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詠唱、それは能力の効力を高めるために用いるもの。
文言は決められたものもあるが自由度は高い。
大半のものは詩のようなものだ。
しかし、言葉に意味は必要ではない。
極論「あ」と言えばそれで良い。
そのことに気づくものは少ない。
思考が柔軟でなければ思いつくこともない。
そもそも思いついても実行しようとしない。
しかし、明希は違った。
彼は思いつき、実行に移した。
それがエンビィとの会話での長口上。
あれを詠唱と見立て、大魔法を行使したのだ。
最もこれは、今の時代での話。
これから先ジョブというものが普及してからは詠唱はされない。
しかし、一人、いや一匹は違う。
彼は己の想像力で魔法を行使する。
だが、これは別の物語。
話を戻そう。
そんな大魔法を受けたエンビィは封印され、
異空間へと送られた。
♢闇あこ♢
「ふー、成功してよかったよ。」
実は成功するかはかけだったんだよね。
「何はともあれ、これで事件解決だな。」
ダルメを迎えにいかなきゃ。
〜つづく〜