お待たせしました。
遂に毒素要素書けるぞ、やったz(((殴
ちゃんとgrメインで作った筈なんだけども……色々路線変更してしまった…(゜∀。)
申し訳ないです()
まだ他の方々メインみたいな場面ありますが基本grメインです。これだけ言いたかった(必死)
…とりま本編どぞ
─追記─
タイトルの部分ミスってました。訂正して再投稿済み
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(四/流のあれから数日後辺りです。)
gr side
カキカキ……
書類の上でペンを踊らせる音が部屋中に響き渡る
前に彼奴から誕生日プレゼントとして貰った万年筆───それはずっと使っているせいかボロボロになっていきている
キィー…
耳障りの音がペンから鳴ってしまい、仕事を進めようとする手が止まってしまった。
気がつけばペンのインクは切れており、何故か机に絵…と言うべきだろうか、それを書いてしまっていた
gr「 …インク切れてしまったな 」
こういう時、よく隣に居る彼が俺の気付かない間にインクを変えてくれている
そんな日常だった思い出が脳裏に蘇ってきて、視界が歪む
頬に何かが伝っていき、鼻がツンと刺さったように痛い
頬に手をあてると、少し濡れていた。あぁ、何故自分は泣いているのだろうか
よく分からない
ゴシゴシと目を擦って涙を流した事実を必死に消す
消して消して消しまくって、でもその事実は残り続けてしまう
ペンを片手に、書き進めていた書類に目を向けると、涙を流した跡が出来ていた
何故かは分からないが、とりあえず近くにある鏡に視線を向けてみる
そこに、鏡に映っているのはいつもの姿であるのに目と鼻は薄っすら赤くなっていた俺がいた
泣くことは殆どない自分の泣いた後の姿を見ると、何故か笑いが込み上げてくる
gr「 …ははッ笑、変な顔だな 」
本当にそうだった。
鏡に映る自分は眉をしかめ、悲しそうな表情を浮かべながら笑っていた
無理に笑うように、総統という責任を抱えているから
gr「 はぁ、…書類進めないと怒られてしまう 」
そう呟きながらインクを補充する
……毎度思うんだがどうやって俺が気付かない間インクを替えていたんだ彼奴は…
インクを補充し終わり、机に浮かぶ万年筆で彫った豚の絵
それは可愛らしく、思わずその豚が彫られている場所を撫でてしまう
…でも、こんな豚だけでポッカリ空いたこの心の空白は埋まらない
会いたい
彼奴に、
そして、謝りたい
今まで気付かなくてすまなかった、と
……そんな日をずっと待ち続けている
彼奴が去ったあの日からどれぐらい経ったのか数えてすらいない
本当に、謝ることが出来るのだろうか
そんな不安に襲われながらも仕事を進める事を再開する
今は、仕事のことだけを考えて……彼奴には申し訳ないが、こんな悪夢みたいなことを考えたくなかった。
そんな時、
psn『 全幹部へ告ぐ!至急医務室へ集まって欲しい!!! 』
インカムからpsnの声がした
インカム越しから聞こえるこの焦り具合、何かあったのだろう
…もしかして観光客で誰か負傷したのか、?
何故か手の震えが止まらなかった
zm『 ど、どしたんpsn…? 』
shp『 …もしかして緊急事態ですか? 』
ut『 んー…観光客とか見んかったけどな… 』
ci『 d先生のはガバがある時ありますからね 』
ut『 お?ciやっか??? 』
rbr『 そこ!隣同士に居るっていうのにインカム越しで喧嘩すんな!!! 』
いやインカムで何してんねん詐欺師共……
rbr『 はぁ…俺も監視カメラとか見とったけど怪しい奴とか見覚えのない奴は居らんかったで 』
shp『 …?じゃあなんですか? 』
psn『 あーもう良いからさっさと来いや!!!来なかったら掘るからね??? 』
全員(-psn) 『 今すぐ行きます 』
急いで来なかったら掘るってなんだよ…と思ったことは心の中に仕舞っておいて…
とりあえず急いで医務室へ向かわなければ。
万年筆をスタンドの方へ立てて、机の上に置いてある書類を少し整理してから総統室から出る。
ut「 あ、grちゃん!!!ケツ掘られるん嫌やしはよ行くで!! 」
gr「 あ、あぁ… 」
いやお前情報管理室に居ったんちゃうんかよ……
とちょっとしたツッコミを自分の脳内でしながらも医務室へ向かう
いつもより早く走る、ケツが掘られるのが嫌だから…というわけでもない
懐かしい誰かが、医務室にいる気がして。
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ut「 はぁ、はぁ…ッ 」
gr「 す、すまんッ……遅れてしまったッ… 」
ht「 あ、二人とも… 」
psn「 ……全員集まった……よね、? 」
os「 …うん、集まっとるわ 」
psn「 …じゃ、ちょっと待っててもらって良い…? 」
そう我々に向かって言い放ち、彼は────psnは奥にある薄暗い部屋へ入っていった。
何があったのか分からない、先程から不安に押し潰されそうで何故か怖かった
…総統だから、しっかりしなければ……ッ、
と思っていると、psnと誰かが戻って……き…て……ッ
ut「 ッ…?!な、なんで…? 」
ni「 …ははッ、お前ら揃ってアホ面かましてんじゃねーよ…笑 」
sha「 な…んでッ……? 」
ni「 …ただいま 」
niさんが、いた。
夢、か?分からない…なんでお前が居る…?
だって、手紙を残してお前は此処から旅立っていって…
psn「 …とりあえず、niさんは此処に座って 」
ni「 いや、ちゃんと立てるんだが… 」
psn「 座って。 」
ni「 …へーい 」
俺等が困惑している中、彼奴等はコントのようなことをしながらpsnはniさんを椅子へと座らせる
意味が、分からない
どういうこと…だ、?
psn「 …実は、今まで連絡だけは取ってたんだよね。ごめん黙って 」
ni「 元はというと俺がお前らの現状とか知りたいが為にpsnに話とか聞いてたっつーことや 」
em「 …な、成程…?では何故… 」
目の前で椅子に座りながら喋るniさんは、傷だらけで俺等の前へと現れた
何があったのか、さっぱり分からないがemは理解したようで周りの奴らもどういうことか理解し始めている
…俺はまだ頭が真っ白でちょっと理解し難いがな…笑
ni「 ……しゃーない、話すか 」
psn「 良いの、? 」
ni「 おん、……お前らも気になると思うしな 」
そして、彼は今までの経緯を話すよう口を開く
ni「 俺は……いや、”俺等”は滅んだ筈の国の残党共に奇襲を仕掛けられた。 」
ci「 俺等…? 」
ni「 あぁ、 」
ni「 俺と、お前らが多分気にしてるであろうtnや 」
コメント
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あ゙ぁ~ ……うん、 好きです ノ( °̥̥̥̥̥̥̥̥ω °̥̥̥̥̥̥̥̥`)
/ _ やっぱ文才ありますね 流石っす お手本にします…