⚔「なっ!やめてください!!!!」
そういってこの男は私の銃を奪い取ろうとする。
『なんで止めるんですか…??』
『私はあなたのことを殺そうとしているのに、』
⚔「殺す殺さないの問題じゃなくて…」
『なくて…?』
「僕は…僕はーーさんを愛らしい、愛しています。」
…?!
私の本当の名前を言ってきた、
暗殺者からすると大変なことだ。
翡翠色芯のある瞳がこっちを見てくる。
『…、そうですか、』
心が動いたそう感じた。
やっぱり、暗殺者失格なんだよなぁ…
私は…
バンっと銃声が鳴り響いた。
『ぐ…っ』
体がばたりと倒れた。
自分の体から血が流れる感覚がする。
体温が急に上がって少しずつ冷えていっている。
⚔「なにして?!!?」
⚔「やめてください…!!」
⚔「僕が…初めて見つけた大切な人、なのに、、、」
剣持刀也は私のもとへ近づき座り込んだ。
ここで死ぬというのならば、…
最後に一つ言っても許されるだろうか、
『…剣持くん、』
⚔「…はい、」
『私もあなたのことが好きです。』
命が切れる感覚がわかった。以外に痛くないなぁ。
私はそっと目を閉じた。
⚔「っ…、」
⚔「…あなたのことを、これからも…」
僕は彼女のおでこにキスをした。
__少しいびつな複雑な恋
コメント
4件
最高過ぎました‥‥🫶
最高でした…….😭😇😌👍💕