テラーノベル
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シャワーを流しっぱなしにしながら壁に手をつき空想する。
早く元貴を自分のものにしたい。
早く元貴と付き合いたい。
早く。早く。早く。
そう思うたび、俺はいつも深い思考の闇へと誘われる。
そんなこと思ったって何もならないのに。
そう。だめだ。やめよう。
こんなことを何回も繰り返したが、辞めるなんてものはできなかった。
モヤモヤする気持ちを洗い流すように、思い切り水をかけてお風呂を上がった。
「あ、若井上がった?」
すこし元貴には大きい俺の服を纏いながら、そう言う元貴の手にはスマホが。
「仕事?」
そんなこと聞いても何にもならないのに。
ただ、こんな時でも仕事かよ。なんて子供じみた考えだ。
「うんーちょっとね」
元貴のそばへと座り、少し顔を覗く。
そんな俺に気づいたのか「見んな」と言わんばかりに手で顔を追いやられる。
「あー、っとさ、その今日泊まりたいって言ったのはちょっと伝えたいことがあって。」
そんな元貴の声で、俺の脳は急速に働いた。
伝えたいこと。良いことなのか悪い事なのか次に発せられる言葉に心臓がうるさくなる。
「僕、..好きな人できたんだけど、,」
少し耳が赤らめ、そう言う元貴にとてもじゃないけど驚きを隠せなかった
俺の長年の片思いはやっと幕を閉じる。そんな事実に胸が焼けるように痛むと同時に安堵を覚えた。
「そこで考えたんだよね。僕たちって、別に恋愛禁止なわけでもないよなってさ..」
「若井はメンバーに恋人ができても良いよね?」
そんなことを聞いてくる元貴に疑問を覚えた。
何故そんな疑問を投げつけるんだ。別に、個人の勝手だと思う。
「いやうん、別に良いと思うけど…」
「じゃあさ、メンバー同士は?」
「はっ、?!」
「何言ってんだよ、男だぞ」
さっきまでの自分にナイフを突き刺すような言葉を放つ。
一体こいつは何を考えてるんだ。
いや、よく考えたら冗談か、…
「んーでも、僕は若井のこと好きだけどな。
僕が若井のこと好きなのはやだ?」
とりあえず書けたところだけ出すから変なところで切ってすみません🫠
このお話なんかぐだってきたからやめるかも
ほんまに適当でいいんやったら書かせていただきますすすす
コメント
2件
すごい好き愛してる