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影の救護部隊

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第23話 囚人脱獄

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2023年04月19日

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「なあ、今どこに向かってるんだ」「最近国会の近くに怪しげなホテルみたいなのができたじゃないですか。うわさによりますと、宿泊は値段が張るのだが、レストランとしてはものすごく懐に優しいらしいんですよ。」「そうなのか、初めて知ったわ。そういえば金はどうするつもりなの」「え、財布を持ってないんですか」「まあ、カードはあるから気にするな」同時刻、病院「九尾、調子はどう…。あいつ。もしもし、囚人967番が脱走しました」「なんだと、とりあえず、いったん、会議室に集合だ」「分かりました」目白警部からの電話が途切れると、警察署内に館内放送が鳴り響く「全職員に次ぐ、5分後緊急会議を行う。各班長は会議室に集合し、ほかの者は出動準備を行え」この放送を聞いた全職員の顔から笑顔が消え、全職員が走り出した。五分後。「先ほど、九尾が病院を脱獄したと連絡があった。タイムリミットは、三時間だ。もし、三時間以内に発見できなかったら、少なくとも、千人以上の負傷者が出る。それに、馬入家からの信用も失うことになる。いいか、何としても警察の維持と誇りをかけて発見し捕まえるんだ。」「はい」力強い返事をすると、全職員が走り出し、サイレンで朝の訪れを伝えるかのような勢いで、多くの警察車両が走り出した。「ん、うるさいな。まだ7時じゃないか。多分、あいつ目が覚めて、腹が減ったからって病院を無許可で抜け出したな。頼む、ワクチンの効果が切れる前に捕まってくれ」「比叡、起きてる。」「ああ、起きてる。」「朝ごはん、パンケーキか、焼きそば。どっちがいい」「屋台ので食べたような味の焼きそばでよろしく」「分かった。出来たら呼ぶから、待ってて」「はーい」すると突然、比叡のスマホが鳴った。「ん、誰だ。はい、もしもし。」「あ、もしもし。私、ホワイトハッカー集団のWと申します。」「また、あなたですか。前も言ったはずです。」「はい、その件でお電話をさせていただきました。」「そうでしたか。ならば、手短にお願いします。」「はい、上の結論としましては、1依頼、頭金として3000は出すそうです。そして、必要な道具はこちらですべて準備します。」「3000か、計算して、40ちょいぐらいか。悪くないな、一回だけ受ける。」「ありがとうございます。それでは、三日以内に最新の道具を送らせていただきます。」「初回の報酬などを吟味したのち、契約するかは決めさせていただく。」「承知いたしました。上にもそう伝えおきます。失礼します。」

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