私の名前はオル・スノードロップ。
演出家です。
髪が長いせいか私が弱いせいか女性だと間違われますが、
一応生物学的には男性です。
私は様々な劇の脚本や指導を行ってきましたが
最後の舞台も終え、やりたいと思えることもなくなってきてしまいました。
そんなときです、私の家の郵便受けに手紙が入っているではありませんか!
私の友は薄情者ばかりで手紙なんかよこしません。
だからこそ珍しく届いたこの手紙に期待を寄せたのです。
その手紙にはこう書かれていました。
オル・スノードロップ様へ
偉大なる演出家様を荘園でのゲームに招待します。ゲームに勝利すれば貴方の願いを叶えて差し上げましょう。
そう私の願いを叶えてくれるそうなのです。
私の願い私の願いは、なんだろうか
私にはこれといった願いは無かった。
だがやることがないがために
この何も無いつまらない時間から抜け出すために
私はゲームへの参加を決意した。
招待状に付いていた地図によるとここらへんのはず、
なのだが、
【どういうことだろう?建物、いや人工物すら見当たらない】
私の目の前にあるのは、そう!
森!森!森ばかりである!
まさか冷やかしだったのだろうか、?
などと考えていると奥の茂みから声がした。
「お待ちしておりました。演出家様。こちらへどうぞ」
【ええと、聞きたいことが色々あるのだけど、】
「…向かいながらお答えします。」
そう答えると彼女は森の奥へ向かった。
私も彼女の後を追うように森の奥へと入っていった。
しばらく歩いていると大きな建物が見えてきた。
【もしかしてこれがあの荘園、?】
「はい。こちら側からお入りください」
そう言って私を扉の前まで誘導してくれた。
そういえば彼女に名前を聞いていなかったかな。
【出来ればでいいんだが、君の名前は、?】
顎に手を当て少しの沈黙が流れた。
これ聞いちゃいけない奴だったりするかもしれない。
名前を言われた瞬間に首が跳ねるかも、
なんて考えていた。
だが彼女は答えてくれた
「ナイチンゲールと。お呼びください。」
「困った事や必要なものがあるときは文通でお伝え下さい」
あまりにもさらっと答えるものだから私は驚いてしまった、
【え、と、ありがとう、?】
「いえ、これが私の務めなので。」
では。と彼女は立ち去ろうとしていた。
【…森の道を女性一人で大丈夫だろうか、?】
女性が森で一人、
これはかなり危険な状況なのではないか、?
と思い不安そうに彼女を見つめ続けてしまっていた。
「…貴方が案内されて来た方ですよ。」
…心を読まれていたように答えられた。
そんなに顔に出ていたのだろうか、?
私がずっと扉の前にいるものだから彼女は少し心配そうにしていた
心配をかけてはいけないと感じ彼女に笑顔で手を振り
そしてドアを開けた。
以下余談
テラーくんさぁ、アンドルーの小説を書いているのが私だけってどういうことなんでしょうね。なんでだろう。イライとかノートンとか引くほど湧いてるのにね。pixivなんかにはねそりゃあありますよ沢山それを漁りまくってこちらに来たらなんと一作もないとは、テラーにはアンドルーを愛してるものが少なさすぎると思うんです。なのでアンドルーのいいところを今から上げて行きます。そもそもこの小説見ようとしてないと思いますけどねははははははは。‥まぁ冗談はさておき、実際アンドルーの小説が少ないのは事実なんですよね実のところ。何かとペアになるとそら増えるんですけどそれでも少ないんです。とくに夢。夢見ろアンドルーヲタク。話を戻しましてアンドルーのいいところについて語ろうと思います。アンドルーは可哀想じゃないですか。墓荒らしてるじゃないですか。見た目が不気味じゃないですか。かわいいですよね。…私の癖には刺さるんですよこれが。オドオドしてる感じっていうかね。かわいいですよね。語彙力が足りなくて布教できませんけど。かわいいですよ。
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