テラーノベル
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さてと、大方の準備は整った。
「なあ、エンビィ。」
「なに?」
「能力って色々あるじゃん。
戦闘に長けたもの、ものづくりに長けたもの。」
「ええ。」
「それでね、俺、考えたんだよ。自分は一体何が得意なのか。
そこで結論に至った。俺に得意不得意は無いんだよ。
自分の思うように、自分の好きなようにできる。」
「なにがいいたいの?」
「だからこんな事もできる。
『影城門 束縛』。」
「どうやったの?えいしょうもなしに
こんなにきょうりょくなちからをつかうなんて。」
「それは自分で考えてくれ。」
これでこいつはここから動けない。
「さて、一つだけ質問に答えてやる。
なぜ、俺がずっと何かをまいていたかだ。
あれは俺の能力で出した闇を液化させたものなんだが。
戦闘中、俺は巨大な陣を作っていた。
お前をここに封印するために。
それが答えだ。」
「そう、ありがとう。でもそれはしっぱいにおわるわ。」
バリンッ
「だって、そくばくはもうとけたもの。」
「そうか、でもこっちの勝ちだエンビィ。
えいやはくちゅむ
『永夜白昼夢』。」
〜つづく〜
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