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コメント
2件
視覚障害者ってなんか良いよね!
人付き合い苦手な子もいいよね!!
どっちも困らせたいよね…!
やべ、性癖が…
ごろごろっ、ばさばさっ
???「すみませんっ…」
楽流霞「あ、いえ…こちらこそ…」
楽流霞「ん、?」
楽流霞「はぁ、目、目が…見えないんですか、?」
???「えぇ、まぁ…」
楽流霞「全て拾うの大変でしょう」
楽流霞「それに持つのも。」
楽流霞「私、人付き合い苦手だし役立たずですけど、」
楽流霞「拾ったり持つ事は出来ますよ…!」
???「じゃぁ、お願いします…!」
楽流霞「えぇ、ぁう…」
楽流霞「えっ、と、そ…の」
楽流霞「ななっ、なまぇっ、は、?」
???「夏油、」
夏油「です、」
楽流霞「夏油、?」
楽流霞「良いお名前ですね…!」
夏油「あ、りがとうございます…」
楽流霞「あぁぁぁ…そ…の、ごべっ、…」
楽流霞「みょ、うじですよね…!」
楽流霞「すす、っみ、ませ…」
楽流霞「苗字なの、に」
楽流霞「なな、なっまえって!」
夏油「あー…えっと、」
夏油「お名前は、?」
楽流霞「な、なっまえ、?」
楽流霞「與謝野 楽流霞でっ、す、!」
夏油「らるか?」
夏油「いい名前で…」
楽流霞「いえ、そんな…」
楽流霞「あ、りがととっ、ござっま、」
???「傑〜っ゙!!!」
夏油「あ、兄さんだ」
楽流霞「え、兄っ、さささっ、 ん????」
夏油「私には双子の兄さんがいるんだ、」
楽流霞「あ、あぅ、」
楽流霞「わた、しにはだ、れも…」
楽流霞「しょ、がいこどくで…」
楽流霞「いいで、す、ね。」
楽流霞「おおおっ兄、さ…ん。」
夏油「楽流霞さん、落ち着いて…」
夏油「兄さんもいい人だよ」
???「はぁっ、はぁっ…」
???「傑!」
夏油「ごめん兄さん」
夏油「ちょっと迷って…」
???「もー…勝手にどっか行くなよ!」
???「あはは、ごめんごめん」
???「うちの弟がお世話になりました…」
楽流霞「ぁぁぁっ、いぃえ、」
???「貴方、お名前は?」
???「私は羂索」
楽流霞「わ、わたっ、しは、」
楽流霞「與謝野…楽流霞…」
羂索「らるか…さん?」
羂索「有難うございました」
楽流霞「い、いぇ、」
楽流霞「それでは」
夏油「あのう、」
夏油「もし良かったら電話番号…」
楽流霞「良、いいいっ、ですよ…!」
楽流霞「どどどっぞ、」
夏油「ありがとう(笑」
楽流霞「…えぇ、!」
楽流霞「それっ、では、またい、いつか予定が合う日までっ…!」
夏油「はぁい」
夏油「兄さん、」
羂索「ん?」
夏油「私、あの子に恋したかも」
羂索「へぇ。」
羂索「………ん?」
羂索「恋…」
羂索「恋ぃ゙ィ゙ィっ゙…?!?!?!」
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完
與謝野 楽流霞
人付き合いが苦手過ぎて話すこともままならない。家族は誰もいない。生涯孤独。電話番号、良いのかな、私で。
夏油 傑
視覚障害者。楽流霞に恋しちゃったよ、兄さん。良いのかなぁ、良いのかなぁ……こんな私と連絡交換して…
夏油 羂索
普通。へぇ、恋したん、恋?!弟に青春が来て大焦りな兄。お前らいつか付き合えよ!!
おハム
凄い初対面の人と余り話さない人と一緒にされた時の私みたいな喋り方してるなぁこの主人公