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「若井っ、きたよ」


「いらっしゃい」


正午、元貴は可愛らしくおめかしをしてうちにやってきた。

玄関からリビングに行く為廊下を歩いてゆく。そんな元貴の 髪から香る匂いはお花のような、美しく清らかに思えた。
















「若井、暇だね」


しばらくソファに座り、スマホをいじっていた時ふと元貴がそんなことを言い出す。

言い方や、タイミングも相まってつい吹き出してしまう。


「なにする?」


まだ残る笑いを抑えて問いかけると「じゃあ、」なんて喋り出しで仕事の話をするから

「ここでも仕事かよ!!笑」とツッコミをいれたちまちに笑いが溢れる。


( , 幸せだなぁ、…)


きっと、こういうのが”幸せ”なんだろう。

友達という遠くも近くもある丁度いい関係性でたわいもないことで笑いあう。

これでいい、


そんな若井の想いはぽっと浮かび、心の中に浮遊している。

さっきまでのようにうまく笑えず、心ここに在らずのような雰囲気へと落ちていった。


そんな若井に気づいたのか、はたまた偶然か元貴は突然ハグをする。



「ぁえっ、?!….」



若井の驚きに気にも止めず、ただ抱きしめる力が互いに強くなってゆく。この一瞬一瞬が二人の心の距離を縮める。



「こういうこと、最近してなかったなって思って。」


耳元で少しエッジの聞いた声が広がる。

若井の好きな声だ。



「ぅん、たしかに、…」



この状況を恥ずかしくも大切で、すぐに消えてしまいそうだからと若井は元貴の胸に顔を埋めた。

これはいまハグをしている若井と元貴だけの特権だ。


目尻が赤くなったのは、元貴暖かさ。それだけではないだろう。

どこからともなく悲しみというのはやってくる。これがなんの涙かは若井にもわからないようだった。

この状況がずっと続かないこと?それとも…..

なんてどうでもいいのだ。この瞬間を抱きしめよう。






「ははっ、若井あったけぇー子供体温じゃん」


元貴との触れ合いが終わってしまったことに残念な気持ちを覚えるが


「うるせぇーよ笑笑」


と元貴に返す。

確かに残念ではあったがあのままもう少し続いていたら俺は後戻りできなくなっていただろうと自分で感じた。だからよかったんだこれで。



「今日俺泊まろうかな」


「え、?!….」



急に泊まるなんて言い出して、こいつはほんとに俺を驚かせる。

でもそれでも元貴とまだいれることが嬉しくてたまらないくてそんな自分に嫌気がさす。


けど元貴はいつも俺を笑顔にして救ってくれる。ほんとにダメなやつに引っかかってしまったと自分に向けた皮肉を心の中でつぶやく。

逃げられない。離れられない。

なんて考え込んでいると元貴から声がかかる。



「だめだった?」


「いや、!いいよ全然 , ….」



元貴を置いてけぼりにしてしまった。

自分の行動に後悔をして、考えるのは後にしようと決めた。






「たのしみだね!お泊まり!」




そんな元貴の笑顔は瞼の裏まで鮮明に刻みこまれた。




















おおなんか変かも

次で進ませます。後もう少しで終わるような気がしなくもない、、、??


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結婚指輪買っといたよ(

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