テラーノベル
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少し私らしくない?といいますか…
自分が体験したことを、お話に書いてみようかなって。
少し重いというか…実際に体験したことなので、自分の心情がばりばりにはいってます笑
最終的にはハッピーエンドなのでご安心を!笑
自分語り的なお話が苦手な人がいたら、すいません…
BUDDiiS,🍅×😋
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よくみんなが言っている。
“今の時代、多様性だよね”って。
同性同士の付き合い、性別に関係なく好きな服を着れる、好きなことを楽しめる…そんなことばかりの時代。
でも、みんながみんな、それを認めているわけではない。
肯定してくれたり共感してくれる人もいれば、馬鹿にして、否定してくる人もいる。
だから、自分の好きなように生きるのはすごく難しくて、苦しいことばかりだ。
同じような考え方で生きている人たちの中で、いつの間にかできてしまった、あるはずのない”当たり前”。
その”当たり前”に、俺も、俺と同じような考えを持つ人たちも苦しんでいる。
この世の中、そう簡単なことばかりではない。
俺の好きなものが、周りの人たちからどういう目で見られ、どう思われるのか。
そんな辛い現実を突きつけられたのは、俺が中学生の時だった。
(ぁ…この映画面白そう、)
(でも、ここの県の映画館だったらどこにも上映されてないなぁ…)
(いちばん近いのは大阪かな…?)
(どうしよう…)
(でも、このドラマ好きだからなぁ..)
(映画版も見てみたい、)
(お父さんに…聞いてみようかな、?)
(連れて行ってくれるよね、!)
この時の俺は、誰もが自分の好きを認めてくれると思っていた。
…でも、本当の現実はそう簡単ではなかった。
『お父さん!』
「なに?」
『その、見たい映画があって…大阪に行かないとなんだけど、』
『連れて行ってくれない、?』
「ん〜…なんていう映画?」
『えッ、と…これ、なんだけど…(見』
「…!」
「これって…男同士?」
『ぇッ、あ…うん、』
『いい…?』
「…だめ。」
「なんでこんなもん好きになった?」
『ッへ…?』
「こんなものじゃなくて、もっと普通のものを好きになりなさい」
「男同士なんて…気持ち悪いッ、」
『ッそ、んな…ことッ、』
「もういい、あっち行っとけ。」
『ぇッ…?ゃッ、』
「はやく行けって言ってんだよッ!」
『ッ…!』
『ぅ゛ッ…ッ、”(泣』
“普通のものを好きになりなさい”
そう言われた瞬間、自分の全てを否定されて踏みにじられたような気がし、深い絶望と悲しみが込み上げてきた。
みんなが思う “普通”や”当たり前”とは何なのか。
なぜ、人の考えや好きなものを尊重することができないのか。
自分の普通を他の人に押し付ける理由は何なのか。
考えれば考えるほど答えは分からなくなり、暗い方向へと思考が進んでしまう。
初めてだった、こんなにも”普通”や”当たり前”を嫌いだと思ったのは。
この日から俺は、自分の好きをあまり人に言わなくなった。
漫画を読む時はなるべくスマホを使うようにして、どうしても本でほしい場合は自分のお金でバレないように買って隠す。
友達にそういう話題を振られたら、知らないふりをして別の話題を持ちかける。
そうやって、みんなに隠すようになった。
またあの時みたいに否定的な言葉を言われ、”普通”を押し付けられないように。
冷ややかな視線を向けられて、自分が傷ついてしまわないように。
そうやって、自分を守っている。
…なんだけど、
あの人に言われた言葉が、今でもふいに思い出してしまうほど心にこびりついている。
どれだけの日を過ごそうと、忘れることはない。
無くなってはくれない。
その現実が、いつまでも俺を縛りつけて苦しめる。
“俺はずっとこのままなのかな”と。
(誰にも言えないよなぁ…こんなこと、)
校内に鳴り響くチャイムの音と、雑談をしながら廊下を歩いていく生徒の声。
長い1週間が終わり、次の日は休みだから何をしようかとはしゃいでいる生徒たちで教室は騒ついていた。
(はやく帰ってドラマ見ようかな〜…)
そんなことを呑気に考えながら荷物をまとめ、早足に教室をでていく。
廊下を少し歩いて階段を降りようとした瞬間、誰かのすすり泣くような声が聞こえた気がして後ろを振り向いた。
すると、そこにはいつもクラスの中心でみんなに囲まれている愁斗くんがいて、手で顔を覆いながら小さく肩を震わしていた。
(泣いて…る、?)
『愁斗くん…?』
「ッ゛、ぁ…ふみ、や..(グスッ、泣」
『ど、どうしたのッ?』
「ぃ゛、やッべつに…なにも、ッ(グスッ」
『何もないは嘘じゃんッ…』
『大丈夫、?』
「ッ…だい、じょうぶ、笑」
『ッ…!』
「ごめん、ありがt…ッ(」
『愁斗くんッ!』
「ッ”ぇ…なにッ、?」
『今日ッ、一緒に帰ろ!』
「ッ、ぇ…?」
(どうしよう…誘ったはいいけど、)
(なに話せばいいんッ…!?)
『しゅ、ッ愁斗くn…ッ(』
「俺さ、」
『ぇッ、!?ぁッ…なに、?』
「…こんなこと言ったら引かれるかもしれないけど、」
「実は…男の人が、好きなんだよね…ッ」
『ッへ…?』
「ッ、ごめん…やっぱり今の忘れてッ、」
「…変だよね、男が好きって..ッ」
『ッ…!』
『へん、なんかじゃッ…(ボソッ、』
「ぇ?」
『ッ、変じゃないよッ!!』
「!…」
『誰を好きになろうとその人の自由だしッ…何にもおかしくないよッ、!』
『それに、ッ俺だって…』
『同性同士の恋愛見るの、ッ好きだから…ッ!』
『だからッ、愁斗くんと一緒!』
「ッ…!、楓弥…」
『俺はッ…』
『今まで、自分の好きを否定されたり普通を押し付けられるのが怖くてッ…』
『みんなに隠しながら生きてきた、』
『でも、!』
『愁斗くんが、勇気をだして俺にちゃんと伝えてくれたからッ、』
『俺もちゃんと伝えられたんだよ?』
『ありがとうッ、笑愁斗くん…ッ(グスッ、泣』
「ッふ笑、なんで楓弥が泣いてんの、?笑」
『だってぇ〜ッ…!(泣』
『なんかッ…安心して、ッ(泣』
『愁斗くんの気持ち聞けて嬉しかったし、自分のこともちゃんと言えてッ…』
「でも、もしかしたら否定されるかもって…(泣」
「…!」
「…否定するわけない、」
「人によって好きなものや考え方は違うから、普通なんてないし…」
「何を好きになろうと、その人の自由なんでしょ?」
「楓弥が言ってくれたじゃん笑」
『ッ、!ぅん…』
『そうだよねッ…(泣』
今まで悩んでいたことが、嘘かのようにどこかへ行ってしまった。
自分の言葉に、誰かの気持ちに…これだけ救われる日が来るなんて、1ミリも考えたことなかったなぁ…
“当たり前”は誰が決めたのだろうか。
“普通”は何を基準にしてつくられたのだろう。
同性同士の恋愛は普通だと言う人もいれば、普通ではないと否定する人もいる。
みんなができていることをまだできていない人に対して、できて当たり前なのにと思う人もいる。
そんな誰かの”普通”や”当たり前”に、俺は今まで縛られていた。
自分の好きを堂々と言えないこの世の中を、とても息苦しく感じている。
でも、今になると少し考えは変わったのかもしれない。
好きなものが同じで、俺の気持ちを否定せずに受け入れてくれる愁斗くんにすごく救われた。
みんながみんな違う考えを持っているからこそ、俺の好きを認めて共感してくれる人は他にもいるんだって思えた。
普通なんかないんだって気づかせてくれた愁斗くんに、自分の言葉に…
何度でも言うけど、俺は救われたんだ。
もちろん、あの人から言われた言葉やぶつけられた感情を忘れたわけではない。
あの日の悲しみが消えたわけではない。
それでも俺は、世間の思う普通や当たり前に囚われずに、自由に生きたい。
好きなものや考え方は人それぞれで、何を好きになろうとその人の自由なんだから。
これは関係ない話だけど、あの日の出来事があってから愁斗くんとはよく遊びにいくようになった。
噂によると、愁斗くんには好きな人がいるとか何とか…?
まぁ、それはまた別のお話で笑
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どうでしたでしょうか。
この作品を通して、なにか大切なことに気づいてもらえたらなという思いで、書かせていただきました笑
私はあまり、そのまま物語にできるような面白い生き方をしているわけではないので…
少しセリフやシチュエーションなど、変えたり工夫はしています!
口調やシチュエーション、おかしいところがあったらすいません…
コメントお待ちしております!笑
気が向いたらもう1話書くかも…?
コメント
8件
なんか、すごい胸がぎゅってなった🥹 普通って誰が決めたんだろうね!勇気を出して打ち明けるところ、それに影響されて打ち明けるところ感動😭 ちゃんと打ち明けれて良かったよね!
わあ…読ませていただきました😭✨ めちゃくちゃ胸にくるお話だった…!“普通”っていう見えない重さに押しつぶされそうになりながら、自分の好きを隠して生きてきた主人公の心情がひしひしと伝わってきて、何度も泣きそうになったよ… でも最後、愁斗くんが勇気を出して打ち明けてくれて、それに応えて楓弥も自分の気持ちを言葉にできたシーン、本当に尊すぎる…!!「変じゃないよ」って言えた楓弥、かっこよすぎだよ😭💕 自分も好きなものに正直に生きていいんだって思わせてくれる、すごく温かくて強いお話でした。続き、めっちゃ気になる…!ありがとうございました🌸