな顔をしていたかも途中から分からなくなっていた、なんで涙が出てきたのかも分からない…
私はなんで逃げてしまったの?恋だと言えばよかったのに…それで嫌悪されるのが嫌だったのかな、答えの出ない問と後悔で破裂しそうな心を抱えベッドに横になった…
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